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ブラジルが生んだ秘蔵の名盤〈50s~00s〉:初CD化&入手困難盤全100タイトルが1000円で復活

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廃盤や製造中止、限定盤完売、プレミア付きで取引されているアルバムも含め、ここ数年入手困難だったブラジルが生んだ裏名盤全100タイトルが低価格1,000円(税抜)で7月21日に発売。その全タイトルを5つに区切り、オリジナルの発売順にご紹介します。

*下記の5つをクリックするとその区切りの頭に飛びます

ボサ・ノヴァ
クラシックMPB
現代MPB
ジャズ・ブラジレイロ
地方音楽

100タイトルの中、イヴァン・リンス『イヴァン・リンス登場!』『汽車を見送りなよ』は日本初CD化。


ボサ・ノヴァ


シルヴィア・テリス『Silvia(シルヴィア)』

ボサ・ノヴァの創始者アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルト、ヴィニシウス・ジ・モラエスらに多大なインスピレーションを与えたブラジル人女性シンガー、シルヴィア・テリスのセカンド・アルバム。1958年のボサ・ノヴァ・ムーヴメントの勃興と時を同じくして録音された歴史的にも重要な作品。

発表:1958年/マスター:1997年/解説・歌詞・対訳付

 


シルヴィア・テリス『Amor De Gente Moça(少女の恋)』

ボサ・ノヴァの創始者アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルト、ヴィニシウス・ジ・モラエスらに多大なインスピレーションを与えたブラジル人女性シンガー、シルヴィア・テリスのサード・アルバム。オリジナル収録の12曲は全てジョビンの作曲で、アレンジはリンドルフォ・ガヤ。シングルからの6曲をボーナス・トラックとして収録。

発表:1959年/マスター:1998年/解説・歌詞・対訳付

 


ヴァリアス・アーティスト『Black Orpheus(Soundtrack)(『黒いオルフェ』オリジナル・サウンドトラック』

1959年公開(日本では1960年公開)のヴィニシウス・ヂ・モライスによる原作をマルセル・カミュ監督が手掛けた映画『黒いオルフェ』のオリジナル・サウンドトラック。音楽を担当しているのは、アントニオ・カルロス・ジョビンとルイス・ボンファ。

発表:1959年


V.A.『Bossa Nova Mesmo(ボサ・ノヴァ・メズモ)』

ボサ・ノヴァ・ブームがまさに到来しつつあった1950年代末、オスカー・カストロ・ネヴィス、カルロス・リラ、シルヴィア・テリス、ヴィニシウス・ヂ・モライス等のトップ・アーティストを結集して制作され、ボサ・ノヴァの進化過程が現在進行形で刻み込まれた歴史的作品。

発表:1960年/マスター:2009年/解説・歌詞・対訳付

 


ローリンド・アルメイダ『Viva Bossa Nova!(ビバ・ボサノバ)』

ボサ・ノヴァの先駆者が西海岸の豪華メンバーと組んだなごみ系ボサ・ノヴァの決定盤。

発表:1962年

 


ローリンド・アルメイダ『It’s A Bossa Nova World(イッツ・ア・ボサノバ・ワールド)』

ボサ・ノヴァの先駆者が西海岸の豪華メンバーを率いて、日本、ポルトガル、ドイツ、イギリスなど世界のエキゾチックなメロディをボサ・ノヴァと融合させた快作。

発表:1963年

 


バーデン・パウエル『Baden Powell Swings With Jimmy Pratt(ワン・ノート・サンバ~バーデン・パウエル・スウィングス・ウィズ・ジミー・プラット)』

ブラジルが生んだ世界屈指のギタリスト、バーデン・パウエルの初期の傑作。コンサート・ツアーの一環でブラジルを訪れたカテリーナ・ヴェレンテのバンドのドラマー、ジミー・プラットとの共演盤。

発表:1963年/マスター:2004年/解説付



バーデン・パウエル『Baden Powell À Vontade(ア・ヴォンタージ)』

ブラジルが生んだ世界屈指のギタリスト、バーデン・パウエルの実質的な初ソロ・アルバムにして、今なお名曲の誉高い「ビリンバウ」「宇宙飛行士」が初めて披露された重要作品。

発表:1963年/マスター:1990年/解説付

 


ヴィニシウス・ヂ・モライス&オデッチ・ララ『Vinicius & Odette Lara(ヴィニシウス&オデッチ・ララ)』

アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルトとともにボサ・ノヴァを創始したとされる詩人、ヴィニシウス・ヂ・モライスと、ブラジル屈指の天才ギタリスト、バーデン・パウエルが全曲を共作し、人気映画女優オデッチ・ララとヴィニシウスがヴォーカルを担当したコラボレーション・アルバム。エレンコ・レーベル第一弾作品。

発表:1963年/マスター:1993年/解説・歌詞付

 


ロベルト・メネスカル『A Bossa Nova De Roberto Menescal E Seu Conjunto(ボサノヴァ)』

1950年代末のボサ・ノヴァ誕生期から活躍を続ける至高のギタリストの初期の名盤。若きメネスカルの軽快で溌剌としたギターが全編を彩るボサ・ノヴァ・アルバム。海、魚をテーマにした洒落っけ満載のジャケット・デザインも秀逸。

発表:1963年/マスター:2004年/解説・歌詞・対訳付

 


ローリンド・アルメイダ『Guitar From Ipanema(ギター・フロム・イパネマ)』

「イパネマの娘」「黒いオルフェ」などの有名曲を収録したボサ・ノヴァの先駆者の飛び切りの大人気アルバム。

発表:1964年

 


