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ドナ・サマーがソングライターの殿堂入り:「彼女はきっととても喜んでいるはずです」

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Photo: Michael Ochs Archives/Getty Images

現地時間2025年12月15日に米ロサンゼルスのウェスト・ハリウッドの会場で行われたドナ・サマー(Donna Summer)の追悼式典にて、2012年に63歳で亡くなったドナがソングライターズ・ホール・オブ・フェーム(The Songwriters Hall of Fame、以下SHOF)に殿堂入りを果たしたことが発表された。

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同式典で司会を務めたソングライターのポール・ウィリアムズは、ソングライターとして、そしてカルチャー・アイコンとしての彼女の卓越した功績を称え、次のように述べている。

「ドナ・サマーは20世紀を代表する歌声とパフォーマーであるだけでなく、音楽の歴史を変えた史上最高のソングライターの一人です。彼女が生んだ時代を超越した不朽の名曲は、今も私たちの魂と想像力を魅了し続け、世界中を踊らせ、何よりも愛を感じさせる力を持っています。ここにドナ・サマーをソングライターズ・ホール・オブ・フェイムに死後顕彰として迎え入れることを、私は心から嬉しく、光栄に思っています」

同式典には、ドナ・サマーの夫ブルース・スダノと娘のブルックリン・スダノ、アマンダ・スダーノ・ラミレス、彼女の親しい友人や近親者に加え、SHOFの関係者らも出席した。ブルース・スダノはこの追賞の喜びをこう語っている。

「私にとっても重要な瞬間です。なぜなら、これがドナにとってどれほど意味のあることかを知っているからです。背景を説明すると、彼女はキャリアを通じて数々の栄誉を受けてきましたが、ソングライターとして認められることだけは常に見過ごされていると感じていました。だからこそ、ソングライターズ・ホール・オブ・フェイムに迎えられたことを、彼女はきっととても喜んでいるはずです」

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ボストン生まれの本名ラドナ・エイドリアン・ゲインズことドナ・サマーは、20世紀から21世紀にかけてのポップ・ミュージック界を代表するアーティストであり、ソングライターとしても稀有な才能の持ち主だった。

彼女はドリー・パートンにカントリー・チャートで1位を獲得した大ヒット曲「Starting Over Again」を提供し、レゲエをポピュラー音楽に取り入れた「Unconditional Love」、ニュー・ウェイヴに挑戦した「The Wanderer」、そして自身の原点である教会へのオマージュを捧げた「I Believe in Jesus」など、ジャンルの枠を越えた作品を次々と発表してきた。とりわけダンス・チャートにおいては数々のNo.1ヒットを放ち、その圧倒的な存在感によって“ディスコの女王”の称号を名実ともに手にしたのである。

Written By Will Schube


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