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ボブ・マーリー名曲「Could You Be Loved」のDJ L・P・ジョビーによる新リミックス配信

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Cover: Courtesy of UMe

ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ (Bob Marley & The Wailers) による名曲「Could You Be Loved」が、DJ L・P・ジョビー(LP Giobbi)の手によって新たなリミックスとして蘇った。

このリミックスは、マーリー・ファミリーとユニバーサル・ミュージック・エンタープライズ(以下UMe)、アイランド・レコードの協力のもと、同曲を収録した1980年のアルバム『Uprising』の45周年を記念して制作されたものだ。

リミックスを手掛けたL・P・ジョビーは、ジャンルの垣根を越えてダンス・ミュージックに多様な要素を融合させてきた経歴を持ち、まさにこの「Could You Be Loved」のリミックスにうってつけのアーティストだ。

クラシック音楽でピアノ教育を受けたバックグラウンドを活かしながら、ハウス・ミュージックにアプローチしてきた彼女は、これまでにジョン・サミット、ディプロ、デッド&カンパニー、ブラック・コーヒー、ソフィー・タッカーといったアーティストと共演・共作してきた。今回のリミックスでは、ハウスやテクノの要素を取り入れた独自のアプローチにより、ボブ・マーリーのレゲエの名曲に新たな解釈を加えている。

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Bob Marley & The Wailers, LP Giobbi – Could You Be Loved (with LP Giobbi) (Visualizer)

1980年のリリース当時、「Could You Be Loved」は世界各国でヒットを記録し、アメリカやオーストラリアをはじめ、アイルランド、オランダ、イギリスのチャートではトップ5入りを果たした。その後もこの曲の人気は衰えることなく、2021年にローリングストーン誌が発表した「歴代最高の500曲」の最新版にも選出。2022年にはこの曲の公式ミュージック・ビデオが初公開された。

もちろん、ボブ・マーリーの音楽とその影響力は、1981年の早すぎる死後も長きにわたって続いている。近年ではそのレガシーがさまざまなメディアで再評価されており、2024年には伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が公開。

今年は、ボブ・マーリーの生誕80周年企画の一環として、DJでありミュージシャンのドン・レッツ、シンガーのマーシャ・グリフィス、作家のクリス・サレウィッツ、フォトグラファーのエイドリアン・ブートら、彼をよく知る人物たちのインタビューを収めた5エピソードから成る最新ウェブ・シリーズ「Bob Marley & I」が公開されている。

In ep 5 of Bob Marley & I, photog Adrian Boot shares a sack of herb w/Gong to help lift the mood.

また、息子のジギー・マーリーが主宰するタフ・ゴング・ワールドワイド(Tuff Gong Worldwide)からは、高く評価された2012年のドキュメンタリー映画『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』(原題:Marley)が配信で再リリースされており、これにあわせて、2時間以上の未公開インタビュー映像を収録した“80周年記念コレクターズ・エディションDVD”も発売された。

本作は現在、アメリカ国内の主要ストリーミング・プラットフォームで配信中で、7月15日には全世界での配信も予定されている。

9月1日(土)公開 『ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド』予告編

Written By Sam Armstrong



ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ「Could You Be Loved (with LP Giobbi)」
2025年7月11日配信
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music



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