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耐え難い傷心から生まれサム・スミスをスターにした名曲「Stay With Me」の背景を探る

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Photo: Universal Music Group Archives

耐え難い傷心から生まれた、サム・スミス渾身の1曲「Stay With Me」には、その誕生の瞬間から後世に残る名曲としての佇まいがすでに備わっていた。


あらゆる経験が人を強くすると言われる。確かに失恋によってサム・スミスの心は粉々に砕けたのかもしれないが、その代償としてこれほど大きなものを得た者はめったにいないだろう。サム・スミスのデビュー・アルバム『In The Lonely Hour』からの「Stay With Me」は、彼の耐え難いほどの傷心が生み出した作品だった。そしてその成果によって、グラミー賞を4部門で受賞し、向こう数10年は確実に安泰であろうというキャリアを手に入れたのである。

Sam Smith – Stay With Me

 

「僕はとても暗い場所にいたんです」

全10曲から成るアルバム『In the Lonely Hour』の収録曲のほとんどはサム・スミスの恋愛の苦悩について書かれたもので、サムは当時を振り返り「僕はとても暗い場所にいたんです」と語っている。ゴスペル色を滲ませたのバラードは、絶対にうまくいくに違いないロマンスを目の前にしつつ、それが一夜限りの関係でしかないとわかっている時の、あの疼くような刹那的な思いを伝えている。

ディスクロージャー、クリーン・バンディット、エリー・ゴールディング、そしてウィリアム・フィリップス (エレクトロニカ・アクト、ツーリストの名で活動している) 等を手がけるジェームズ・”ジミー・ネイプス”・ネピアーとの共作になるヒット作「Stay With Me」は、楽曲の基盤になるシンプルなピアノのコード進行が決まるとすぐに形になった。そこにドラムを重ね、サム・スミスのボーカル・テイクが幾重にも重ねられている。ロンドンのオールド・ストリートにあるスタジオで録音されたこの曲には心うずかせるようなシンプルさがあった。一聴してきっとこれは名曲になると確信できる、そんな数少ない楽曲のひとつである。

今年一気にブレイクしたスター

サムのデビュー・アルバムが成功したのは、その率直な感情表現によるところが大きい。「他の人達から愛をもらえない、報われない関係ばかりだったんです」とかつて彼は語っている。聴き手は、その傑出したソングライティング能力に対するのと同じように、彼の勇気ある赤裸々な感情表現に強く反応したのだ。『In The Lonely Hour』は初打席で特大場外ホームランになった。

「Stay With Me」のプロモーションのためにサムは、アメリカの人気テレビ・ショー”Saturday Night Live”やイギリスの”The Graham Norton Show”などに出演。アメリカ、イギリスでそれぞれ4月14日、5月18日にリリースされたこのシングルは、前者のヒット・チャートでは2位、後者では1位という成績を残した。ロンドンで撮影された(自伝的といってもいい)感動的なプロモーション・ビデオを含め、すべてが彼に味方し、「Stay With Me」は、サム・スミスの人気を揺るぎないものとなり、彼はその年にブレイクした最高のスターと見做されるまでになった。

Sam Smith – Stay With Me (Live on SNL)

 

「僕をがっかりさせてくれて本当にありがとう」

第57回グラミー賞で最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞に選ばれた「Stay With Me」は、当時の彼のような駆け出しアーティストには出来過ぎなほどの大きな成果を得た。しかし、そのあまりの驚きによって言葉を失ってしまったというようなケースは彼には当てはまらなかった。思うことをはっきりと言葉にするという、今ではサムのトレードマークとなっているキャラクターそのままに、彼はその夜の受賞の舞台でも誰にも真似のできないスピーチを決めた(彼は、最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞に加え、最優秀新人賞と最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞でもトロフィーを獲得している)。

「このレコードのテーマになっている、僕が去年好きだった人に僕は感謝しています。ほんの一言だけ、ありがとう、きみにふられたおかげで僕は4つもグラミー賞をもらうことができたよ」受賞の際に、これ以上に気の利いたスピーチを披露した者は、ほかにちょっと思い浮かばない。

Written By Mark Elliott


Sam Smith In The Lonely Hour Album Cover With Logo - 530

サム・スミス『In The Lonely Hour』

   

【最新リリース情報】

サム・スミス「How Do You Sleep?」




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