ザ・ウィークエンド2011年の「Echoes Of Silence」MV公開。新NFTコレクションもオークションに

Published on

The Weeknd - Photo: Brian Ziff

ザ・ウィークエンド(The Weeknd)が、2011年のヒット曲「Echoes Of Silence」(同名のミックステープに収録)のMVを公開した。

日本人映像ディレクターである古屋 蔵人が監督を務め、日本人イラストレーターの空山基がクリエイティブ・ディレクションを手掛けているこのCGIで制作されたビデオには、『ブレードランナー』などの映画からインスピレーションを得た、世界滅亡後の荒廃した風景の中にロボットが登場する。

<関連記事>
『After Hours』は、いかにして「コロナ時代のサントラ」となったか?
ポスト・マローンとザ・ウィークエンドの初コラボ曲MV公開
アリーヤ遺作アルバムから、ザ・ウィークエンドをゲストに迎えた新曲公開

この新たなミュージック・ビデオは、米ビルボードのシングル・チャートにおいて通算90週という歴代最多No.1を獲得しているザ・ウィークエンドの「Blinding Lights」が、米ビルボードが発表した“Greatest Songs of All Time Hot 100 Chart”で1位に選出されたことを記念して、ザ・ウィークエンドこと本名エイベル・テスファイと米ビルボードが、彼を題材にした限定NFTコレクションをオークション用に共同制作し、12月20日に公開したというニュースの直後に公開された。

全7作品から成るこのNFTコレクションには、ザ・ウィークエンドのHot 100での快挙達成を発表した米ビルボード2021年11月号の表紙をモチーフにした世界にひとつだけの限定作品や、「Blinding Lights」のミュージック・ビデオからインスピレーションを得た3枚のトレーディングカードという4作品も含まれており、それぞれにザ・ウィークエンドのサインが入っている。

米ビルボードの社長、ジュリアン・オルギンは声明で次のように述べている。

「このコレクションを通じて、音楽ファンの皆様に、私たちのチャートにさらなる関心を持っていただき、音楽史における重要な出来事とより深く繋がっていただけるような、新しく革新的なフォーマットを提供できることを嬉しく思っています。ザ・ウィークエンドのNFTコレクションは、‘Blinding Lights’が私たちに与えてくれた刺激を表現しており、音楽ファンやコレクターの方々は、これらのNFT作品の魅力にされ、今後何年にもわたって所有することを誇りに思うでしょう」

ザ・ウィークエンドのNFTコレクションは、NFL選手のトム・ブレイディが共同設立したNFTプラットフォーム“Autograph”、人気のNFTマーケットプレイス“OpenSea”、そして米ビルボードのコラボレーターで、“The Infinite”の創業者にして米トレーディングカード業界のベテランとして知られるカルヴィン・チャン(Karvin Cheung)によって共同制作。

”OpenSea”で東部時間12月20日(月)午後5時から入札が始まった同コレクションのオークションは、12月23日(木)午後1時に終了し、ETH(イーサリアム)での入札も可能だ。また同コレクションは、“Autograph”からも閲覧することができ、この秋、Autograph社の取締役に就任したザ・ウィークエンドは、今回のNFTコレクションによって同社の音楽分野への進出に貢献を果たしている。

Written By Will Schube




Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了