ドリヴァル・カイミ&アントニオ・カルロス・ジョビン『Caymmi Visita Tom(カイミ・ヴィジタ・トム)』

1950年代から活躍するブラジル音楽界の至宝というべき歌手、ドリヴァル・カイミとボサ・ノヴァの王様、ジョビンによる奇跡のコラボレーションが実現した歴史的作品。

発表:1964年/マスター:2004年/解説・歌詞・対訳付

 


ドリス・モンテイロ『Doris Monteiro(サマー・サンバ )』

そのクールかつコケティッシュなヴォーカルで人気の高いドリス・モンテイロの60年代を代表する一枚。マルコス・ヴァーリ作「サマー・サンバ」他収録。オルガン奏者、ワルター・ワンダレイが参加。

発表:1964年/マスター:1998年/解説付

 


ルイス・ボンファ&マリア・トレード『Braziliana(ブラジリアーナ)』

ボサ・ノヴァ界を代表するソングライター/ギタリストのルイス・ボンファが妻である女性歌手マリア・トレードと共演した超名盤。ルイスの繊細なギターとマリアの可憐な歌声が絶妙に溶け合った、実に美しくカフェ/ラウンジーな一枚。

発表:1965年/マスター:2007年/解説・歌詞・対訳付

 


バーデン・パウエル『Tempo Feliz(テンポ・フェリス)』

ブラジルが生んだ世界屈指のギタリスト、バーデン・パウエルが、ガイタ(ハーモニカ)奏者マウリシオ・アインホルンと共演した名盤。両者による白熱の掛け合いがたまらない、ギター・ファン必聴の一枚。

発表:1966年/マスター:1998年/解説付

 


オス・ガトス『Aquele Som Dos Gatos(オス・ガトス 2)』

“エウミール・デオダート、ドゥルヴァル・フェヘイラを中心にマウリシオ・アインホルン、タンバ・トリオのべべート等が参加したスーパー・ユニット、オス・ガトスのセカンド・アルバム。大人のためのボサ・ノヴァ。語り継がれる名曲「イ・ナーダ・マイス」収録。

発表:1966年/マスター:1998年/解説・歌詞・対訳付

 


オリジナル・サウンドトラック『Trilha Sonora Do Filme “Garota De Ipanema”(「イパネマの娘」オリジナル・サウンドトラック』

アントニオ・カルロス・ジョビン総指揮、エウミール・デオダート全面協力のもと、ヴィニシウス・ヂ・モライス、エリス・レジーナ、ナラ・レオン、タンバ・トリオをはじめとする豪華アーティストが参加したオリジナル・サウンドトラック。

発表:1967年/マスター:2009年/解説・歌詞・対訳付

 


ローリンド・アルメイダ『A Man And A Woman(男と女)』

ボサ・ノヴァの先駆者/スター・プレイヤーが映画音楽、ビートルズなどをカヴァーしたスタイリッシュでロマンチックな人気盤。

発表:1967年

 


ローリンド・アルメイダ『The Look Of Love And The Sounds Of(ザ・ルック・オブ・ラヴ)』

ボサ・ノヴァの先駆者/スター・プレイヤーがポップス&スタンダードをカヴァーした極上のイージー・リスニング・ジャズ。

発表:1968年

 


グラシーニャ・レポラーセ『Gracinha Leporace(グラシーニャ)』

グルーポ・マニフェスト、ボサ・リオ、セルジオ・メンデス&ブラジル’66、同’77でも活躍した女性シンガーの初ソロ・アルバム。オスカー・カストロ・ネヴィスがアレンジで参加。

発表:1968年/マスター:2002年/解説付

 


チタ『L’Incomparable Tita(ランコンパラブル・チタ)』

リオ・カマラのベーシストとして活躍したエヂソン・ロボの妻で、ボサ・ノヴァ・シンガーとしても人気を博したチタ・エヂソンのソロ・アルバム。トリオ・カマラがバック・バンドとして参加した秀逸ボサ・ノヴァ・アルバム。

発表:1968年/マスター:2009年/解説・歌詞付

 


アストラッド・ジルベルト『I Haven’t Got Anything Better To Do(あなたと夜を)』

「イパネマの娘」で一大スターとなったジルベルトがジム・ウェッブ、バート・バカラック、ハリー・ニルソンなど当時の若手ソングライターたちによるポップスやスタンダードに取り組んだ心地よい1969年作品。

発表:1969年

 


エリス・レジーナ&トゥーツ・シールマンス『Aquarela Do Brasil(ブラジルの水彩画)』

ベルギーが産んだレジェンド、トゥーツ・シールマンス(ギター/ハーモニカ)と、ブラジルを代表する女性歌手、エリス・レジーナによる奇跡のコラボレーション・アルバム。

発表:1969年/マスター:1998年/解説・歌詞・対訳付

 


アストラッド・ジルベルト『September 17, 1969(ジルベルト・イン・セプテンバー)』

「ボサ・ノヴァの女王」がシカゴ、ビートルズ、ドアーズなどロックやポップスに取り組んで新たな一面を見せたヴァーヴ最後の作品。

発表:1970年

 


クラウデッチ・ソアレス『Claudette Soares Nº 3(NO.3)』

ハスキーでチャーミングな歌声が魅力の女性シンガー、クラウデッチ・ソアレスが、カエターノ・ヴェローゾやアントニオ・アドルフォ、マルコス・ヴァーリなどの作品を取り上げたグルーヴィーでモダンなポップ・ロック・アルバム。

発表:1970年/マスター:2000年/解説・歌詞・対訳付

 


バーデン・パウエル『Os Cantores Da Lapinha(オス・カントーレス・ダ・ラピーニャ)』

ブラジルが生んだ世界屈指のギタリスト、バーデン・パウエルと、詩人/作曲家のパウロ・セザール・ピニェイロとのコラボレーションが実現した珠玉のボサ・ノヴァ・アルバム。

発表:1970年/マスター:2004年/解説・歌詞・対訳付

 


