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誕生日を祝う洋楽の歌:ベスト・バースデイ・ソング25【全曲動画付】

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Photo by Amy Shamblen on Unsplash

ジャンルを限定することなく洋楽で誕生日について歌われる楽曲ベスト25曲をご紹介(特に成人になる――日本では20歳、アメリカでは飲酒ができる21歳――ことを祝福した乾杯にぴったりの楽曲が多め)。あなたの考えるベストがこの中になかったら、ぜひ下のコメント欄を通じて教えてほしい。

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25位 : マドンナ「B-Day Song (feat. MIA)」 (2012年)

マドンナは音楽でムードを創り出すということを如才なくやってのける。MIAを客演に迎えたこのアップビートな曲は、パーティーを始めるのにうってつけだ。子供向けの曲のようなメロディーと、1960年代のガール・グループを彷彿とさせる活力があって、保護者も安心して聴かせられるバースデイ・ソングのひとつだ。

B-Day Song

 

24位 : ノー・ダウト「Six Feet Under」(2000年)

ノー・ダウトのアルバム『Return Of Saturn』には、成人についての曲が多く収録されている。歳を重ねるということについて歌ったこのダンスヒット曲もそのひとつだ。歌詞は他の典型的なバースデイ・ソングと変わらないくらい楽観的だが、ヴォーカルのグウェンは確かに理解していた。人は誕生日に、突き付けられる事実に向かい合わなければならないこともあるということを。

Six Feet Under

 

23位 : ブリンク182「What’s My Age Again?」(1999年)

歳を取れば取るほど、時間はぼんやりとしてしまう。しかし自分の年相応に振る舞うことなんて忘れてしまうということも、その過程の一部だ。ブリンク182のフロントマン、マーク・ホッパスは人々に未熟だと言われ続けて、そんな曲を書いた。そしてその「What’s My Age Again?」は、このバンドのチャートで最も成功したシングルのひとつになったのだった。

blink-182 – What's My Age Again?

 

22位 : リアーナ「Birthday Cake」(2011年)

アルバム『Talk That Talk』からシングル・カットされたこの曲で、リアーナは ”and it’s not even my birthday! (私の誕生日でさえないのに!) ” と歌っている。この頭に残りやすいアンセムは、本当はケーキのことを歌っているのではないが、リアーナのためにも、それについてこれ以上追及するのはよしておこう。チェーンソーの音のようなイントロ、キャッチーな手拍子とたくさんの皮肉が詰め込まれたこの曲は、バースデイ・ソングの中でも非常に挑発的なトラックのひとつである。

Rihanna – Birthday Cake (Audio)

 

21位 : レディー・ガガ「Telephone (feat. Beyoncé)」(2009年)

ふたりの人気ポップ・スターがチームを組んだ「Telephone」は、ダンスフロアですべてをぶちまけようと歌うアンセムだ。大人になるということは、深夜のベッドルームで携帯電話をのぞき見ることなく、クラブでパーティーを楽しめる究極のチャンスだ。レディー・ガガとビヨンセに「踊って」と言われたら、その言葉に従わなければだめだろう。

Lady Gaga – Telephone ft. Beyoncé (Official Music Video)

 

20位 : ニッキー・ミナージュ「Gettin’ Cake」(2010年)

ニッキー・ミナージュのミックステープ『Barbie World』に収録されているこの印象的な楽曲は、即興でレコーディングされたもので、彼女のヒップホップの世界におけるポジションを確立するトラックになった。この女王のリリックは、バースデイ・ケーキよりもお金が欲しいという内容だが、「片方しか手に入らない」と言う者はひとりとしていないだろう。

Nicki Minaj – Gettin Cake [2010]

 

19位 : リル・ジョン&ザ・イースト・サイド・ボーイズ「Get Low (feat. Yin Yang Twins)」(2002年)

アルバム『Kings Of Crunk』のオリジナル・エディション似収録されているリル・ジョン&ザ・イースト・サイド・ボーイズの「Get Low」は、典型的な大人になることを祝うバースデイ・ソングとして多くのクラブや学生たちのパーティーでかけられた。この粗野なシングルは、クランクというジャンルをメインストリームに押し上げ、デイヴ・シャペルによるリル・ジョンのものまねにもインスピレーションを与えた。

Get Low

 

18位 : アリアナ・グランデ「7 rings」(2019年)

大ヒットを記録したアリアナ・グランデのシングル「7 rings」は、厳密に言えば誕生日についての曲ではない。しかしながら私たちの大半は、特定の機会にしか贅沢な買い物をしない。このロジャース&ハマースタインによる「My Favorite Things」にインスパイアされたこの曲は、ちょっとばかり奮発したくなる誕生日のムードがうまく表現されてはいるとはいえないだろうか?

