レディー・ガガが新作アルバム『Chromatica』やアリアナとのコラボについて語るインタビューが公開

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レディー・ガガがApple Music “Beats 1”のゼイン・ロウの番組にリモート出演し、5月29日に発売されるニュー・アルバム『Chromatica』の詳細やアリアナ・グランデとのコラボレーション、そして世界が直面しているコロナ危機について語った。

レディー・ガガとゼイン・ロウはこの1時間に及ぶインタビューの中で、世間が注目するアリアナ・グランデとのコラボ曲「Rain On Me」をはじめ、アルバム『Chromatica』について詳しく明かしている。

「Rain On Me」のレコーディングはとりわけポジティブな経験だったと語る彼女は、「2人のアーティストがお互いをわかり合える喜びを感じていました。すぐに意気投合したんです」振り返った。

レディー・ガガが「いつくものレイヤーが織り重なっている」と説明するニュー・シングル「Rain On Me」は、両アーティストがお互いのコンフォートゾーンから踏み出した作品だという。

「私はいつも一緒に仕事をするアーティストに挑戦するんです。それはとても素晴らしい経験で、彼女は今までやったことのないことに挑戦することにとてもオープンでした」

また、アルバムに収録される「Free Woman」についてはこう語っている。「私はジェンダーレスなものに憧れる傾向があります。とある音楽プロデューサーに性的暴行を受けたという過去の経験から、自分の性別に言及することに意義があると感じているんです。あの経験が私の人生に関わるすべての感情を複雑にしました。(この曲は)もう自分のことを生存者や被害者として定義するつもりはない」という現在の自分を祝うための作品だという。

ゼイン・ロウが“ダンスフロアの再生”と称すアルバム『Chromatica』の制作は、レディー・ガガにとって深い癒しの体験にもなった。今勝利を手にした彼女は、楽観的で心の平穏を取り戻しているようにも感じており、彼女はそういったポジティブな感情を彼女のファンと共有したいと思っているのだ。「私は自分のためだけではなく、世界のためにレコードをつくるとことを選びました。世界へ贈り物をすることが私の役目だと信じています」と彼女は語った。

彼女は新型コロナウイルスがもたらした世界的危機にもこう触れている。「私たちはお互いに励まし合わなければなりません。それが今以上に重要だった時代は、過去になかったはずです」。先月レディー・ガガは、豪華スターたちが出演したチャリティ・コンサート「One World. Together At Home」のキュレーションを務め、世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルス感染症連帯対応基金のために1億2800万ドル(約138億円)の寄付金を集めている。

インタビューの最後には世界の一市民として、「人々に優しい文化を形成し、そこへシフトさせる手助けをしたい思っています。それが私の反逆です」と彼女は付け加えた。

Written By Sophie Smith



レディー・ガガ約3年半ぶりの最新アルバム

レディー・ガガ『Chromatica』
2020年5月29日発売
CD / iTunes / Apple Music



 

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