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ジャズ・レーベル、ブルーノートを描いたドキュメンタリー映画『ブルーノート・レコード ジャズを超えて』の日本公開が決定

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2019年、レーベル創立80周年を迎えたジャズ・レーベル、ブルーノート・レコード。マイルス・デイヴィスからノラ・ジョーンズまで時代を代表する多くの名盤を発表し、長きにわたりジャズをリードしつづける革新的レーベルの真実に迫るドキュメンタリー映画『ブルーノート・レコード ジャズを超えて (原題:BLUE NOTE RECORDS – BEYOND THE NOTE)』(監督:ソフィー・フーバー)の日本公開が決定した。

ブルーノート・レコードは第二次世界大戦前夜、ナチス統治下のドイツからアメリカに移住した二人のジャズ好きのユダヤ人の青年、アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフによって1939年にニューヨークで設立された。レコーディングにあたって、アーティストに完全な自由を渡し、かつ新曲を書くよう励し、理想を求め、妥協することのないライオンとウルフの信念は、ジャズのみならず、アート全般やヒップホップ等の音楽に消えることのない足跡を残してきた。

映画『ブルーノート・レコード ジャズを超えて』ティザー映像

 

映画はスタジオの風景から始まる。ロバート・グラスパーを中心に若手アーティスト達で結成されたスーパー・グループ、ブルーノート・オールスターズ。現在のブルーノートを代表する彼らのレコーディング・セッションに、2人のレジェンド、ハービー・ハンコックとウェイン・ショーターが現れる。のちに監督自身が「魔法のような時間だった」と振り返るスペシャル・セッションの映像やレアなアーカイヴ映像、そして歴代のブルーノートのアーティストたちや、レーベルと密接に関わった人々との対話を通じて、80年にわたり世界中の音楽ファンを魅了しつづけるジャズ・レーベルの真実に迫っている。

ジャズ界のみならず、ケンドリック・ラマー(声の出演)、アリ・シャヒード・ムハマド(ア・トライブ・コールド・クエスト)、テラス・マーティンというヒップホップ界の大物アーティストたちも登場し、ブルーノートやジャズがヒップホップに与えた影響を語っており、ヒップホップ・リスナーも注目の作品である。

「第17回(2018年) トライベッカ映画祭」をはじめ、世界各地の映画祭にて正式出品され絶賛を集めてきた本作品。日本では2019年9月6日(金)より、Bunkamuraル・シネマほかにて全国順次公開される。6月には映画にも出演している現ブルーノート・レコード社長のドン・ウォズを招いた日本プレミア試写会の開催も予定されている。また、公開に先駆けて、映画のメイン・ヴィジュアルをあしらったTシャツやトートバック等のオリジナル・グッズの発売も決定した。最新情報は映画の日本公式サイトにて順次発表される。


ドキュメンタリー映画『ブルーノート・レコード ジャズを超えて』
2019年9月6日(金)、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開
日本公式サイト
監督:ソフィー・フーバー
出演:ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、ルー・ドナルドソン、ノラ・ジョーンズ、ロバート・グラスパー、アンブローズ・アキンムシーレ、ケンドリック・スコット、ドン・ウォズ、アリ・シャヒード・ムハマド(ア・トライブ・コールド・クエスト)、テラス・マーティン、ケンドリック・ラマー(声の出演) etc.
字幕翻訳:行方 均 配給:ポリドール映像販売 協力:スターキャット 2018年 スイス/米/英合作 85分



 

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