Ariana Grande – 7 rings (Official Video)

 

17位 : トレイ・ソングズ「Say Aah」(2009年)

2009年、トレイ・ソングズはヒット作を連発しており、その中のひとつがこのダブル・プラチナ・ディスクにも認定された大ヒット曲「Say Aah」である。成人になることを祝うバースデイ・ソングには欠かせない完璧なフックと、シャンパンの詮を抜く瞬間に纏わるアドリブが目一杯詰め込まれている。

Trey Songz – Say Aah [Official Video]

 

16位 : デスティニーズ・チャイルド「Birthday」(1998年)

デスティニーズ・チャイルドのこの完璧なR&Bヒット曲は、「自分の誕生日には、もてなしてもらわなきゃだめ」と訴えている。しかし歌詞の通りにビヨンセが家に来てキャンドルを灯したディナーを振る舞ってくれるなどと本気で期待してはいけない。

Destiny's Child – Birthday

15位 : トゥイスタ「Birthday」(2009年)

トゥイスタの「Birthday」はありふれたバースデイ・ソングのうちのひとつではない。彼は十二星座すべてをリリックの中に歌い込み、ラップを披露している。一年中、どんなときにも楽しむことのできるすばらしいバースデイ・ソングである。

Birthday – Twista

 

14位 : バスタ・ライムス「Pass The Courvoisier, Part II’ (feat. Pharrell Williams and Puff Daddy) (2001年)

高価なコニャックの人気は下落してしまったかもしれないが、この2000年代初頭に生まれたこのラップ・ナンバーは三拍子揃ったバスタ・ライムスのおかげで、いまだ色あせていない。パフ・ダディーと技巧派ネプチューンズのビートによって、誰もが ”Pass the Courvoisier (クルボアジェをよこせ) ” と歌いたくなるに違いない。

Busta Rhymes – Pass The Courvoisier Part II (Feat. P. Diddy & Pharrell)

13位 : ケイティ・ペリー「Birthday」(2013年)

ケイティ・ペリーはこの大ヒット曲にさらなる魅力を加えた。この曲のミュージック・ビデオのために、ケイティは変装をして、複数のバースデイ・パーティにお忍びで出席したのだ。すでに傑出したシングルにその成果である愉快なビデオが付けられたことで、誕生日に欠かせない1曲になった。

Katy Perry – Birthday (Official)

 

12位 : ドレイク「Ratchet Happy Birthday」(2018年)

ドレイクは達成を祝う曲をレコーディングするのが好きだ。ひとつ歳を取るということも、もちろん祝杯をあげるだけの価値のある”達成”である。2チェインズは真に最悪といえる誕生日のアンセムを書いたが、一方、パーティーネクストドアも参加したこの美しい楽曲は、あらゆる点で誕生日を祝福するにふさわしいものに仕上がっており、ドレイクの柔和な側面を思い起こさせもする。

Drake – Ratchet Happy Birthday (OFFICIAL)

 

11位 : LCDサウンドシステム「Drunk Girls」(2010年)

スマートなパーティのアンセムを作る達人であるLCDサウンドシステムのジェームス・マーフィーは、酔っぱらった男女たちの陽気な振る舞いを、この人気のダンス・ロック・ナンバーに仕立てた。

Drunk Girls

 

10位 : 2チェインズ「Birthday Song (feat. Kanye West)」(2012年)

「Birthday Song」は2チェインズのデビュー・アルバム『Based On A TRU Story』からシングル・カットされた2曲目のトラックだった。カニエ・ウェストとのコラボレーションは非常に印象的であり、ミュージック・ビデオもそれと同じくらい人々を楽しませるものになっている。2チェインズは、コーラスのパートで刺激的で下品な誕生日の望みを語っているが、あなただったら何を望むだろうか?

