フェンダーが特別限定版のジョージ・ハリスン・テレキャスターを発表

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世界的に有名なFender Musical Instruments Corpooration(FMIC)が、今は亡き音楽界の伝説、ジョージ・ハリスンにインスパイアされた限定版のジョージ・ハリスン・ローズウッド・テレキャスターを発表した。世界でも1,000本しか製作されないこのギターは、全世界にいるミュージシャンの想像力を掻き立てることになる。

ジョージ・ハリスンの遺産管理団体と共同で、フェンダーは伝説的なザ・ビートルのキャリアを称え、エレガントで控えめだった彼のプレイ・スタイルとサウンドをひとつの楽器にした。ジョージ・ハリスン・ローズウッド・テレキャスターは、1968年に特別に彼のために製作したギターにインスパイアされている。フェンダーの楽器製作者ロジャー・ロスマイズルの発明であり、最終的に製品として販売される時にはフィリップ・クビキが仕上げたこの楽器は、フェンダーが初めて製作したオール・ローズウッドのギターだったのと同時に、それを世界でも最も知られているギタリストが披露したことですぐに注目を浴びた。

ジョージ・ハリスンはこのローズウッド・テレキャスターを1960年代後半に世界で最も広く知れ渡ったバンドのレコーディングに使い、またが1969年1月にロンドンで行ったあの歴史的な“ルーフトップ・コンサート”でも使用している。

最新の楽器製作技術を駆使して手作りされたこの新しいエディションは、2016年にフェンダー・カスタム・ショップがリリースしたジョージ・ハリスン・トリビュート・ローズウッド・テレキャスターよりも手頃で、今は亡きスターを偲ぶより多くのファンが手にできるチャンスだ。

「ローズウッド・テレキャスターはそのクラフトマンシップと未知の領域へ進んだことでその後のフェンダーのエレキ・ギターのプロトタイプとして大いに貢献しました」とSVP Fender Productsのジャスティン・ノーヴェルは話す。「ジョージ・ハリスンはその才能と音楽に対する情熱を持って、このギターを音楽史上最も影響のあったコンサートやアルバムで使用し、このギターの個性を披露してくれたんです。ハリスンの遺産管理団体の協力のもと作られたこのギターで、ジョージのクリエイティヴィティを象徴するギターを使いジョージのパフォーマンス・スタイルからインスピレーションを受けることで、次の世代のプレイヤーが新しい音楽を探求して欲しいと思っています」。

この新しいヴァージョンはオリジナルのローズウッド・テレキャスターよりモダンで手頃、そして軽量ではあるが、オリジナルに忠実なクラシックなルックスとオール・ローズウッドのギターにしか出せないユニークなトーンは健在だ。ボディは軽量化と響きを考慮して、チェンバー(空洞)が設けられている。その他の特徴としては、ローズウッドのネックとラミネートされた9.5インチRのローズウッドのフィンガーボード、そしてオムのシンボルが入ったカスタムのネック・プレートが施されている。

Written by Tim Peacock



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