リック・ジェームスの人生にスポットライトを当てたTV伝記シリーズが製作中

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Photo: Mark Weiss/WireImage

シンガーソングライター、リック・ジェームス(Rick James)の波乱万丈な人生にスポットライトを当てたTV伝記シリーズを、『アンブレラ・アカデミー』や『ミスター・ロボット』を手掛けてきた“ユニバーサル・コンテント・プロダクションズ(Universal Content Productions、以下UCP)が製作中であることをVarietyが報じている。

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『Super Freak』という仮タイトルで現在製作されている同シリーズは、リック・ジェームスの伝記と実際に起きた犯罪をベースにしているという。

現時点ではまだ、どのTVネットワークやストリーミング・サービスで公開されるかは決定していないが、今作に関わるクリエイターが発表され、Netflixのドラマ・シリーズ『グランド・アーミー』を手掛けているランディ・マッキノンがシリーズの脚本とエグゼクティブ・プロデューサーをに担っていることが明らかになった。

さらに、リック・ジェームスの娘であるタイ・ジェームスが、ランディ・マッキノン、そして1995年にローリング・ストーン誌でリック・ジェームスの人物像に迫る特集を手掛けたマイク・セイガーらと共にエグゼクティブ・プロデューサーを務めている。

娘のタイ・ジェームスは声明の中で次のように述べている。

「UCPとのこの新たなプロジェクトについて、私たちは本当に心が浮き立っていますし、ライターのランディ・マッキノンと一緒に仕事ができることを非常に楽しみにしています。私たちは、ファンの方々が待ち望んでいたような、もしくはそれ以上の彼の物語をお届けできることを確信しています」

同シリーズは、90年代初頭のリック・ジェームズの復活と、当時の彼が渦中にあった、物議を醸した裁判に加え、人種と人権の交錯、常に世間の注目を浴びながら生きているセレブたちが直面している現実などを掘り下げていく。

「これは、音楽という最高のナビを搭載した、喜びと痛みの中で浮き沈みする魔法の絨毯に乗っているような、忍耐と粘り強さの物語なのです。リック・ジェームスこと、ジェームス・A・ジョンソンの物語という、人生最高の旅に出る準備をしてください」とタイ・ジェームスは続けた。

2004年に突然の死を迎えるまで、“キング・オブ・パンク・ファンク”として輝かしいキャリアを歩んできたリック・ジェームスは、1981年の『Street Songs』や1983年の『Cold Blooded』などのヒット・アルバムをリリースし、全世界中で何百万枚ものセールスを記録している。

また彼は、自身の代表曲「Super Freak」での“最優秀男性ロック・ヴォーカル・パフォーマンス賞”、「Street Songs」での最優秀男性R&Bヴォーカル・パフォーマンス賞など、その生涯において3度のグラミー賞にノミネートされた他、「Super Freak」がサンプリングされたM.C.ハマーのアイコニックなヒット曲「U Can’t Touch This」の作詞作曲で最優秀R&Bソング賞を受賞している。

Written By Larisha Paul




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