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メタリカが自ら運営するチャリティ団体の活動資金集めに初のオンライン・ライヴ開催

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Photo: Tim Mosenfelder/Getty Images

2020年11月14日、メタリカ(Metallica)が半分アコースティック、半分エレクトリック のバンド初のオンラインライヴ配信を行った。

今回のオンライン・ライヴは、バンドが運営するチャリティ団体「オール・ウィズイン・マイ・ハンズ(All Within My Hands)」の活動資金を集めるために開催されたもので、同団体は、職業訓練や飢餓の克服、その他の重要な地域サービスを提供することで、持続可能なコミュニティを創造していくことに尽力している。

カリフォルニア州のサン・ラファエルで収録された同ライヴは、8曲のアコースティック・セットと6曲のエレクトリック・セットで構成されており、アコースティック・パートでは、ディープ・パープル(Deep Purple)、ボブ・シーガー(Bob Seger)、そしてアニマルズ(The Animals)の「The House Of The Rising Sun(朝日のあたる家)」 のカヴァーに加え、「Blackened」と「Now That We’re Dead」をアコースティック・ヴァージョンで披露している。パフォーマンスの一部は下記よりご覧いただける。

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米メディア、ステレオガムのレポートによると、フロントマンのジェイムズ・ヘットフィールドはライヴ中、視聴者にこう語りかけた。

「このライヴを実現できたことに心から感謝しているし、ファンのみんながこうしてライヴを観ながら参加してくれることが嬉しいよ。皆さんの助けがとても重要なんだ。俺たちが演奏できるという事実は大きなボーナスなんだ。ここで演奏することで、人の雇用にも繋がり、援助になる。どこでやってもウィン・ウィン・ウィンなんだ」

メタリカのファン雑誌“So What!”の中で、ラーズ・ウルリッヒはこう語っていた。

「今のメタリカは非常に健全な状態にあり、明らかに新型コロナウイルスがその全てにおいて大きな要因と言える。今年はとんでもない一年でしたが、10月16日、今ここに座っていて、メタリカというグループの状態について自信を持っているし、ワクワクしていて、この先に関してもとても楽観的に感じているよ」

尚、ライヴ全編を観るには、公式サイトで15ドル(約1,600円)のチケット購入が必要となり、購入後は48時間、オンデマンドで何度でも視聴できる。全ての収益金は「オール・ウィズイン・マイ・ハンズ」に寄付される予定だ。

生配信ライヴのセットリストは以下の通り:

<アコースティック・セット>

Blackened
Creeping Death
When A Blind Man Cries(ディープ・パープルのカヴァー)
The Unforgiven
Now That We’re Dead
Turn The Page (ボブ・シーガーのカヴァー)
Nothing Else Matters
All Within My Hands

<エレクトリック・セット>

Disposable Heroes
House Of The Rising Sun(アニマルズのカヴァー)
Wasting My Hate
For Whom The Bell Tolls
Master Of Puppets
Enter Sandman

Written By Tim Peacock




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