来年発売予定のアリーヤ遺作アルバムから、ザ・ウィークエンドをゲストに迎えた新曲「Poison」公開

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Photo: Chris Walter/WireImage

2001年に飛行機事故で亡くなったR&B界のスーパースター、アリーヤ(Aaliyah)の遺作として、来年、Blackground Records 2.0とEMPIREから共同リリース予定のアルバム『Unstoppable』から、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)をフィーチャーした10年以上ぶりの新曲「Poison」が公開された。

アリーヤの長年のコラボレーターで、友人でもあるスタティック・メジャーとザ・ウィークエンドが共作し、ダニーボーイスタイルズとニック・ラムが共同プロデュースを手掛けた、このソウルフルなR&Bトラック「Poison」で、アリーヤとザ・ウィークエンドは、ゆっくりと厚みを増していくシンセサイザーの音色と、優しく刻まれたビートの中を夢見心地で漂いながら、心をむしばむ関係の終焉についてセリフを交わしていく。

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At night, I lay awake in tears and pain
Searching my heart for what went wrong
Asking myself ‘What’s going on?
Why cannot we seem to see things eye to eye?
涙と心の痛みで寝付けない夜
何がいけなかったのか、自分の心を探っている
何か起こっているのか自分に問いかけている
何故、私たちは物事を直視することができないの?

とアリーヤが歌い、ザ・ウィークエンドは、サビで自らの思いをこう告白する。

You’re so cold, I can see your breath, I swear
They told me not to fall in love
Wondering where it all went wrong
You were my poison all along
君はとても凍えていて、君の吐く息が見える、本当だよ
彼らは僕に恋に落ちてはいけないと言った
どこでこんな過ちを犯してしまったのか考えている
君はずっと僕にとって毒だったんだ

Blackground Recordsの創設者であるバリー・ハンカーソンは、次のように述べている。

「アリーヤと才能に溢れるザ・ウィークエンドによるこの新曲を共有できることを大変嬉しく思っています。彼女を心から愛するファンの皆さまに、ホリデイ・シーズン前に特別なプレゼントをお贈りしたい思い、この未発表曲をリリースするには絶好のタイミングだと感じました」

今年初め、アリーヤの過去のカタログ作品が、新たに契約を交わしたレーベル“EMPIRE”からストリーミング・サービスで初配信された。

一方、ザ・ウィークエンドは、ポスト・マローンとの「One Right Now」、スウェディッシュ・ハウス・マフィアとの「Moth To A Flame」、ロザリアとの「La Fama」に続く、新たなコラボレーション作品として、FKAツイッグスをゲストに迎えた「Tears In The Club」を公開している。

Written By Rhian Daly



アリーヤ「Poison feat. The Weeknd」
2021年12月17日配信
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music




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