第62回グラミー賞ノミネーションが発表。ビリー・アイリッシュとリゾが主要4部門、アリアナが5部門

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2020年に開催される第62回グラミー賞のノミネーションが発表され、ビリー・アイリッシュアリアナ・グランデ、リゾらが複数部門にノミネートされた。

リゾは、“レコード・オブ・ザ・イヤー”(「Truth Hurts」)、“アルバム・オブ・ザ・イヤー”(『Cuz I Love You (Deluxe)』)、“ソング・オブ・ザ・イヤー”(「Truth Hurts」)、そして“最優秀ニュー・アーティスト”の主要4部門をはじめ、今年最多となる全8部門にノミネートされた。

ビリー・アイリッシュとリル・ナズ・Xは、それに続く6部門にノミネート。同年に2人のアーティストが主要4部門にノミネートされるのはグラミー史上初となる。リゾは、3作目となるアルバム『Cuz I Love You』と今作収録の大ヒット・シングル「Truth Hurts」で、ビリー・アイリッシュはソロ・デビュー作『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』と今作からのスマッシュ・ヒット「bad guy」でそれぞれノミネートされている。

 

その他注目すべきは、アリアナ・グランデは、アルバム『thank u, next』で自身初の“アルバム・オブ・ザ・イヤー”を含む5部門に、新鋭R&Bシンガー、H.E.R.もまた、アルバム『I Used to Know Her』で“アルバム・オブ・ザ・イヤー”を含む5部門にノミネートを果たした。

H.E.R.は、2作目のアルバム『I Used to Know Her』と今作に収録のソウル・バラード曲「Hard Place」(昨年のグラミー授賞式でパフォーマンスした)で、フィネアス・オコネルは、自身がプロデュースを手掛けたビリー・アイリッシュのアルバムと、同じくプロデューサーと共作者としてクレジット。ビリーの大ヒット曲「bad guy」でそれぞれ“アルバム・オブ・ザ・イヤー”と“ソング・オブ・ザ・イヤー”にWノミネート。

現在17歳のビリー・アイリッシュは、1990年にマライア・キャリーが20歳で達成した同年に主要4部門にノミネートされた最年少記録、2009年にテイラー・スウィフトが19歳で達成した、さらには2010年にジャスティン・ビーバーが16歳で達成した“最優秀ニュー・アーティスト”ノミネーションの最年少記録と、軒並みグラミーの史上最年少記録を塗り替えるかたちとなった。

また、2020年度のグラミー賞ノミネーション発表では、女性アーティストたちの活躍が目覚しく、“アルバム・オブ・ザ・イヤー”では2年連続で全8つのエントリー枠のうち5枠を女性ソロ・アーティストが獲得した。

2020年度の第62回グラミー賞授賞式は、現地時間2020年1月26日(日本時間1月27日)にロサンゼルスのステープルズ・センターで開催され、アリシア・キーズが司会を務める。日本では27日(月)午前9:00よりWOWOWで独占生中継される予定だ。


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ビリー・アイリッシュ『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』

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