マンフレート・アイヒャーのECMがダウンビート批評家投票を総なめに

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マンフレート・アイヒャーが設立し、ジャズのカタログ作品だけではなくジャンルを跨いだリリース作品などで知られるECMレコードが、ジャズのバイブルである音楽雑誌ダウンビートによる第66回インターナショナル批評家投票において圧倒的な勝利を収めた。最終結果のフルリストはダウンビート誌8月号に掲載されるが、表紙はこちらでご覧いただける。

ECMレコードとしては、最優秀レコード・レーベル賞を、マンフレート・アイヒャーは最優秀プロデューサー賞を、ECM所属のピアニスト、ヴィジェイ・アイヤーが最優秀アーティスト賞を、そして彼のセクステットがグループ部門でも受賞を果たしている。ソロとしては、ジャック・ディジョネットがドラムで、スティーブ・スワローがエレクトリック・ベースで、トーマス・モーガンがベースで新人賞を、そしてヤコブ・ブロがギターで同じく新人賞をそれぞれ受賞している。

2017年8月に自身のセクステットでアルバム『Far From Over』をリリースしたキーボード奏者で作曲家のヴィジェイ・アイヤーは、この夏にはツアー開催する予定だ。彼を「世界で最も独創的な新世代ピアニストのひとり」と評したガーディアン紙や、「とてつもない才能に溢れていて、素晴らしく多様性に富んでいる」と書いたニューヨーカー誌のように、ヴィジェイ・アイヤーは多くの批評家によって高く評価されている。今秋にはニック・ベルチェズ・ローニンとのツアーも続く予定だ。

Written By Paul Sexton


ヴィジェイ・アイヤー・セクステット『Far From Over』

   



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