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リアーナが2020年の全米黒人地位向上協会主催のアワードでプレジデント賞を受賞

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2020年2月4日、NAACP(全米黒人地位向上協会)は、米時間2月22日にカリフォルニア州パサデナで開催される第51回<NAACPイメージ・アワード>授賞式で、リアーナが“プレジデント賞”を受賞することを発表した。

当日、米テレビ局BETで生放送される同授賞式では、NAACPの社長兼最高経営責任者であるデリック・ジョンソンからリアーナへこの賞が授与される予定だ。

NAACPのプレジデント賞は、“特別な功績と際立った社会的貢献が認められた人物”に贈られるもので、リアーナは、ジェイ・Z、ジェシー・ジャクソン、ローリン・ヒル、モハメド・アリ、ソルダッド・オブライエン、コリン・パウエル、コンドリーザ・ライス他、過去に同賞を受賞してきた錚々たる顔ぶれの仲間入りを果たす。

「リアーナはアーティストやミュージシャンとして革新的なキャリアを築き上げてきただけでなく、傑出した社会奉仕家としても目覚ましい貢献を果たしてきました。自身のファッション・ブランドであるフェンティを通じたビジネス面での功績から、活動家や博愛主義者としての素晴らしい実績まで、彼女は我々が“プレジデンツ賞”の選考において重視する人柄、優雅さ、正義への献身を象徴するような人物です」

同授賞式2日前となる2月20日に32歳の誕生日を迎えるリアーナは、2016年の前作『Anti』に続く9作目となる待望のニュー・アルバムを現在制作中であることが報じられている。

一方で、自身がプロデュースするフェンティによるコスメ・ブランドやサヴェ―ジフェンティの下着ブランドなど、多くのベンチャー・ビジネスに多忙な日々を送っている。昨年12月にロイヤル・アルバート・ホールで開催された英国ファッション協議会による<ザ ・ファッション アワード>で、フェンティでの功績が評価され、“アーバン・ルクス賞”を受賞している他、昨年10月には自身のキャリアを総括する自伝的フォトブック『The Rihanna Book』も出版した。

さらに、今年1月にはリアーナとi-Dマガジンとのコラボレーション企画として、“ファッション、音楽、アート、アクティビズムなど様々なジャンルを超えて、新たなコミュニティを再構築し、より包括的で多様性に満ちた未来をつくる人々に捧げる”『Rihannazine(リアーナジン)』と題された特別号が刊行されている。

昨年11月にファッション誌Vogueが行ったインタビューの中で、リアーナは、「(新作は)いわゆる典型的なレゲエとは違いますが、全曲でレゲエっぽさは感じてもらえると思います」と語り、現在制作中のニュー・アルバムが“レゲエからインスパイアされた、レゲエ・テイストを取り入れた”作品になることを明かしていた。

Written By Laura Stavropoulos



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