エリス・レジーナ&アントニオ・カルロス・ジョビン『Elis & Tom(ばらに降る雨)』

ブラジルを代表する女性歌手、エリス・レジーナが、ボサノヴァの第一人者、アントニオ・カルロス・ジョビン(トム)と共演した名盤。1974年米ロサンゼルス録音。全曲ジョビンの作曲。

発表:1974年/マスター:2001年/解説・歌詞・対訳付

 


ローリンド・アルメイダ『Concierto De Aranjuez(アランフェス協奏曲)』

5度のグラミー賞を受賞した名ギタリストが、ロドリーゴの表題曲からボサ・ノヴァ、スタンダードまで卓越したテクニックで端正かつ優雅に描いた名盤。

発表:1978年

 


クアルテート・エン・シー『Quarteto Em Cy Interpreta: Gonzaguinha, Caetano, Ivan, Milton(砂の岬: ゴンザギーニャ、カエターノ、イヴァン、ミルトンを歌う)』

バイーア州サルヴァドール市生まれの4姉妹によるコーラス・グループ、クアルテート・エン・シーが、カエターノ・ヴェローゾ、ミルトン・ナシメント、イヴァン・リンス、ゴンザギーニャというブラジルが産んだ4人の名コンポーザーの作品を演じた傑作。

発表:1980年/マスター:1998年/解説・歌詞・対訳付

 


ジョアン・ジルベルト, カエターノ・ヴェローゾ, ジルベルト・ジル『Brasil(海の奇蹟)』

ブラジルの、そしてバイーアの豊かな土壌に実った音楽の果実。ボサ・ノヴァの始祖の1人、ジョアン・ジルベルトがジルベルト・ジル、カエターノ・ヴェローゾ、マリア・ベターニアと共に作り上げた名盤。

発表:1981年/マスター:2009年/解説・歌詞・対訳付

 


ナラ・レオン『Abraços E Beijinhos e Carinhos Sem ter Fim…(わたしのボサノヴァ)』

ボサ・ノヴァ界を代表する女性歌手のひとりで女優としても活躍したナラ・レオンが、アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ドナート、カルロス・リラ他によるボサ・ノヴァのスタンダード曲をモダンなアレンジで再構築した作品。ホベルト・メネスカルのプロデュース、クロービス・メロのアレンジも秀逸。

発表:1984年/マスター:1985年/解説付

 


アントニオ・カルロス・ジョビン&ガル・コスタ『Jazzvisions: Rio Revisited(リオ・リヴィジテッド)』

ボサ・ノヴァの帝王が円熟期に行ったブラジルの名花ガル・コスタとの競演ライヴ。ジョビンの名曲が素晴らしい歌声で次々と披露される。

発表:1987年



ナラ・レオン『Meus Sonhos Dourados(あこがれ)』

ボサ・ノヴァ界を代表する女性歌手のひとりで女優としても活躍したナラ・レオンが、アメリカのジャズ/ポップスのスタンダード・ナンバーをボサ・ノヴァ・アレンジでカヴァーした作品。ホベルト・メネスカルのプロデュース、メネスカルとルイス・アヴェラールのアレンジ。

発表:1987年/マスター:1988年/解説・歌詞・対訳付

 


レイラ・ピニェイロ『Benção, Bossa Nova(ヴォセー (あなた))』

1980年代以降のブラジル・ポップ・ミュージック界で頭角を現した女性歌手、レイラ・ピニェイロにとって初のボサ・ノヴァ集。ボサ・ノヴァ黎明期から活躍する至高のギタリスト、ホベルト・メネスカルのプロデュース。

発表:1989年/マスター:1989年/解説・歌詞・対訳付

 


トリオ・エスペランサ『A Capela Do Brasil(アカペラ・ド・ブラジル)』

エヴァ、マリーザ、レジーナのコレア3姉妹が1958年に結成したヴォーカル・グループ、トリオ・エスペランサが、ジャヴァン、イヴァン・リンス、ジルベルト・ジル、カエターノ・ヴェローゾ他の豪華アーティストをゲストに迎えたアカペラ・アルバム。

発表:1992年/マスター:1992年/解説・歌詞・対訳付



トリオ・エスペランサ『Segundo Trio Esperanca(イパネマの娘)』

エヴァ、マリーザ、レジーナのコレア3姉妹が1958年に結成したヴォーカル・グループ、トリオ・エスペランサが、拠点を仏パリへと移して制作した作品。パトリック・ブリュエル他を手掛けたジェラール・ガンビュスのプロデュース。

発表:1995年/マスター:1995年/解説・歌詞・対訳付

 


クラシックMPB


ナラ・レオン『Nara(ナラ)』

ボサ・ノヴァ界を代表する女性歌手のひとりで女優としても活躍したナラ・レオンの記念すべきデビュー・アルバム。リンドルフォ・ガヤがアレンジを担当。バーデン・パウエル(g)がゲスト参加。

発表:1964年/マスター:1990年/解説付



ナラ・レオン『Opinião De Nara(オピニオン)』

ボサ・ノヴァ界を代表する女性歌手のひとりで女優としても活躍したナラ・レオンが、軍事政権が誕生した年に発表したセカンド・アルバム。エルロン・シャーヴィス(g)、エドゥ・ロボ(g)、エヂソン・マシャード(ds)、セバスチャン・ネト(b)をバックに、力強いアフロ・サンバやシリアスなスロー・ナンバーを取り揃えた一枚。

発表:1964年/マスター:2002年/解説・歌詞・対訳付

 


エドゥ・ロボ『A Música De Edu Lobo Por Edu Lobo Com A Participação Do Tamba Trio(エドゥ・ロボによるエドゥ・ロボ、タンバ・トリオと共に)』

