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BOXセット『The Public Image Is Rotten』で読み解く知られざるPiLの一面

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大きな影響力を誇ったパンク・バンド、セックス・ピストルズが70年代終わりにロックンロールの進路を取り返しのつかない方向へと変えてしまったことに関してケチをつける者はまずいないだろう。

しかしながら、1978年初めの彼らの解散後に、フロントマンのジョン・ライドン(ジョニー・ロットンの芸名から変更)がパブリック・イメージ・リミテッド(PiL)を結成し、彼らの40年のキャリアを記念した『The Public Image Is Rotten (Songs From The Heart)』の新たなボックス・セットは彼らが世界的音楽シーンに長く影響を残していたことを証明している。

今作のリリースは偶然にもタバート・フィラー監督による、PiLの本質を隈なく描いた同名のドキュメンタリー作品『The Public Image Is Rotten』がイギリスとアメリカで劇場公開された日と重なった。ジョン・ライドンとレコード会社にとって聖杯にも等しい今回の新たなコレクションは、多数の出所のわからない楽曲や、未発表曲などを含めた76曲もを収録し、CD5枚とDVD2枚のセットとアナログ盤6枚組のセットでリリースされた。

ジャー・ウォブルの地鳴りのようなベース、キース・レヴィンの鋭いメタリックのようなギター、そしてジム・ウォーカーの正確でカンのヤキ・リーベツァイトっぽいドラミングが躍動する1978年10月に発表されたPiLの革新的なデビュー・シングル「Public Image」は、ビースティ・ボーイズからモービー、レッド・ホット・チリ・ペッパーズといった音楽界をリードしてきた人たちが次々とこの象徴的な楽曲とそれを収録したデビュー作を賞賛し、ソニック・ユースのサーストン・ムーアは「Public Image」について、”パンク後の音楽シーンを根本から変えた楽曲”と表現している。

PIL – Public Image

PIL - Public Image

 

「Public Image」は今回発売された『The Public Image Is Rotten』の「シングルス 1978-2015」と名付けられたディクス1の冒頭を飾り、その後には、バンドの代表作でもあるセカンド・アルバムの『Metal Box』から、後に改題され「Swan Lake」となった「Death Disco」、そして「Memories」の2作シングルを収録している。

多彩であると同時に気まぐれでもあったPiLは1980年7月にジャー・ウォブルが脱退した時に崩れ散りそうになったが、それでもバンドはそんな初期の姿勢を変えることはなかった。実際にライドンは、その後のPiLメンバーと共に、派手でファンキーな「This Is Not A Love Song」や、壮麗なアフロ・ケルト・フージョンの「Rise」など、多様な楽曲でヒットを生み出そうとしていった。一方で、2000年問題後に作られた「Reggie Song」や「One Drop」、けんか腰の「Double Trouble」といったシングルは、現在のPiLのメンバーである、ル・エドモンズ、スコット・ファース、そしてブルース・スミスが間違いないなく彼にとって最も有能な補佐役であることを証明している。

次に、ディスク2にはPiLの過去の全B面シングルとBBCラジオでのセッション音源に加え、『Metal Box』からの「Home Is Where The Heart Is」や「Pied Piper」(元々はヴァージン・レコードからリリースされたあまり知られていないコンピレーション『Machines』のために提供)そして、1991年に公開されたキアヌ・リーブスとパトリック・スウェイジ主演でキャスリン・ビグロー監督の映画『ハートブルー』のサウンドトラックのために作られた「Criminal」などの興味深いレアな楽曲のアウトテイクも収録している。

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Photo: John Lydon/John “Rambo” Stevens’

今作のトラックリストを突き詰めていくと、ディクス3と4は熱心なPiLコレクターにとってはたまらない代物で、ディスク3にはこれまであまり知られていなかったボブ・クリアマウンテンによる完成度の高いラジオ・フレンドリーな「Rise」のミックスや、ゴスペル風の「Disappointed」、そして9分間にも及ぶ「Death Disco」の無編集のモニター・ミックスを収録した知られざる12インチ・ヴァージョンの音源や、ディクス4には、有名曲の知られざるミックス音源(デビュー作からの「Annalisa」タウンハウス・ミックスや、壊滅的にヘヴィな『Metal Box』からの「Albatross」のモニター・ミックスなど)や、完全未発表だった珠玉の楽曲たち(物議を醸した83年『Commercial Zone』セッションからのヴェルヴェット・アンダーグラウンド風にポップな「Bad Night」を含む)、そしてヘヴィーなドラムが印象的なアルバム『Flowers Of Romance』からのアウトテイク「Vampire」やレッド・ツェッペリン名曲「Kashmir」の意外なカヴァーなど、興味深い楽曲が多数収録。これらのスタジオ音源はPiLのキャリアにおける、ありとあらゆるなステージからのライヴ録音と 同じような秀逸なセレクションになっている。

ディスク5に収められている1989年頃のニューヨーク・リッツでのライヴ音源は、ジョン・マッギオークのリード・ギターをフィーチャリングしたハードなライヴを繰り広げていた80年代後期のPiLの証でもある。追加の2枚組DVDにはぎっしりと詰め込まれたプロモ・ビデオとBBCにアーカイヴされていた『The Old Grey Whistle Test』と『Top Of The Pops』のTVパフォーマンス 映像に加え、(ソビエト連邦時代の1988年エストニアと2013年のオーストラリア)2公演のライヴ映像がフル尺で収録されている。

Written By  Tim Peacock



パブリック・イメージ・リミテッド
『The Public Image Is Rotten (Songs From The Heart)』

形態:5SHM-CD+2DVD/価格:11,000円+税
輸入国内仕様/完全生産限定盤
<日本盤のみ>SHM-CD仕様/英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付

 

Tシャツも発売中! ãƒ‘ブリック・イメージ・リミテッド / PiL Heart Logo Tee (T-Shirts / Black)

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