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ローラ・ヤング、9月発売の『I’m Only F*cking Myself』から新曲「Not Like That Anymore」を公開
UK出身のシンガーソングライター、ローラ・ヤング(Lola Young)が、3作目のスタジオ・アルバム『I’m Only F**king Myself』を2025年9月19日にリリースすることを発表した。
彼女はこのニュー・アルバムについて、自身のインスタグラムで「自己破壊への頌歌であり、敗北の淵から這い上がるためのチャンス」と表現しており、2024年の世界的ヒット曲「Messy」以来、一貫して探求してきたテーマを今作でも掘り下げている。また、
彼女らしいユーモア・センスは、自身の顔がプリントされたビニール製のダッチワイフを抱く姿を起用したインパクトのあるジャケット写真でも発揮されている。
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ローラ・ヤングは、このアルバム発表の直後に、セカンド・シングル「Not Like That Anymore」をリリース。先週初めに公開された予告編映像では、フラフープを回しながら、ドラッグや有害な元恋人との決別をテーマにした歌詞を披露していた。
今年5月にアルバムからのファースト・シングルとしてリリースされた「One Thing」は、90年代ロックの雰囲気を取り入れつつ、自身の性的欲望について率直に語る内容となっている。
2024年から2025年にかけての「Messy」のバイラル・ヒットをきっかけに、ローラ・ヤングは世界的なスターダムを駆け上がった。同曲は世界中のチャートを席巻し、2025年のアイヴァー・ノヴェロ賞では最優秀歌曲賞にノミネートされた。
これまでもメンタルヘルスや困難な人間関係といったテーマと率直かつ大胆に向き合う姿勢で、多くのファンを獲得してきたローラ・ヤングは、Capital FMのインタビューで、世界的ヒットとなった「Messy」について、“ADHDのアンセム”だと語り、悪い恋愛や自分自身との葛藤、そして家族との関係がインスピレーションの源になったことを明かしている。
一見すると、彼女の成功は一夜にして訪れたように思えるかもしれない。だが実際には、彼女自身が語るように、彼女は人生の大半を音楽に捧げ、地道な努力を重ねてきた。
幼い頃から楽器に親しみ、曲作りを始め、2023年にはデビュー・アルバム『My Mind Wanders and Sometimes Leaves Completely』をリリース。この数年間の目まぐるしい経験を経て、彼女の中には最新作『I’m Only F*cking Myself』で書き綴るべきことが蓄積されているはずだ。
Written By Sam Armstrong
ローラ・ヤング『I’m Only F*cking Myself』
2025年9月19日発売
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