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パール・ジャム、新作アルバム『Dark Matter』全曲解説

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2024年4月19日に発売されたパール・ジャム(Pearl Jam)による12作目の新作スタジオ・アルバム『Dark Matter』。各所で絶賛の声が高いこのアルバムについて、メンバーのストーン・ゴッサード(Gt)とジェフ・アメン (Ba)によるアルバム収録全曲のコメントが公開。

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Dark Matter – the new single from Pearl Jam. Stream it now, and pre-order the album, out April 19th.

ストーン・ゴッサード (Rhythm Guitar)=SG
ジェフ・アメン (Bass)=JA

1. Scared Of Fear

SG:アンドリュー・ワットのスタジオで彼に会ってから、1時間でレコーディングした曲だ。アンドリューに何かリフがあるかと聞かれて、俺が少しリフを演奏したら、「素晴らしい、じゃあ始めよう」となって、俺達はそれから10分ほどかけてアレンジをしたと思う。エディが彼に聞こえたメロディを入れてマイナーチェンジをして、多分、1時間半以内に曲が出来上がっていた。最終ヴォーカルはまだ入っていなかったかもしれないが、曲のベーシックな部分は完成していて、メロディも曲のアイディアも決まっていたね。

この曲が、アルバムの残りの曲のムードを設定した感じだった。毎回、そんなに早く曲が作れたわけじゃない。その週は沢山の曲をレコーディングしたよ。それから一年待って、リック・ルービンのシャングリラ・スタジオで残りの曲をレコーディングして仕上げた。「Scared Of Fear」は、個人的に特別な曲だ。クラシックなリフが入った、非常にパール・ジャムな感じがする曲だからね。

JA:最初に作り始めた曲で、実にクールなストーン・ゴッサードのリフから始まって、他の部分を考えて、少しアレンジをした。歌詞はアルバムの雰囲気を設定したと思うよ。

Pearl Jam – Scared Of Fear (Official Visualizer)

 

2. React, Respond

SG:クラシックなリフが入った曲で、ジェフ・アメンが最初にアンドリューに演奏した曲だったね。「Scared Of Fear」のすぐ後に、全員で取り掛かったんだ。僕はこの曲に惚れ込んでいるよ。ニュー・アルバムの中でも特にオリジナリティのある曲の一つで、すごく多様な80年代のサウンドに触れつつ、ヘヴィなんだ。アップテンポの曲で、エディの素晴らしい歌声が歌詞を見事に表現している。俺が特に気に入った点は、主にオープンEを少しリバーヴをかけて弾いていて、ノンストップで弾きまくったのが楽しかったよ。

JA:俺が考えた幾つかのパートに、実にクールなドラムが加わった。バッジーみたいに強烈なドラムになっているんだ。

Pearl Jam – React, Respond (Official Visualizer)

 

3. Wreckage

JA:エディが持っていたコードで始まって、とても作るのが楽しかった。すごくよく覚えているんだけど、メンバー全員が円になって曲に加わって、本当に素晴らしかったんだ。エディの歌詞も本当に素晴らしいよ。

Pearl Jam – Wreckage (Official Visualizer)

 

4. Dark Matter

JA:マット・キャメロンが叩くドラムに合わせてアンドリュー・ワットが部屋中を飛び回る姿しか目に浮かばない曲だな(笑)。マットにはドラムがどんなサウンドになるか見えていて、このパターンを演奏していた。それで俺達が「その一部をちょっと使わせてくれ」って言って、(エンジニアの)ポールがその一部を使ってループして、ストーンと俺に渡して、俺達二人が幾つかパートを考えて、翌日スタジオに戻って来て、それぞれのパートを一つにまとめたんだ。ストーンが非常にクールなギター・パートを書いてくれて、それがすごく彼らしいサウンドで、曲を最高にしてくれたと思うよ。

Pearl Jam – Dark Matter (Official Visualizer)

 

5. Won’t Tell

JA:俺が持っていた曲で、俺が話したある夢の物語を、エディが歌詞にしたんだ。彼が俺の夢を再解釈してくれて、最高だったよ。この曲では、彼が俺の精神科医みたいな感じだった。

Pearl Jam – Won't Tell (Official Visualizer)

 

6. Upper Hand

JA:ストーン・ゴッサードのリフで、その巨大なパレット上にマイク・マクレディのシュレッド・ギターが乗っている。楽しい曲だ。

Pearl Jam – Upper Hand (Official Visualizer)

 

7. Waiting For Stevie

SG:アンドリューが作ったベイビーだね。メインのリフは彼のものだと思う。エディとアンドリューが一緒に作ったのかもしれないが。俺の考えでは、プロデューサーとの共作曲だ。アンドリューの考えたリフは、パール・ジャムのリフよりもサウンドガーデンのトリビュートに近いと思う。完璧な、シンプルで勢いのある曲展開があって、曲のキーも、エディがヴォーカルを入れる様子も本当に驚異的で、多くの人達のお気に入り曲になると思うよ。

JA:俺達はマイ・ブラッディ・ヴァレンタインのような、シューゲイザー的な世界に足を踏み入れることはないだろうと俺は思っていたんだけど、「Waiting For Stevie」は、その世界にちょっと入っているね。

Pearl Jam – Waiting For Stevie (Official Visualizer)

 

8. Running

JA:元々は「Big Sandy Punk」というタイトルだった。俺達の勝手な理由で、俺はこの名前にしようと頑張ったんだけどね(笑)。

Pearl Jam – Running (Official Visualizer)

 

9. Something Special

JA:ポジティヴな感触の曲で、アルバムに必要な曲だったと思う。この曲はエディのベイビーだから、彼が話せるよ。

Pearl Jam – Something Special (Official Visualizer)

 

10. Got To Give

JA:エディが持っていたコードから始まった曲で、ピート・タウンゼントのソロ曲を彷彿とさせる感じがあると思う。そんなわけで、俺にできる最高のピノ・パラディーノのベースをこの曲には入れてみたよ。

Pearl Jam – Got To Give (Official Visualizer)

 

11. Setting Sun

JA:俺がこのアルバムで一番好きな曲の一つで、「しがみついているのは俺だけなのか?」っていうアウトロの歌詞がもの凄く重みがあって、同時に希望に満ちていて。ライヴで演奏するのが最高に楽しいリフだと思う。このアルバムには、多分3、4曲そういうエンディングが本当にビッグになる曲があって、ライヴは最高に楽しいはずだよ。

Pearl Jam – Setting Sun (Official Visualizer)

Written By uDiscover Team



パール・ジャム『Dark Matter』
2024年4月19日発売
CD&LP / iTunes Store / Apple Music / SpotifyAmazon Music / YouTube Music




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