1960年代初頭に頭角を現したボサ・ノヴァ〜ブラジリアン・ポップ・ミュージック界の敏腕ギタリスト/シンガー/ソングライター、エドゥ・ロボが、タンバ・トリオのサポートを得て制作したソロ・デビュー・アルバム。変幻自在なエドゥのメロディメーカーぶりを堪能できるジャズ・ボッサの名盤。

発表:1965年/マスター:1998年/解説・歌詞・対訳付


エリス・レジーナ『Samba, Eu Canto Assim(サンバ、エウ・カント・アッシン+1)』

ブラジルを代表する女性歌手、エリス・レジーナのフィリップス・レーベル移籍第一弾アルバム。エヂソン・マシャード率いるリオ65トリオをバックに、若手の作曲家/アレンジャーを起用し、心機一転の溌剌としたエリスの魅力が全編に漲った傑作。

発表:1965年/マスター:2002年/解説・歌詞・対訳付

 


ナラ・レオン『Nara Pede Passagem(ナラがサンバを歌う[ペーヂ・パッサージェン])』

ボサ・ノヴァ界を代表する女性歌手のひとりで女優としても活躍したナラ・レオンが、ドリ・カイミ、マエストロ・ガヤらのバック・アップを受けて制作した通算4作目のスタジオ・ソロ・アルバム。シコ・ブアルキ、シヂネイ・ミーレル、ネルソン・カヴァキーニョとの新進気鋭の作曲家等の作品をいち早く採り上げた、サンバ・アルバム。

発表:1966年/マスター:2007年/解説・歌詞・対訳付

 


ナラ・レオン『Manhã de Liberdade(自由の朝 +2)』

ボサ・ノヴァ界を代表する女性歌手のひとりで女優としても活躍したナラ・レオンが、軍事政権下のブラジルで自由を求める政治的なメッセージを込めて発表した異色の作品。シコ・ブアルキ作曲の「ア・バンダ」収録。

発表:1966年/マスター:2006年/解説・歌詞・対訳付

 


エドゥ・ロボ&マリア・ベターニア『Edu Lobo E Maria Bethania(エドゥ・ロボ&マリア・ベターニア)』

1960年代初頭に頭角を現したボサ・ノヴァ〜ブラジリアン・ポップ・ミュージック界の敏腕ギタリスト/シンガー/ソングライター、エドゥ・ロボと、カエターノ・ヴェローゾの妹であるマリア・ベターニャによるコラボレーション・アルバム。

発表:1967年/マスター:2004年/解説・歌詞・対訳付


ナラ・レオン『Vento De Maio(五月の風+1)』

ボサ・ノヴァ界を代表する女性歌手のひとりで女優としても活躍したナラ・レオンが、バックを支えるタンバ・トリオとドリ・カイミとともに創り上げた傑作。数あるナラのアルバムの中でもジャズ色の強い1枚。

発表:1967年/マスター:2002年/解説・歌詞・対訳付



ナラ・レオン『Nara(ナラ 1967年+2)』

ボサ・ノヴァ界を代表する女性歌手のひとりで女優としても活躍したナラ・レオンが、ブラジルの社会派映画監督カルロス・ヂエギスとの結婚直後に発表したアルバム。プロデュースはアロイシオ・デ・オリベイラ。オスカー・カストロ・ネヴィスがアレンジで参加。

発表:1967年/マスター:2007年/解説・歌詞・対訳付

 


エリス・レジーナ『Elis(エリス 1972年)』

ブラジルを代表する女性歌手、エリス・レジーナが、前作『サンバ、エウ・カント・アッシン』に続いて若手作曲家を多数起用した6thアルバム。代表曲「ホーダ」収録。

発表:1972年/マスター:1994年/解説・歌詞・対訳付

 


カエターノ・ヴェローゾ『Caetano Veloso(アレグリア・アレグリア +2)』

1960年代のブラジルで巻き起こった原点回帰的な音楽ムーヴメント=トロピカリアの旗手としてシーンを牽引し、その絶大なカリスマ性と革新性で現代ブラジル音楽を代表する巨人、カエターノ・ヴェローゾの初ソロ作品。ブラジル伝統音楽からポップ・ミュージック、前衛音楽まで、実に幅広く振幅する斬新なサウンドで世界にトロピカリアの誕生を告げた衝撃作。

発表:1968年/マスター:2012年/解説・歌詞・対訳付

 


グルーポ・マニフェスト『Grupo Manifesto No.2(グルーポ・マニフェストNo. 2)』

本国ブラジルでボサ・ノヴァ・ブームがひと段落した60年代末、新たなアプローチでボサ・ノヴァ再興を目指した音楽集団、グルーポ・マニフェストのセカンド・アルバム。男女ヴォーカルにサンバ、マーチの要素も加えたキャッチーなサウンドにオスカー・カストロ・ネヴィスのアレンジが加わり、独自のモダン・ボサ・ノヴァが花開いた。

発表:1968年/マスター:1998年/解説付

 


ジルベルト・ジル『Gilberto Gil 1968(1968~日曜日の公園で)』

カエターノ・ヴェローゾとともに<トロピカリア運動>を牽引したブラジリアン・ポップ・ミュージック界のレジェンド、ジルベルト・ジルが、コンセプト・アルバム『トロピカリア』で共演したムタンチスやアレンジャー/プロデューサーのホジェリオ・ドゥプラを招き制作した記念碑的作品。

発表:1968年/マスター:2000年/解説・歌詞・対訳付

 


V.A.『Tropicalia: ou Panis et Circencis(トロピカリア+6)』

ブラジル音楽界の頂点に君臨する生ける伝説、カエターノ・ヴェローゾが、ジルベルト・ジルを中心に制作、1968年に発表されたアルバム。米西海岸を発信地に世界中で花開いたフラワー・ムーヴメントに触発され、音楽、文学、演劇、美術等のあらゆるアート・カルチャーを巻き込んだブラジルの芸術運動「トロピカリズモ」を宣言した記念碑的な作品。

