【全曲試聴リンク付き】“一目惚れ”を歌ったラヴソング19選

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Image: Volanthevist / Getty Images

一目惚れをテーマにした曲は、数え切れないほど存在する。それも当然だろう。出会った瞬間に、「この人こそ本当の愛だ」と心で確信できる――そんな考えは、誰の心にも響く強い魅力を持っている。

ポピュラー音楽に携わるアーティストのほとんどが、形は違えど、このテーマに一度は挑んできた。こうした曲の語り手が歌っているのは、たいてい恋愛としての愛だが、そこから親友との出会いや、生まれたばかりの我が子への愛を描いた印象的な楽曲も数多く生まれている。その好例が、スティーヴィー・ワンダーの素晴らしい「Isn’t She Lovely」だ。

それではさっそく、史上最高の「一目惚れ」をテーマにした楽曲を紹介していこう。

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1. テイラー・スウィフト「Love Story」

テイラー・スウィフトの「Love Story」は、一目惚れを歌った偉大な楽曲のひとつである。2008年に、彼女のセカンド・アルバム『Fearless』からのリード・シングルとして初めてリリースされたこの曲には、『ロミオとジュリエット』や『緋文字』からの着想が得た要素が盛り込まれている。

それから数年後の2021年2月、テイラーは再録アルバム・プロジェクトの幕開けとして、「Love Story (Taylor’s Version)」と題した再録版をリリースした。

 

2. メアリー・J.ブライジ feat. メソッド・マン「Love @ 1st Sight」

メアリー・J. ブライジは2003年、メソッド・マンとタッグを組み、見知らぬ相手に恋をしてしまう瞬間を歌った「Love @ 1st Sight」を発表した。ショーン・“ディディ”・コムズがプロデュースを手がけたこの楽曲では、ア・トライブ・コールド・クエストの楽曲がサンプリングされている。

クリス・ロビンソンが監督したミュージック・ビデオには、”ディディ”自身もブライジ、メソッド・マンとともに出演している。

 

3. カイリー・ミノーグ「Love at First Sight」

このテーマのリストに、カイリー・ミノーグのクラシックなダンス・ポップ曲「Love at First Sight」を入れないわけにはいかない。オーストラリア出身のポップ・スターである彼女は2002年、8作目のスタジオ・アルバム『Fever』からのシングルとしてリリースした。

全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)では23位を記録したこのダンス・トラックは2003年の第45回グラミー賞で“最優秀ダンス・レコーディング賞”にもノミネートされた。これは彼女にとって初のグラミー賞ノミネーションとなった。

 

4. ライオネル・リッチー「Penny Lover」

ライオネル・リッチーは、1983年の楽曲「Penny Lover」を、当時の妻ブレンダ・ハーヴェイ・リッチーと共作した。この曲はライオネルのアルバム『Can’t Slow Down』に収録され、1984年に正式なシングルとしてリリースされると、全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)で2週間にわたって8位を記録した。

歌詞では、恋する相手への思いを募らせる男性を主人公に、愛する人を切なく想い続ける心情が描かれている。

 

5. ロバータ・フラック「First Time I Ever Saw Your Face」

もともとは1957年にイーワン・マッコールがフォーク・ソングとして書いた「The First Time Ever I Saw Your Face」を、1972年にロバータ・フラックが世界的なヒットへと導いた。その魅力は歌詞からも明らかだ。

「初めてあなたの顔を見た時/あなたの瞳の中で太陽が昇ったと思った/月と星はあなたがくれた贈り物だった/暗く果てしない空へ、愛する人よ/暗く果てしない空へ」

俳優クリント・イーストウッドは、自身の監督デビュー作『恐怖のメロディ』で彼女のヴァージョンを使用した。ロバータはこの曲で、グラミー賞の“最優秀レコード賞”と“最優秀楽曲賞”の2部門を受賞している。

 

