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ブッカー・T&ザ・MG’sから『Abbey Road』への究極のトリビュート作『McLemore Avenue』

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ザ・ビートルズが1969年9月26日に『Abbey Road』をリリースした当時、かならずしも世界中が称賛していたわけではなかった。中には批判的なレヴューもあった…困惑したファンもいたのだ。しかし時間の経過とともにその意見も和らぎ、名盤と称されるアルバムとなっている。ザ・ビートルズの最高傑作に『Abbey Road』をあげる人も多く、その中にはブッカー・T・ジョーンズも含まれる。彼はザ・MGsとともに1970年にリリースしたアルバム『McLemore Avenue』で『Abbey Road』への敬意を表した。

ロンドンから5,500マイルも離れたロサンゼルスにいたブッカー・Tは『Abbey Road』に対してこのようにコメントをしている。「ザ・ビートルズが自分たちの慣れ親しんだフォーマットから逸脱して音楽的に違うことをやったのは非常に勇気あることだと思った。そうする必要もないのに、あのように限界を推し進めて新たな自分を生み出していくなんて。そんなことしなくても世界でトップのバンドだったにも関わらず、それでも自分たちを改革したんだ。『Abbey Road』は本当に素晴らしい音楽だったから、それを称える必要があると思ったんだよ」。

すぐにブッカー・Tはスティーヴ・クロッパー(ギター)、ドナルド・“ダック”・ダン(ベース)とアル・ジャクソンJr.(ドラマー)をスタジオに集結させ、『Abbey Road』のカヴァーを収録した『McLemore Avenue』のレコーディングを開始した。レコーディングはロサンゼルスのウォリー・ハイダー・スタジオとメンフィスのスタックス・レコーディング・スタジオの2か所で行った。スタックス・レコーディング・スタジオは町の南東で空港までの道中に位置するマクレモア・アヴェニューにあったので、『McLemore Avenue』というアルバムタイトルになった。

大半がインストのこのアルバムは大胆であり、もし聴いたことがなければおそらく「どうやってこれを実現させたのだろう?」と思うに違いない。3つのメドレー曲と独自にレコーディングしたジョージ・ハリスンの「Something」をいとも簡単に演奏しているかのように見せていることこそがバンドのミュージシャンシップを証明しており、「Something」に至ってはアルバムのプロモーション用にシングルとしてリリースされた。

最初のメドレーは「Golden Slumbers」で始まり、ブッカー・Tのオルガンの美しさと繊細さはまるでオーディオの蜂蜜のようだ。「Here Comes The Sun」ではハモンドのマエストロ、ジミー・スミスのジャジーな演奏が聞こえる。「The End」ではスティーヴ・クロッパーが前面に出て、「Carry That Weight」ではレゲエの影響も感じさせる。

Booker T And The MGs McLemore Avenue Side Two

アルバムのハイライトは「Sun King/ Mean Mr Mustard/Polythene Pam/She Came in Through The Bathroom Window/I Want You (She’s So Heavy)」からなるメドレーであろう。「Sun King」ではザ・ビートルズの優れたインストゥルメンタルを称え、またブッカー・Tの器用なハモンドの演奏もハイライトされている。そしてアル・ジャクソンのドラムが「Mean Mr Mustard」を始め、スティーヴ・クロッパーの見事なギター・プレイが「Polythene Pam」で輝き、「She Came In Through The Bathroom Window」に続く。「I Want You (She’s So Heavy)」ですべては頂点に達し、そのクライマックスに到達するとこれらの楽曲のオリジナルは歌詞があったことすら忘れてしまうだろう。

また、『Revolver』をレコーディングしていた時期のザ・ビートルズは、メンフィスのスタックス・スタジオでレコーディングする話を持ちかけられていたことも触れておく。レコーディングにもっとファンキーなサウンドをもたらしたいと思っていたからで、『McLemore Avenue』を聴くと、当時出来上がったかもしれないサウンドに近づいた気持ちになれる。

『McLemore Avenue』をトリビュート・アルバムと呼ぶのは必ずしも正確ではないが、天才の作品を持って、すでにある楽曲のメロディの構造の中でこれらのアイディアを単に素晴らしく再考しただけではないと言う意味では、究極のトリビュートと言える。『McLemore Avenue』はそれ自身に価値があるアート作品だ。一人で暗闇の中、スピーカーの間に座って聴いてみてほしい…まるでその場にいるような感覚に陥るはずだ。

『Abbey Road』がザ・ビートルズの最高傑作だろうか? そうかもしれない、そして『McLemore Avenue』は間違いなくブッカー・T&ザ・MGsの最高潮と言えるだろう。

Written by Richard Havers



Booker T And The MGs Take The Beatles To ‘McLemore Avenue’

ブッカー・T&ザ・MG’s『McLemore Avenue』

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『Abbey Road』50周年記念エディション:フィジカル6形態とデジタル配信にて発売
①4枚組スーパー・デラックス・エディション
②2CDデラックス
③1CD
④3LPデラックス・エディション
⑤1LP
⑥カラー1LP
デジタル/ストリーミング
の各フォーマットで発売。

全てのフォーマットの購入はこちらから

The Beatles ABBEY ROAD Anniversary Editions – Unboxing

①スーパー・デラックス・エディション
<3CD + 1ブルーレイ(音源のみ)収録、100p豪華本付ボックス・セット>
英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付
<輸入国内盤仕様/完全生産盤>
価格:12,800円+税 / SHM-CD仕様

CD1: ジャイルズ・マーティン&サム・オケルによるニュー・ステレオ・ミックス
CD2&CD3: セッションズ/「i Want You」を筆頭に、レコーディングされた日付順に23曲収録
ブルーレイ(音源のみ): ドルビー・アトモス、5.1 サラウンド、ハイレゾ・ステレオ・ミックス

②2CDエディション<期間限定盤>
英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付
デジパック仕様 / 40ページのブックレット付
価格:3,600円+税 / SHM-CD仕様

CD1: ジャイルズ・マーティン&サム・オケルによるニュー・ステレオ・ミックス
CD2: セッションズ/オリジナルのアルバムの曲順通り収録

③1CD
英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付
価格:2,600円+税 / SHM-CD仕様

④3LPデラックス・エディション
<直輸入盤仕様/完全生産限定盤>
3枚のLP入り限定盤ボックス・セット / 4枚のインサート付
英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付
価格:11,000円+税

LP1: ジャイルズ・マーティン&サム・オケルによるニュー・ステレオ・ミックス
LP2&LP3: セッションズ/「アイ・ウォント・ユー」を筆頭に、レコーディングされた日付順に23曲収録

⑤1LP
英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付
価格:4,000円+税

⑥カラー1LP
限定盤ピクチャーディスク仕様
英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付
価格:4,600円+税



 

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