発表:1968年/マスター:2015年/解説・歌詞・対訳付



ナラ・レオン『Coisas Do Mundo(コイザス・ド・ムンド)』

ボサ・ノヴァ界を代表する女性歌手のひとりで女優としても活躍したナラ・レオンが、軍事政権下のブラジルから仏パリへ亡命する直前に録音した通算10作目。多様なブラジリアン・ミュージック要素を貪欲に取り入れ、ありのままのブラジルを表現したトロピカリズモ作品。

発表:1969年/マスター:2007年/解説・歌詞・対訳付

 


ガル・コスタ『Gal Costa – Gal Costa(ガル・コスタ)』

1960年代後期から70年代にトロピカリアの旗手として活躍した女性歌手で、今やブラジル音楽界のカリスマ的存在となったガル・コスタが、カエターノ・ヴェローゾとの共演作であった前作『ドミンゴ』に続いて発表した、実質的なファースト・ソロ・アルバム。ジルベルト・ジルがアレンジで参加。

発表:1969年/マスター:2010年/解説・歌詞付



カエターノ・ヴェローゾ『Caetano Veloso(ホワイト・アルバム +4)』

現代ブラジル音楽の巨匠、カエターノ・ヴェローゾが、当時の軍事政権による弾圧を受けながらも敢然と自己の表現を貫いた、メッセージ性の高いサード・アルバム。保守的な社会に対する怒りをストレートにぶつけた攻撃的な楽曲と、ポルトガルのファドやアルゼンチンのタンゴ等にインスパイアされたエモーショナルな楽曲や英語曲がブレンドされた刺激的な作品。

発表:1969年/マスター:2012年/解説・歌詞・対訳付



ウマス&オウトラス『Poucas E Boas(ポウカス・イ・ボアス)』

トゥルマ・ダ・ピラントラージェンとしての活動でも知られるヘジニーニャ、後にクアルテート・エン・シーに参加するドリーニャらが在籍した女性コーラス・トリオの傑作アルバム。マルコス・ヴァーリ作の名曲「ピグマリオン70」やイヴァン・リンスが作曲で参加した「プリマヴェランド」他を収録。

発表:1970年/マスター:2015年/解説付

 


ジョルジ・ベン『Força Bruta(フォルサ・ブルータ)』

ジルベルト・ジルと並ぶブラジル新世代アーティストの代表で、セルジオ・メンデスによるカヴァー・ヴァージョンが世界的な大ヒットを記録した名曲「マシュ・ケ・ナダ」の作者であるジョルジ・ベンが、デビュー前のトリオ・モコトーを従えてストレートなファンクネスを叩きつけた名盤。

発表:1970年/マスター:2008年/解説・歌詞付

 


イヴァン・リンス『Ivan Lins…Agora(イヴァン・リンス登場!+2)』【日本初CD化】

独特の美しく洗練されたメロディと綴れ織りのようなサウンド、そして透明で伸びやかな歌声で数々の傑作アルバムを送り出してきたシンガー・ソングライター/ピアニスト、イヴァン・リンスの記念すべきデビュー・アルバム。パスコアール・メイレレス(ds)、ウィルソン・ダス・ネヴェス(ds)が参加。パウリーニョ ・タパジョスのプロデュース。

発表:1971年/マスター:2002年/解説・歌詞・対訳付



イヴァン・リンス『Deixa O Trem Seguir(汽車を見送りなよ+2)』【日本初CD化】

独特の美しく洗練されたメロディと綴れ織りのようなサウンド、そして透明で伸びやかな歌声で数々の傑作アルバムを送り出してきたシンガー・ソングライター/ピアニスト、イヴァン・リンスのセカンド・アルバム。アルトゥール・ヴェロカイ(g)、パスコアール・メイレレス(ds)が参加。パウリーニョ・タパジョスのプロデュース。

発表:1971年/マスター:2002年/解説・歌詞・対訳付

 


トリオ・モコト『Muita Zorra(ムイタ・ゾーハ!)』

ジョルジ・ベンのバック・バンドとしても活躍したフリッツ・エスコヴァド、ネレウ・ガルガーリョ、ジョアン・パライーバによるパーカッション・トリオのファースト・アルバム。ここからファンク・サンバの歴史が始まったと言っても過言ではない、ブラジリアン・ファンキー・ソウルの至宝盤。

発表:1971年/マスター:2000年/解説・歌詞・対訳付

 


カエターノ・ヴェローゾ&ジルベルト・ジル『Barra 69(バーハ ’69)』

軍事政権の弾圧によりイギリスへの亡命を余儀なくされたカエターノ・ヴェローゾとジルベルト・ジルが、1969年7月にバイーア州サルヴァドールのカストロ・アルヴェス劇場で行った<さよならコンサート>の模様を記録した、まさに歴史の証人というべき作品。

発表:1972年/マスター:1998年/解説・歌詞・対訳付

 


ヒタ・リー『Hoje É O Primeiro Dia Do Resto Da Sua Vida(今日は残りの人生最初の日)』

ムタンチスで活躍した女性シンガーのセカンド・ソロ・アルバム。ムタンチスからアルナルド・バチスタがプロデュース/ピアノで、セルジオ・ヂアスがギターで参加。

発表:1972年/マスター:1992年/解説・歌詞・対訳付


ミルトン・ナシメント&ロー・ボルジェス『Clube Da Esquina(街角クラブ~クルービ・ダ・エスキーナ)』

「ブラジルの声」の異名を持つブラジリアン・ポップ・ミュージックの代表的アーティスト、ミルトン・ナシメントと、ギタリスト/シンガー・ソングライターのロー・ボルジェスが激突した共演盤。ミルトンと街角クラブの仲間達の先鋭的な才能と豊かな音楽資質を披露した、ブラジル音楽のマスターピース。

