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エルトン・ジョンが3年をかける最後のツアーを発表

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エルトン・ジョンが‘Farewell Yellow Brick Road’ツアーを行なうことを発表した。このツアーは、全世界で300公演以上を予定、3年かけて行なわれ、これが彼の最後のツアーとなる。

ニューヨークからの YouTubeLiveを通したライヴ放送中に発表されたが、その発表の前にはイベントに出演していたアンダーソン・クーパーと聴衆にむけて「Tiny Dancer」と「I’m Still Standing」のソロ演奏を披露している。ツアーは、ペンシルヴァニア、アレンタウンから開始される予定だ。

このスーパースターであるシンガー・ソングライターは、2015年、フランス南部に滞在中にこの決断をしたと語った。それは、彼の夫であるデヴィッド・ファーニッシュと彼等の子供たちとより多くの時間を過ごすためだという。「 人生における自分の優先順位が変わったんだ」と彼は語った。「10年前、もし誰かにツアーをやめたらどうだいって聴かれたら、僕は間違いなく、‘いややめないよ、だって僕は働くミュージシャンだから、いつでも演奏していたいんだ’と言っただろうね。だけど、今は、子供がいる。そしてそのことによって僕等の生活は変わったんだ」と彼は続けた。「2015年に、デヴィッドと僕は子供の学校のスケジュールを見ながら、思ったんだ ‘この行事の多くを見逃したくない’ とね。自分は素晴らしい人生を歩んできた。素晴らしいキャリアもあり、それはとても幸運なことだった。そして、自分の人生のプライオリティを変えるときだと感じたんだ」。

「17歳の頃から、様々なバンドで、そして1969年からはエルトン・ジョンとして、ツアーを続けてきたんだ。だから世界中のファンのみんなにお礼を言うべきときが来たと思ったんだ。そしてさよならをも。そして、息抜きをすべきだと。もうクリエイティヴな活動をやらないということではないんだ、だけど、もう世界中を旅することはないと思う」。

この発表は「I’ve finally decided where my future lies / 自分の未来がどこにあるべきか決定した」というバーニー・トーピンの「Goodbye Yellow Brick Road(邦題:黄昏のレンガ路)」からの歌詞引用でタイトルがつけられたティザー・ビデオで伝えられた。このビデオは、1970年8月25日にウエスト・ハリウッドのトルバドールで行なわれた彼の全米デビューライヴから始まり、ライヴ・パフォーマーとしての素晴らしいスーパースターの歴史が要約されている。

「いま、エルトンは創造的な旅路の次のステップへと着手しています」と続いた。「そして、それは、50年前に行なわれた彼の最初の公演と同じぐらい驚くほど力強いものとなることでしょう」。その発表に続き、23日にはロンドンのキングス・クロス駅にヴァーチャルのエルトン・ジョンのピアノ演奏が登場している。

 

エルトン・ジョンは1月28日(日)にニューヨークで行なわれるグラミー賞授賞式で、マイリー・サイラスと共にパフォーマンスを披露し、President’s Merit Award(功労賞)を受賞する。

Written by Paul Sexton



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