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ザ・ルミニアーズが中毒者の家族を題材にした新曲「Gloria」のMVを公開

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ザ・ルミニアーズがバンドメンバーの非常にパーソナルな経験を題材した新曲「Gloria」のミュージック・ビデオを公開した。この曲は2019年9月13日にデッカ/デュアルトーンから発売予定の最新アルバム『III』のファースト・シングル。ビデオは下記よりご覧いただける。

The Lumineers – Gloria (Part 3 Of 10)

 

このニュー・アルバムでは、スパークス一家の3世代に渡る映画のようなストーリーを3つの章に分けて、それぞれひとりの主人公を中心に描き出している。各章がオーディオEPとしてリリースされ、最終的には全曲がフル・アルバムに収められる。5月17日にリリースされた第1章のオーディオEPには3曲が収録されており、一家の母であるグロリア・スパークスを中心にストーリーが展開していく。この章で明かされていくストーリーは、バンドのヴォーカルであるウェスレイ・シュルツのパーソナルな経験と密接に関わっている。

ウェスレイ・シュルツはこう語る。「グロリアはアルコール中毒なんです。彼女のキャラクターは僕の家族の一員が基になっていて、どんな愛も物も彼女を救うことができなかった。彼女はここ一年以上ホームレス生活を送っている。中毒者を愛するということは、打ち寄せる波の中に立って海の意志を乞うようなものなんです」。

The Lumineers – Life In The City (Part 2 Of 10)

 

これに続く第2章では、グロリアの孫であるジュニアが、第3章では、息子のジミー・スパークスがそれぞれ主人公となる。このアルバムに収録される全曲のミュージック・ビデオが制作され、スパークス一家の3世代のストーリーがまとめて映像化されていく予定だ。全ビデオの監督はケヴィン・フィリップス(映画『ぼくらと、ぼくらの闇』『Too Cool For School』などで知られる)が務め、ネイバーフッド・ウォッチがプロデュースを手掛ける。公開されたばかりのビデオでは、スター女優のアンナ・コーデルがグロリア役を、ジョシュア・クローズが夫のウィリアム役を演じている。

The Lumineers – Donna (Part 1 Of 10)

 

『III』は、2度のグラミー受賞歴を誇るザ・ルミニアーズのオリジナル・メンバーでソングライターのウェスレイ・シュルツとジェレミー・フレイツに加え、ヴァイオリニスト兼ヴォーカルのローレン・ジェイコブソン、ピアニストのステルス・ウルヴァン、ベースシスト兼バッキング・ヴォーカルのバイロン・アイザックス、マルチ・インストルメンタリストのブランドン・ミラーらが参加。バンドにとって3作目のアルバムで、2012年にリリースされ全英アルバム・チャートでいきなりのTOP10入りを果たし、2018年にはトリプル・プラチナムに認定されたセルフ・タイトルのデビュー・アルバム、そして2016年にリリースされ、発売初週に全英・全米の両チャートでNo.1に輝いた2作目『Cleopatra』に続く作品となる。

Written By Tim Peacock



ザ・ルミニアーズ『III』
発売日:2019年9月13日
Apple Music/ iTunes


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