発表:1972年/マスター:1994/解説・歌詞付



エリス・レジーナ『Elis(エリス 1973年)』

ブラジルを代表する女性歌手、エリス・レジーナの1970年代作品の中でも特に穏やかで繊細なムードを湛えた作品。ジルベルト・ジル、ジョアン・ボスコなどによる楽曲を採り上げ、公私ともにパートナーであったピアニスト、セザール・カマルゴ・マリアーノがアレンジを担当。

発表:1973年/マスター:1998年/解説・歌詞・対訳付

 


ミルトン・ナシメント『Milagre Dos Peixes(ミラグリ・ドス・ペイシェス)』

「ブラジルの声」の異名を持つブラジリアン・ポップ・ミュージックの代表的アーティスト、ミルトン・ナシメントの6thアルバム。アフロ・ブラジリアンとしてのルーツを鮮明にした歴史的名盤。

発表:1973年/マスター:1988年/解説・歌詞付

 


ヴィニシウス・ヂ・モライス&トッキーニョ『Vinicius & Toquinho(ヴィニシウスへのサンバ)』

アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルトとともにボサ・ノヴァの創始者とされるヴィニシウス・ヂ・モラエスと、バーデン・パウエルに師事した実力派ギタリスト、トッキーニョの2人が1970年代に放った一連のコラボレーション・アルバムのひとつ。シコ・ブアルキ、クアルテート・エン・シーが参加。

発表:1974年/マスター:1998年/解説・歌詞・対訳付


ミルトン・ナシメント『Geraes(ジェライス)』

「ブラジルの声」の異名を持つブラジリアン・ポップ・ミュージックの代表的アーティスト、ミルトン・ナシメントが、故郷ミナスへの郷愁を込めた名作。魂に訴えかけるファルセット・ヴォイス、ブラジル内陸のスピリットを凝縮したサウンド……まさにミルトンの原点たる作品。

発表:1976年/マスター:1995年/解説・歌詞・対訳付

 


マリア・ベターニア『Alibi(アリバイ)』

カエターノ・ヴェローゾの妹である実力派女性歌手、マリア・ベターニアの絶頂期を代表する名盤。ブラジル初の100万枚セールスを記録。ヴェローゾ作「ヂアマンチ・ヴェルダデイロ(本物のダイヤモンド)」、ジルベルト・ジル/シコ・ブアルキ作「カーリシ(聖杯)」ジャヴァン作「アリバイ」をはじめとする名曲揃い。

発表:1978年/マスター:1988年/解説・歌詞・対訳付



ガル・コスタ『Gal Tropical(ガル・トロピカル)』

1960年代後期から70年代にトロピカリアの旗手として活躍した女性歌手で、今やブラジル音楽界のカリスマ的存在となったガル・コスタが、1979年に大成功させたショー『ガル・トロピカル』で演じたレパートリーから12曲を厳選して制作したスタジオ録音アルバム。

発表:1979年/マスター:1988年/解説・歌詞・対訳付

 


ミルトン・ナシメント『Änïmä(アニマ)』

「ブラジルの声」の異名を持つブラジリアン・ポップ・ミュージックの代表的アーティスト、ミルトン・ナシメントが、カエターノ・ヴェローゾやシモーネに加え、自然素材を用いて音楽を奏でる個性派ユニット、ウアクチをゲストに招いて制作した80年代屈指の好盤。

発表:1982年/マスター:1988年/解説・歌詞・対訳付

 


ミルトン・ナシメント『Milton Nascimento – Ao Vivo(アオ・ヴィヴォ (ライブ))』

「ブラジルの声」の異名を持つブラジリアン・ポップ・ミュージックの代表的アーティスト、ミルトン・ナシメントが、1983年11月にサンパウロで行った伝説のライヴ。ガル・コスタが特別ゲストとして出演。

発表:1983年/マスター:1991年/解説・歌詞・対訳付

 


イヴァン・リンス『Juntos(ジュントス)』

独特の美しく洗練されたメロディと綴れ織りのようなサウンド、そして透明で伸びやかな歌声で数々の傑作アルバムを送り出してきたシンガー・ソングライター/ピアニスト、イヴァン・リンスが、ジョージ・ベンソン、エリス・レジーナ、パティ・オースティン他の多彩なゲストを迎えた80年代屈指の傑作アルバム。

発表:1984年/マスター:1984年/解説・歌詞・対訳付

 


ミルトン・ナシメント『Encontros E Despedidas(出会いと別れ)』

「ブラジルの声」の異名を持つブラジリアン・ポップ・ミュージックの代表的アーティスト、ミルトン・ナシメントの80年代を代表する傑作。パット・メセニー(g)、ヒューバート・ロウズ(flute)がゲスト参加。

発表:1985年/マスター:1989年/解説・歌詞付

 


マリア・ベターニア『Memoria Da Pele(メモーリア・ダ・ペリ)』

カエターノ・ヴェローゾの妹である女性歌手、マリア・ベターニアが、ヴェローゾ、ジャヴァン、ジョアン・ボスコ、シコ・ブアルキ他の作品を採り上げたヴォーカル・アルバム。サンドラ・ヂ・サー(vo)、アントニオ・アドルフォ(p)、ジャキス・モレレンバウム(cello)らがゲスト参加。ジャイミ・アレンとマリアの共同プロデュース。

発表:1989年/マスター:1989年/解説・歌詞・対訳付

 


マリア・ベターニア『Maria Bethania – 25 Anos(25イヤ―ズ)』

カエターノ・ヴェローゾの妹である実力派女性歌手、マリア・ベターニアの歌手活動25周年記念アルバム。カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジル、シコ・ブアルキらが楽曲を提供し、ガル・コスタ、アルシオーネ、ジョアン・ジルベルトらがゲスト参加したという超豪華作品。

