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Classical Features

清塚信也の新作『Transcription』がリリース。「ロンド・カプリチオーソ」のMVも公開スタート

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クラシック・ピアニストにとどまらず、作編曲家、俳優、メディアでの活躍により多彩な才能を発揮している清塚信也。そんな彼のニュー・アルバム『Transcription』(読み:トランスクリプション)が遂に本日リリース。また、収録曲の中から「ロンド・カプリチオーソ」のミュージック・ビデオが公開された。

清塚信也 – ロンド・カプリチオーソ / Rondo Capriccioso (Official Music Video)

「ロンド・カプリチオーソ」は、フィギュアスケート羽生結弦選手の2021-2022シーズン・ショートプログラムとしてサン=サーンスの楽曲を基に創り上げられた楽曲で、ファンの間でもリリースが待ち望まれていたトラックだ。今回のミュージック・ビデオでは、清塚がステージ上のピアノと向き合うというシンプルなコンセプトながら、自ら「傑作」と自負するこの曲に懸ける想いを最大限表現した魂の熱演が捉えられている。楽曲の魅力を存分に感じ取ることができる、必見の仕上がりだ。

様々な方法で音楽の魅力を表現した集大成的な内容となっている本作には、「ロンド・カプリチオーソ」の他、NHK交響楽団メンバーとの共演で奏でるミュージカル『ゴヤ -GOYA-』の楽曲や「Baby, God Bless You」の新ヴァージョン、ドラムとピアノの一対一での超絶技巧セッションによる注目の新曲「Night out」など、全13曲を収録。

清塚自身の新曲や代表曲もふんだんに盛り込まれている中、ショパンの楽曲を引用しつつ即興的に新たな楽曲へと昇華させた「Chopin Fantasy」や、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ《悲愴》をベースとし、豪華ミュージシャンとの共演による「This Midnight」など、クラシックの名曲をモチーフに新たな魅力を引き出したトラックの数々にも注目だ。

本作のコンセプトである「Transcription」とは、音楽では曲や音を譜面に起こすという意味だが、転じてカヴァーやアレンジなど様々な角度で音楽の色々な楽しみ方を提示する作品となっている。あらゆる方法で音楽を表現し魅力を伝え続ける稀有な音楽家である清塚が、40歳という節目を迎える今年に、その魅力を詰め込み、自身を体現したような代名詞的作品だ。

商品は通常盤と限定盤の2形態で、限定盤には2021年11月2日にサントリーホールにて行われた、清塚信也コンサートツアー2021「Beautiful Time」スペシャル公演の映像を収録したDVDが付属する。


■リリース情報


清塚信也 『Transcription』
2022年11月30日発売
CD / iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music


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