6. ブライト・アイズ「First Day Of My Life」

「First Day of My Life」は、エモ・バンド、ブライト・アイズの最大級のヒット曲のひとつである。ブライト・アイズは、シンガーソングライターのコナー・オバーストによるソロ・プロジェクトとして始まり、その後マイク・モギスとネイト・ウォルコットが正式メンバーとして加わった。

ラヴ・ソングと考えられているこの曲は、高い評価を獲得した2005年のアルバム『I’m Wide Awake, It’s Morning』に収録されている。同作はBillboardのIndependent Albumsチャートで2位を記録した。

 

7. ケニー・チェズニー「You Had Me From Hello」

カントリー・スター、ケニー・チェズニーが1999年にリリースしたセカンド・アルバム『Everywhere We Go』からの2曲目のシングル「You Had Me from Hello」は、BillboardのHot Country Songs(当時のHot Country Singles & Tracks)チャートで1位を獲得した。

ケニーは、映画『ザ・エージェント』でトム・クルーズがレネー・ゼルウィガーに向かって放ったセリフを聞いてこの曲を書いた。

 

8. ケイシー&ジョジョ「All My Life」

R&Bデュオのケー・シー&ジョジョの「All My Life」は、1997年のデビュー・アルバム『Love Always』からのシングルとしてリリースされた。

ジョジョが娘に一目で愛情を抱いた瞬間について書いたこの曲は当初、A&Mレコード所属の女性アーティストに提供される予定だったが、彼は自らレコーディングすることを決めた。その決断は功を奏し「All My Life」全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)で1位を獲得する大ヒットとなり、プラチナ認定も受けている。

 

9. ホイットニー・ヒューストン「I’m Your Baby Tonight」

ホイットニー・ヒューストンの「I’m Your Baby Tonight」は、同名の3作目のスタジオ・アルバムからのリード・シングルとして1990年リリースされ、全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)で1位に輝いた。

同アルバムで共同プロデューサーを務めたL.A.リードとベイビーフェイスが共作した同曲は、1991年の第33回グラミー賞で“最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞”にノミネートされた。

 

10. ビヨンセ「Crazy in Love」

ビヨンセの2003年のヒット曲「Crazy in Love」は、現在の夫であるジェイ・Zとのコラボレーションで、彼女のソロ・デビュー・アルバムに収録された。ジェイ・Zはこのヴァースをわずか10分で即興的に書き上げたと伝えられている。

同曲は、シャイ・ライツの「Are You My Woman (Tell Me So)」を印象的にサンプリングしており、リリース後にペプシの広告で使用されたことで、さらに大きなヒットとなった。

 

11. ザ・キュアー「Lovesong」

ザ・キュアーの「Lovesong」は、彼らの輝かしいディスコグラフィーの中では、少し異彩を放つ楽曲かもしれない。ヴォーカリストのロバート・スミスは、かつてこの曲についてこう語っている。

「これは感情をありのままに表現した曲なんだ。気の利いたことをしようとしているわけじゃない。ごくストレートなラヴ・ソングを歌うことに抵抗を感じなくなるまで、10年もかかったんだ」

 

12. サヴェージ・ガーデン「I Knew I Loved You」

サヴェージ・ガーデンの1999年のシングル「I Knew I Loved You」は、愛するべき運命の相手との出会いを描いたラヴ・ソングだ。この曲は、彼らにとって全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)で2度目の首位獲得曲となった。ミュージック・ビデオでは、女優のキルスティン・ダンストが主人公の恋の相手役として出演している。

 

13. カーリー・レイ・ジェプセン「Call Me Maybe」

「Call Me Maybe」は、カナダのポップ・スター、カーリー・レイ・ジェプセンの存在を世に広く知らしめた楽曲である。2012年に発表されたこの曲は、もともとは現在知られているような軽快な「一目惚れ」系のポップ・ソングではなく、フォーク・ソングとして作られていた。

その後、大幅にアレンジを変えて現在の形となり、世界的なヒットを記録。現在でも、21世紀に最も売れた女性アーティストによるシングルのひとつに数えられている。

 