発表:1990年/マスター:1990年/解説・歌詞・対訳付



マリア・ベターニア『As Canções Que Você Fez Pra Mim(あなたから…)』

カエターノ・ヴェローゾの妹である実力派女性歌手、マリア・ベターニアが、ブラジル・ポップス界きっての人気を誇る兄弟作曲家コンビ、ホベルト&エラズモ・カルロスの作品を採り上げた、ロマンティックな王道ヴォーカル・アルバム。

発表:1993年/マスター:1993年/解説・歌詞・対訳付

 


現代MPB


モアシル・サントス『Maestro (マエストロ)』

ブラジルの人気サウンド・クリエイターのブルーノート移籍第一弾作品としてリリースされた良質なブラジリアン・フュージョン・ジャズ作品。

発表:1972年

 


モアシル・サントス『Carnival of the Spirits(カーニヴァル・オブ・ザ・スピリッツ)』

ブラジル音楽とジャズを融合させたサウンド・クリエイターのブルーノート3作目かつ最終作品。サンバ人気曲「クワイエット・カーニヴァル」やリンダ・ローレンスとのデュエット「サンバギータ」など心地よいサウンドを展開。

発表:1975年

 


ミルトン・ナシメント『Milton(ミルトン)』

ウェイン・ショーターの名作『ネイティヴ・ダンサー』に続き、翌年に再びハービー・ハンコックやアイアート・モレイラなどと共演を果たしたブラジリアンを代表する名盤。

発表:1976年

 


ラウル・ジ・スーザ『Sweet Lucy(スイート・ルーシー)』

ブラジル出身のトロンボーン奏者のジョージ・デューク・プロデュースによるファンキーでハッピーな1977年録音作品。

発表:1977年

 


タニア・マリア『Brazil With My Soul(ブラジル・ウィズ・マイ・ソウル)』

ブラジル音楽、ジャズ・フュージョン、クラシックを鮮やかに融合した音作りで不動の人気を誇るピアニスト/シンガーの70年代後半フランスのバークレイ時代の最終作品。ソウル・フィーリングたっぷりのスキャットが心地よい。

発表:1978年

 


ガル・コスタ『Baby Gal(ベイビー・ガル)』

1960年代後期から70年代にトロピカリアの旗手として活躍し、今やブラジル音楽界のカリスマ的存在となったガル・コスタが、カエターノ・ヴェローゾ、シコ・ブアルキ、ジャヴァン、モライス・モレイラ他の作品を採り上げた愛に満ちたヴォーカル・アルバム。

発表:1983年/マスター:1988年/解説・歌詞・対訳付


トッキーニョ『Coisas Do Coração(心もよう)』

古くはバーデン・パウエルやヴィニシウス・ヂ・モライスとの共演でも知られるブラジルのシンガー・ソングライター、トッキーニョの80年代を代表する傑作。情感あふれる繊細な音楽世界が広がる一枚。

発表:1986年/マスター:1987年/解説・歌詞・対訳付

 


トニーニョ・オルタ『Diamond Land(ダイアモンド・ランド)』

パット・メセニーに「ボサ・ノヴァ界のハービー・ハンコック」と言わせしめたブラジル音楽界の至宝のワールド・デビュー・アルバム。

発表:1988年

 


トニーニョ・オルタ『Moonstone(ムーンストーン)』

温かくヒューマンなトニーニョ・サウンドを、パット・メセニー、イリアーヌ・イリアス、ランディ・ブレッカー、ナナ・ヴァスコンセロスなどの豪華ゲストと繰り広げる1989年作品。

発表:1989年

 


エヂ・モッタ『Manual Pratico Para Festas Bailes E Afins Vol.1(パーティー・マニュアル VOL.1)』

90年代ブラジリアン・コンテンポラリーを代表するファンク系シンガー・ソングライター、エヂ・モッタの日本デビュー作。ブラコン・フリーク、ソウル/R&Bファン必携!

発表:1997年/マスター:1997年/解説・歌詞・対訳付



カエターノ・ヴェローゾ『Livro(リーヴロ)』

アントニオ・カルロス・ジョビン、スティング、坂本龍一、デュルス・ポンテスなどとの共演でも知られるチェリスト、ジャキス・モレレンバウムのプロデュースにより、ストリングス、ブラスなどを変幻自在に配した、カエターノの魅力が堪能できる1枚。

発表:1997年/マスター:1997年/解説・歌詞・対訳付



カエターノ・ヴェローゾ『Noites Do Norte(ノイチス・ド・ノルチ)』

グラミー賞受賞作『リーヴロ』以来3年ぶりのスタジオ録音作で、ブラジル北部に根付くルーツ=「アフリカへの回帰」を主題に、ロック、ブルース的アプローチをさらに深めた作品。

発表:2000年/マスター:2000年/解説・歌詞・対訳付

 


ジャズ・ブラジレイロ


タンバ・トリオ『Tempo = Avanço(マシュ・ケ・ナーダ)』

ボサ・ノヴァ・ピアノのオリジネイター、ルイス・エサが、ベース/フルート/ヴォーカルのべべート、パーカッションのエルシオ・ミリートと結成したグループ、タンバ・トリオの初期2作『アヴァンソ』(’63/2nd)と『テンポ』(’64/3rd)をカップリング。「マシュ・ケ・ナーダ」収録。精緻にして躍動感あふれるバンド・アンサンブルと美しいコーラス・ワークが魅力。

