現代ピアノ界の巨匠、シフの《ブラームス:ピアノ協奏曲》CDが第59回レコード・アカデミー賞大賞受賞

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MARCO FUMAGALLI

世界中のクラシック愛好家、そして批評家から絶大な信頼を集めるピアノ界の巨匠が満を持してECM New Seriesへ録音した《ブラームス:ピアノ協奏曲》が2021年度のレコード・アカデミー賞大賞を受賞したことが発表された。

当アルバムは誠実にキャリアを重ね、円熟の時を謳歌する現代最高の巨匠アンドラーシュ・シフが、作品が生まれた1850年代に制作されたピアノを演奏し、ブラームスが思い描いた理想のサウンドを蘇らせたもの。ユニークな古楽音楽家集団、エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団を弾き振りしての録音となる。

アンドラーシュ・シフはライナーノーツにこう記している。「近年、私たちは重量級のブラームスの演奏に慣れてしまってきた。ピアノはいっそう強大に、パワフルになり、オーケストラは大規模に、個々の楽器も強く、たくましくなっている。演奏会場は巨大化した。

― 中略 ― ブラームスの音楽は、重たくも、鈍くも、分厚くも、騒々しくもない。そのまったく反対 ― 清明で、繊細で、特徴的で、ダイナミクスの陰影に満ちている。」

ライナーノーツにはシフの作品および録音についての充実したテキストの他、使用ピアノに関するノートも掲載。

来年1月、授賞式が行われる予定。受賞の知らせを聞いたアンドラーシュ・シフから「一日も早くまた日本のみなさまに演奏を聴いて頂ける日が来ることを願っています」とコメントが届いている。


■アルバム情報


『アンドラーシュ・シフ~ブラームス:ピアノ協奏曲第1番&第2番』
2021年6月4日発売
CD / Apple Music / Spotify /Amazon Music

収録曲:

1)ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15
2)ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
アンドラーシュ・シフ(ピアノ&指揮)
エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団
録音:2019年12月19-21日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ





 

 

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