14. ボブ・シーガー「You’ll Accomp’ny Me」

「賭けてみるよ、ベイビー/君にすべてを賭ける」という歌詞が象徴するように、一目惚れの愛を讃える、実に美しいラヴ・ソングであるボブ・シーガーの「You’ll Accomp’ny Me」は、1980年のアルバム『Against The Wind』から生まれた4曲の大きなヒット・シングルのひとつだった。

そして今も、心の底から、狂おしいほど深く恋に落ちたことのある人々の胸に響いている。

 

15. フランク・シナトラ「The Way You Look Tonight」

「The Way You Look Tonight」は、もともと1936年のコメディ映画『有頂天時代』で俳優フレッド・アステアが歌うために作られた曲である。フランク・シナトラは1964年、ネルソン・リドル・オーケストラとともに同曲をカヴァーした。オリジナルのリリース時、同曲はアカデミー歌曲賞を受賞している。

 

16. パニック!アット・ザ・ディスコ「Sarah Smiles」

パニック!アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリーは2011年、ある女性の心を射止めたいという思いから、一目惚れをテーマにした「Sarah Smiles」を書いた。その女性の名前は、タイトルにもなっているサラ。結果的に彼の想いは実を結び、2人は2013年に結婚した。ブレンドンはかつてSpin誌のインタビューで、この曲について次のように語っている。

「“Sarah Smiles”は僕のガールフレンドについての曲なんだ。まあ、ちょっとベタな話だけど。彼女に出会ったとき、気に入ってもらおうと思ってこの曲を書いた。彼女に夢中だったんだ。曲を彼女に聴かせて、それ以来ずっと付き合っている。僕にとっては、個人的にも大きな一歩だった。曲を書いて彼女を口説いてみようと思えるほど、自信を持てるようになったんだ。僕は本当に幸運な男だよ」

 

17. ザ・ビートルズ「I Saw Her Standing There」

1963年のザ・ビートルズのデビュー・アルバム『Please Please Me[』のオープニングを飾る「I Saw Her Standing There」は、最初はB面曲としてリリースされた。しかしその後、一目惚れをテーマにしたポップ・ソングの名曲のひとつとして知られるようになった。

ポール・マッカートニーはかつてBeat Instrumental誌で、この曲について次のように語っている。

「誰かからちょっと拝借した部分の一例を挙げるなら、“I Saw Her Standing There”ではチャック・ベリーの“Talkin’ About You”のベース・リフを使ったんだ。彼とまったく同じ音を弾いたんだけど、それが僕らの曲に完璧にハマった。今でもこうやって話すと、信じない人がほとんどなんだ。だから僕は、ベース・リフは必ずしもオリジナルである必要はないと思っている」

 

18. スティーヴィー・ワンダー「Isn’t She Lovely」

スティーヴィー・ワンダーの「Isn’t She Lovely」は、高い評価を受けた1976年のアルバム『Songs in the Key of Life』に収録された。娘アイシャ・モリスの誕生を祝って書かれたこの曲では、赤ん坊の泣き声がサンプリングされている。2012年には、エリザベス2世の即位60周年を記念する“ダイヤモンド・ジュビリー”で披露する際、スティーヴィーは歌詞の一部を変更して歌った。

 

19. キャリー・アンダーウッド「Look at Me」

キャリー・アンダーウッドの「Look at Me」は、自分が抱いている愛に気づいてほしいと願う気持ちを歌った楽曲だ。マーク・ブライトがプロデュースし、2009年11月にキャリーの3作目のアルバム『Play On』の収録曲としてリリースされた。

公式シングルではなかったにもかかわらず、今なおアルバムの中でも特に印象的な一曲として知られている。よく耳を澄ませると、カントリー・シンガーソングライターのヴィンス・ギルがバッキング・ヴォーカルを提供していることも分かる。

Written By Sam Armstrong



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