ポール・マッカートニー、ジョン・レノンと初めて会った日を回想する

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Paul McCartney - Photo: Don Arnold/WireImage

本日11月8日に配信されるポール・マッカートニー(Paul McCartney)の新ポッドキャスト『McCartney: A Life in Lyrics』の最新エピソードからの抜粋音声がRolling Stoneにて独占公開された。彼のソロ曲「Here Today」がテーマになったこの最新エピソードの中で、ポールは、ザ・ビートルズを結成するずっと以前にジョン・レノンと初めて会った時のことを回想している。

1982年のアルバム『Tug of War』に収録の「Here Today」は、ジョン・レノンの死後に制作された追悼歌で、ポールはジョンに語りかけるように2人の思い出を振り返っている。

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同ポッドキャストの司会を務めるアイルランド出身の詩人、ポール・マルドゥーン(2021年の自伝的書籍『The Lyrics: 1956 to the Present』の共同執筆者)との対話の中で、ポールはジョンと初めて会った時、彼がすぐに自分の相棒のように思えたことを明かしている。

「ジョン・レノンを初めて見かけたのは、彼がバスに乗り込んできた時だった。彼は黒いジャケットを着て、もみあげに、たくさんのグリース(ワックス)を使ったロッカー風の髪型で、少し年上のようにも思えた。私は“彼はかっこいいな。全く知らない人だけど”と思ったのを覚えている。何が起こったかというと、普通は他人に話しかける時ってこんな感じで話しかけるだろう。“あなたの趣味は何ですか?”、“何をするのが好きですが?”ってね。そう話しかけられたら私は必然的に、“まあ、いくつか曲を書いているんだ”と言う。すると彼らは大抵“へえ”とそのまま受け流して別の話題になるんだ。でも、私がジョンに会って、おしゃべりしていた時、彼は“僕もだよ”って言ったんだ。それで完全に打ち解けた。それから“君の曲を聴かせてくれたら、僕の曲を聴かせてあげるよ”ってことになって、それで私たちは一緒に仕事をするようになったんだ」

「彼にそんな話をしたのは私が初めてだったのかもしれない。それが私たちの関係の始まりだった。私たちはだいたい私の家に集まって、父がいつも引き出しにパイプを入れたままにしていたから、そのパイプに紅茶を入れて吸っていたものさ」

Written By Sam Armstrong



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