発表:1963/1964年/マスター:2008年/解説付


ミルトン・バナナ・トリオ『Milton Banana – Trio(ミルトン・バナナ・トリオ)』

ボサ・ノヴァの名ドラマー、ミルトン・バナナ率いたピアノ・ボサ・トリオのファースト・アルバム。「イパネマの娘」「サマー・サンバ」「ジェット機のサンバ」等、ボサ・ノヴァを代表する名曲を採り上げた傑作。

発表:1965年/マスター:1995年/解説付


リオ65トリオ『Rio 65 Trio(リオ65トリオ)』

エジソン・マシャード(dr)、ドン・サルヴァドール(p)、セルヒオ・バホーゾ(b)という、ジャズ・ボッサの黄金期を代表した3人からなるハード・ジャズ・ボッサ・トリオのデビュー作。ボサ・ノヴァからジャズ・スタンダードまで、その高度な実力と高尚な気概に裏打ちされた力感あふれたプレイが全編で展開された傑作。

発表:1965年/マスター:2003年/解説付



ルイス・エサ『Luiz Eça & Cordas(ルイス・エサ&コルダス)』

タンバ・トリオのメンバーとして活躍したピアニスト/ソングライター/アレンジャー、ルイス・エサによる、インストゥルメンタル・ボサ・ノヴァの最高峰との呼び声も高い名盤ソロ・アルバム。

発表:1965年/マスター:2007年/解説付



ミルトン・バナナ・トリオ『Balançando Com Milton Banana Trio(バランサンド)』

ボサ・ノヴァの名ドラマー、ミルトン・バナナ率いたピアノ・ボサ・トリオの名作中の名作。「トリステーザ」、「カルナヴァルの夢」、「アルアンダ」等、ジャズ・ボサ・ノヴァの名曲・名演が目白押し。

発表:1966年/マスター:1990年/解説付


タニア・マリア『Olha Quem Chega(リオの街で)』

サンバ/ボサ・ノヴァ/ラテン・ミュージックをジャズ・スタイルで熟成させた独自のサウンドで世界的な人気を集める現ブラジル音楽界を代表するシンガー/ピアニスト、タニア・マリアが、ブラジル/オデオンからリリースしたセカンド・アルバム。キャリア初期を代表する傑作。

発表:1971年/マスター:1994年/解説・歌詞・対訳付



エルメート・パスコアール『A Música Livre De Hermeto Paschoal(ア・ムジカ・リーヴリ・ジ・エルメート・パスコアール)』

数々のアーティストたちに深いインスピレーションを与え、ブラジルのみならず世界的に評価の高い作曲家/マルチ・ミュージシャン、エルメート・パスコアール。その自由で柔軟な音楽性を満喫できる初期の重要作品。リリカルな名曲「ベベ」を収録。

発表:1973年/マスター:1990年/解説付


ジョアン・ドナート『Quem É Quem(ケン・エ・ケン (紳士録))』

ティト・プエンテの楽団やジョアン・ジルベルトとの活動でも知られるブラジルの名ピアニスト/ソングライター、ジョアン・ドナートの初ヴォーカル作品。マルコス・ヴァ―リのプロデュース。

発表:1973年/マスター:1998年/解説・歌詞・対訳付


ジョアン・ドナート『Lugar Comum(ルガール・コムン)』

ティト・プエンテの楽団やジョアン・ジルベルトとの活動でも知られるブラジルの名ピアニスト/ソングライター、ジョアン・ドナートが、ジルベルト・ジルの作詞/ヴォーカル・サポートを得て制作した、ヴォーカル・アルバム第二弾。

発表:1975年/マスター:1995年/解説・歌詞・対訳付

 


タニア・マリア『MADE IN NEW YORK(メイド・イン・N.Y.)』

サンバ/ボサ・ノヴァ/ラテン・ミュージックをジャズ・スタイルで熟成させた独自のサウンドで世界的な人気を集める現ブラジル音楽界を代表するシンガー/ピアニスト、タニア・マリアが、米NYのマンハッタン・レコードから送り出したアメリカ進出第1弾アルバム。

発表:1985年/マスター:1985年/解説・歌詞付

 


タニア・マリア『Forbidden Colors(夏のカラーズ)』

サンバ/ボサ・ノヴァ/ラテン・ミュージックをジャズ・スタイルで熟成させた独自のサウンドで世界的な人気を集める現ブラジル音楽界を代表するシンガー/ピアニスト、タニア・マリアが、スティーヴ・ガッド(ds)、アイルト・モレイラ(per)をはじめとする強力リズム隊を招いて制作した80年代屈指の傑作。

発表:1988年/マスター:1988年/解説・歌詞・対訳付”

 


エルメート・パスコアール『Festa Dos Deuses(神々の祭り)』

個性派アーティストがひしめくブラジル・ミュージック・シーンのなかでも最強のインパクトを放つ奇才、エルメート・パスコアールの90年代第一作。ショーロやフォフォーなどのブラジル伝統楽器を使用したオーソドックスなスタイルを土台に、ありとあらゆる楽器や素材の音を重ねて作り上げる実験的サウンドで異彩を放つ、まさに”音のサーカス。

発表:1992年/マスター:1992年/解説付

 


トニーニョ・オルタ『Once I Loved(ワンス・アイ・ラヴド)』

ブラジルの人気ギタリストがゲリー・ピーコック(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)を迎え、ジャズ・スタンダードに取り組んだジャズ・ファンに愛される名盤。

発表:1992年

 


地方音楽


ドミンギーニョス『Domingo, Menino Dominguinhos(ドミンゴ・メニーノ・ドミンギーニョス)』

“ブラジルを代表するアコーディオン奏者ドミンギーニョスがジルベルト・ジル、トニーニョ・オルタ、ワグネル・チゾ達の名手とともに発表した大傑作。表情豊かなアコーディオン、心に響く優しい歌の数々、メロウでファンキーなドミンギーニョス屈指の作品。

発表:1976年/マスター:2015年/解説付


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