クラプトンとミック・テイラーがジョン・メイオールのブルースブレイカーズに帰還

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1971年、ジョン・メイオールはすでに、ブリティッシュ・ブルースのパイオニアとして広く知られていた。彼はイギリスの音楽シーンにその音楽を持ち込む手助けをしたことで大きな尊敬を集め、その音楽の偉大さを追求し続けたブルースブレイカーズのバンドメンバーたちにも、国内および国際的なステージを提供した。その年の4月17日には、ジョン・メイオールは、アルバム『Back To The Roots』で全米チャート入りを果たす、このアルバムには、エリック・クラプトン やミック・テイラーらが一時的にゲスト・ギタリストとして、グループに戻ることになった。

1970年の11月15日から25日にかけて、ロンドンとロサンゼルスで録音されたこの2枚組のアルバムは、ジョン・メイオールが彼の進化したバンド・ラインナップを考慮して、着想を受けたものだ。「最初のアイディアは、俺のキャリアを通じてバンドで演奏してきた有名ミュージシャンを集めようというものだった」とそのアルバムのリリースの際に、彼は語った。

「しかし、いうなれば“メイオール・スクール”の卒業生たちの多くは、ツアーで遠くの国々にいたり、その他のことで追跡し切れなかった。楽観的な見方をすれば、ただ(状況を)みおろして、参加できるやつを見つければよかった。このセッションの間中、歴史は繰り返すと感じていたのは、俺一人ではなかったはずだよ」とも語っている。

しかし『Back To The Roots』は懐古の念の習作とはほど遠いものだ。アルバムには18曲を下らないジョン・メイオールの楽曲がフィーチャーされ、いつも通り、バンド・リーダー、リード・ヴォーカル、リズム・ギター、ハーモニカ、キーボードとして、本領を発揮している。しかしそれ以上に、エリック・クラプトン(デレク・アンド・ザ・ドミノス時代)や2年間ザ・ローリング・ストーンズに在籍し、ちょうど新譜『Sticky Fingers』をリリースしたばかりの22歳のミック・テイラーの参加は話題性があった。

『Back To The Roots』にはその他にも、ジョン・メイオールの元のドラマー、キーフ・ハートレーやジェリー・マギー、キャンド・ヒートのラリー・テイラーやハーヴェイ・マンデルといったギタリスト、そして、ロックン・ロール・デュオドン&デューイのドン・“シュガーケイン”・ハリスがヴァイオリンで参加。ハーヴェイ・マンデルは数年後自身のザ・ローリング・ストーンズとのコネクションで、1976年のアルバム『Black and Blue』の「Hot Stuff」と「Memory Motel」にリード・ギタリストとして参加した。

『Back To The Roots』はリリースに際し、全米チャート最高位22位を獲得した1970年のアルバム『USA Union』を下回った。『Back To The Roots』は最高位52位を獲得し、15週チャートに在位した。ジョン・メイオールのように、彼のバンドと彼の有名な友人たちは、ブルースのメッセージを幅広く広めることとなった。



『Back To The Roots』

  

By Paul Sexton 

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