(function(h,o,t,j,a,r){ h.hj=h.hj||function(){(h.hj.q=h.hj.q||[]).push(arguments)}; h._hjSettings={hjid:104204,hjsv:5}; a=o.getElementsByTagName('head')[0]; r=o.createElement('script');r.async=1; r.src=t+h._hjSettings.hjid+j+h._hjSettings.hjsv; a.appendChild(r); })(window,document,'//static.hotjar.com/c/hotjar-','.js?sv=');
Join us

Stories

KISS『Hotter Than Hell / 地獄のさけび』制作秘話:近年再評価されるセカンド・アルバム

Published on

1974年2月にリリースされたKISSのデビューアルバム『KISS(キッス・ファースト 地獄からの使者)』は、威勢のいいハードロックとフックのあるパワーポップを完璧に融合させたものだった。しかし、このデビュー・アルバムは全米アルバムチャートにランクインすることができず、売り上げも控えめだったため、セカンド・アルバム『Hotter Than Hell』をレコーディングする際、バンドはリスナーとロックンロール界の両方に、自分たちの存在をもっとアピールする必要があった。

<関連記事>
KISSの代表作『Destroyer/地獄の軍団』45周年盤発売
KISS『Destroyer/地獄の軍団』制作秘話
KISSのベストソング:一晩中ロックするための地獄の必聴楽曲20選

KISSはその派手さですでに有名ではあったが、『Hotter Than Hell』のレコーディングは相当気合を入れる必要があった。というのもKISS はバンドとしての地位を確立するのに苦労していただけでなく、彼らのレーベルであるカサブランカ・レコードは財政的にも苦しい状況にあったのだ。さらに、1974年の夏、KISSが新譜制作のためにニューヨークからロサンゼルスに到着したその日に、フロントマンのポール・スタンレーのギターが盗まれてしまった。

“ライヴの音を再現しようとした”

こういった予兆は決して良いものではなかった。バンドは、制作チームであるケニー・カーナーとリッチー・ワイズと共に故郷のニューヨークを離れて、フランク・シナトラ、ジョニー・キャッシュ、ボブ・ディランなどがレコーディングしたLAの有名なヴィレッジ・レコーダ・スタジオで『Hotter Than Hell』のセッションを開始したが、両者ともに、このような豪華な環境での作業には苦言と呈していた。ポール・スタンレーは後に『KISS: Behind The Mask』の中でこう語っている。

「1stアルバムの欠点を改善したかった。我々は、あのアルバムで聴かれたようなロックンロールや古き良きサウンドなんかではなかった。ライヴではもっとヘビーだったんだ。だから、“Hotter Than Hell”では、ライヴのサウンドをアルバムで再現しようとしたんだ。残念ながら、一緒に仕事をしていた人たちは、その仕事をするのに適した人たちではなかったかもしれないけどね」

当時のレビューの中には、このアルバム『Hotter Then Hell』について、好意的ではないものも多かったが、近年評価は上昇しており、2013年のRolling Stone誌はこのアルバムをKISSのアルバムトップ10に加え、クラシックなキッス作品だと評している。

名曲の数々を収録したアルバム

アルバムのトラック・リストには、タイトにアレンジされた10曲が収録されている。その中には、冗長な楽曲はなく、ラジオで流れるようなキャッチーなサビが満載の曲ばかりだ。ライヴの人気曲である「Got To Choose」を筆頭に、「All The Way」、わかりやすい「Let Me Go, Rock’n’Roll」、ジーン・シモンズの魅力的な「Goin’ Blind」、ポール・スタンレーが作曲した「All Right Now」風のタイトル曲「Hotter Than Hell」など、すべてが名曲のように仕上がっている。

Got To Choose

他にも、多才なリード・ギタリストのエース・フレリーは、まだ自分の歌唱力に自信を持てずにいたが(「Shock Me」でリード・ボーカルを録音するのは1977年になってから)、『Hotter Than Hell』ではソングライターとしての才能を発揮し始めていた。ポールとの共作である「Comin’ Home」は ラズベリーズ風のパワーポップであったが、KISSがアリーナでの演奏を念頭に置いてサウンドを強化していたことを示すのは、彼の自作曲である「Parasite」と「Strange Ways」といった後にアンスラックスとメガデスにカバーされた曲であった。

Parasite

楽曲の質の高さや、日本的な印象を与える素晴らしいジャケット写真にもかかわらず、1974年10月22日に発売された『Hotter Than Hell』は、全米アルバムチャートでは最高位100位までしか上昇しなかった。しかし、このアルバムの最高傑作である「Let Me Go, Rock’n’Roll」、「Got To Choose」、「Parasite」のダイナミックなライブ・バージョンは、後にKISSが1975年にリリースした画期的な作品「Alive!」のハイライトとして大きく取り上げられることになる。

Let Me Go, Rock 'N Roll (Live At Cobo Hall, Detroit, Michigan / 1975)

Written By Tim Peacock



KISS『Hotter Than Hell』
1974年10月22日発売
LPiTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music


発売45周年を記念 最新リマスター+未発表音源
KISS『Destroyer 45th』

2021年11月19日発売
日本国内盤2CD
5枚組スーパー・デラックス・エディション
2LP(カラー) / 2LP



Share this story
Share
日本版uDiscoverSNSをフォローして最新情報をGET!!

uDiscover store

Click to comment

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Don't Miss