ビーチ・ボーイズの4つ名曲を使った新ビデオ・シリーズが完結

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Video still courtesy of The Beach Boys official YouTube channel/Capitol Records

ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)の4部作のビデオ・シリーズより、新たに名曲「Wouldn’t It Be Nice」と「God Only Knows」をサウンドトラックにした第3章と第4章が公開された。

これに先立って今月初めには、「Barbara Ann」と「Don’t Worry Baby」をサウンドトラックにした第1章と第2章が公開されており、これらのビデオは映像作品として個別に楽しめるが、全4章を通してひとつのストーリーが完結するようになっている。

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アンダーソン・パイク、プシャ・T、アース・ウィンド・アンド・ファイアーなどのビデオを手掛けてきたアンドリュー・リッテンが監督を務め、南アフリカで地元の俳優を起用して撮影された同シリーズでは、サーフィンに夢中な高校生のヘレナ(ゾーイ・マノーク演じる)と写真家志望の新入生ルーカス(トビー・デ・ゲード演じる)とのロマンス、そして卒業が迫り将来が手招きする中で、それぞれが難しい決断を下す様子が描かれている。

第1章の「Barbara Ann」では、白昼のまどろみの中、サーフィンと小さな町から出ることに思いを巡らす女子高生のヘレナが登場し、続く第2章の「Don’t Worry Baby」では、父親と一緒に町に引っ越してきた少年ルーカスの物語が描かれている。

週末に公開されたばかりの第3章「Wouldn’t It Be Nice」では、恋に落ちた2人のロマンスが詳細に描写されており、最終章の「God Only Knows」では、2人の高校生活が終わりを迎え、若い恋が岐路に立たされる様子が美しく表現されている。

無邪気さと大人っぽさが交差する2人の主人公の逃避行の一面を探るこれらのビデオは、ビーチ・ボーイズのメンバーが10代から20代だった1960年代半ばに書かれ、今も変わらず人々の心に響くビーチ・ボーイズの名曲の心情を映し出した映像作品だ。

このビデオ・シリーズについて監督のアンドリュー・リッテンは次のように述べている。

「ビーチ・ボーイズの音楽で繰り返されるテーマは、若く、恋をしている時の感情です。彼らの代表曲は、15歳から21歳の頃に書かれたもので、その歌詞の中には、刺激的な人生観が不変的に息づいています。これらのミュージック・ビデオでも同様に、未来に思いを馳せるティーンエイジャーが、新たな情熱を燃やし、恋に落ちる、その自発的で遊び心に溢れた姿を描写したいと思いました。初めてキスをした後の気持ちや、大学進学のために家を出るときの心情も表現したいと思いました。各章が積み重なって、ひとつの長い物語になるのですが、それぞれの映像が個別の作品として成立していることも非常に重要でした。時系列で見ると、より登場人物に感情移入できるようになるのです」

感動的なストーリーに加え、これらのビデオには、ビーチ・ボーイズのレガシーに敬意を表していくつかのイースターエッグが登場しているそうだ。

Written By Tim Peacock


60周年記念でベスト盤がリマスターで登場
今回初登場となる新ミックスは全13曲
ビーチ・ボーイズ『Sounds Of Summer (Remastered)』
2022年6月17日発売
日本盤3CD / 日本盤1CD / 6LP / 2LP



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