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エイミー・ワインハウスの伝記映画が2019年に制作開始へ

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Photo: Misha Richter

エイミー・ワインハウスの代表作『Back To Black』が出来るまでを描いた新たなドキュメンタリー作品『Back To Black』が11月2日に発売されることが先日発表されたが、彼女の遺族が彼女についての初の伝記映画を2019年に制作予定であることが明かした。

『レ・ミゼラブル』を成功させたデブラ・ヘイワードがプロデューサーを務め、2019年から撮影が開始される伝記映画の契約をモニュメンタル・ピクチャーズとエイミーの遺族が交わしたことがガーディアン紙によって報じられた。彼女の遺族がエグゼクティブ・プロデューサーを務めるという今作の脚本は、コメディ映画『キンキー・ブーツ』などで知られるジェフ・ディーンが手掛ける予定となっている。

エイミーの父であるミッチ・ワインハウスは、以前にも彼女の伝記映画を作ろうとしたことがあったものの、当時は「まだその時ではない」と感じ、断念したことがあったと明かした。

「私たちは今こそエイミーの並外れた人生と才能を祝うべき時だと感じています」、と彼は公式声明の中で述べている。「そして、私たちはエイミー・ワインハウス・ファンデーションから、彼女の病気についての真実のストーリーが、同様の病に苦しんでいる人々を助けることができるのだと聞いたんです」。

彼は、ザ・サン紙の取材に対して、「私たちはエイミーがいかに楽しく、賢く、チャーミングで、そして酷い人間だったかを人々に知ってもらいたいのです。私が彼女の父だからこの映画を作るのではなく、然るべき人にこの映画を手掛けてもらう事がとても重要であり、それが私たちの役目なのです」と語った。

この映画の収益は全て、エイミーの死後、若者のドラッグやお酒の乱用を防止するために、彼女の遺族が2011年に設立したエイミー・ワインハウス・ファンデーションの資金として寄付される予定になっている。

モニュメンタル・ピクチャーズのアリソン・オーウェンとプロデューサーのデブラ・ヘイワードは、この映画に関する共同声明の中で、「ミッチ・ワインハウスが、彼の娘で、時代のサウンドトラックとなる楽曲を私たちに届けてくれたアイコニックな存在であるエイミーの素晴らしい人生の物語を私達に託してくれたことを誇りに思います」と述べた。

さらに、彼女の親族は、エイミー・ワインハウスのホログラム・ワールドツアーを開催することも発表しており、その収益もまたファンデーションに寄付されるということだ。

Written by Laura Stavropoulos



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