2 Chainz – Birthday Song ft. Kanye West (Official Music Video) (Explicit Version)

 

9位 : ケンドリック・ラマー「Swimming Pools (Drunk) 」(2012年)

飲酒についての曲とバースデイ・ソングは、しばしば重なり合うものだ。しかしケンドリック・ラマーのアルバム『good kid, mAAd city』に収録された中でも傑出したこのシングルは、度を越して飲みすぎることの危険性をクラブ・アンセムというかたちを借りて伝えている。

Kendrick Lamar – Swimming Pools (Drank)

 

8位 : ピンク「Raise Your Glass」(2010年)

ピンクはこの魅力的なお祝いのヒット曲で、全てのパーティー・キッズたち、そして”敗者たち”と祝杯を交わしている。キャリアの10周年を迎えリリースされた、「Raise Your Glass」は彼女のベスト・アルバムのリード・トラックで、彼女はここで”don’t be fancy, just get dancy (格好つけないで、ただ踊ったらいい) ” とアドバイスしている。

P!nk – Raise Your Glass

 

7位 : J・クウォン「Tipsy」(2004年)

セントルイス・ヒップホップの熱気がピークを迎えていた2000年代中期にリリースされた「Tipsy」は、未成年の飲酒をテーマにした歌だ。今聴いてもそのサウンドはすばらしく、証明書をデッチ上げることなくアルコールを楽しめる人でもきっと気に入るだろう。

J-Kwon – Tipsy (Video)

 

6位 : スティーヴィー・ワンダー「Happy Birthday」(1980年)

スティーヴィー・ワンダーの「Happy Birthday」がスタンダード・ナンバーとして世界中の誕生日パーティーで歌われ続けていることには然るべき理由がある。彼のすばらしいパフォーマンスがお祝い事には定番であること、そして団結という隠されたメッセージがあることだ。この曲はマーティン・ルーサー・キング・ジュニアに向けて書かれたが、スティーヴィーは人々を結びつけるような曲が書きたかったのだ。

Happy Birthday

 

5位 : LMFAO「Shots (feat. Lil Jon)」 (2009年)

成人になる誕生日のお祝いは、たいてい快楽主義的なものであり、このショットについての曲も非公式だがアンセムとして親しまれている。リル・ジョンによるショットを要求する叫び声から、ズンズンと鳴り響くベースラインまで、「Shots」は2000年代中期に欠かせないヒット曲である。

LMFAO ft. Lil Jon – Shots (Official Video)

 

4位 : ポスト・マローン「rockstar (feat. 21 Savage) 」

今や懐かしい曲だと感じられるが、「rockstar」は彼らの自己成就的予言だったと分かる。そう、今やポスト・マローンも21サベージも2010年代を代表するスターに数えられるまでになった。ダウナーなプロダクションで纏められているにもかかわらず、歌詞は高揚感に富んだトラップ・ポップのアンセムであり、どちらにしても新しい若者たちにロック・スターになったかのような気分を味あわせてくれる曲だ。

Post Malone – rockstar ft. 21 Savage

 

3位 : リアーナ「Cheers (Drink To That)」(2011年)

ポップ・シーンで誰よりもパーティーが似合うガール・シンガー、リアーナは2曲のすばらしいバースデイ・ソングを残している。ここで彼女は、乾杯のあいさつに代え、自身のアンチを一蹴し、人生は短いのだから大いに楽しむべきだということを思い出させてくれる。全ての若者の共感を得られるに違いない。

Rihanna – Cheers (Drink To That)

 

2位 : DMX「Party Up (Up In Here)」(1999年)

成人となる誕生日のお祝いは、朝までパーティーするか途中で潰れてしまうかのどちらかで、それはその人のスタミナとアルコール耐性によるだろう。そんな時に最も気持ちを奮い立たせてくれるのが、DMXがスウィズ・ビーツの助けを借りた「Party Up (Up In Here) 」のステレオを震撼させるようなビートだ。

DMX – Party Up (Up In Here)

 

1位 : 50セント「In Da Club」(2003年)

アルバム『Get Rich Or Die Tryin’』から生まれたこのシングル・ナンバーは、ビルボードのいくつものチャートで首位を獲得。『Get Rich Or Die Tryin’』は、50セントにとってこれまでに最も売れたアルバムになった。この曲の忘れ難いイントロが意味しているのは、誕生日には多少の混乱がつきものだということだ。「思い切り楽しめよ!」

50 Cent – In Da Club (Int'l Version) [Official Video]

Written By Alyson Lewis



 

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