クラプトン初のXmasアルバムが全米ホリデイ・チャートで初登場1位

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エリック・クラプトンによる初のクリスマス・アルバム『Happy Xmas』がまだ10月が終わる前にも関わらず全米チャートで好調なスタートを切っている。今作は、1963年に初めてビルボード誌に登場してから、毎年10月中旬から1月初旬に掲載されている全米ホリデイ・アルバム・チャートで初登場1位を獲得した。ビルボード誌によると、初週は6,000枚のセールスを記録し、そのほとんどがフィジカル(CD)での売り上げだという。

 

uDiscoverでも以前にお伝えした通り、今作には、「Away In A Manger (Once In Royal David’s City)」「Silent Night」はじめ、誰もが知っているクリスマスの定番曲や、あまり有名ではない季節の楽曲のエリック・クラプトンによるヴァージョン加え、新曲「For Love On Christmas Day」が収められている。エリック・クラプトン作品の常連であるサイモン・クライミーと共同プロデュースを手掛け、10月12日にリリースされた今作には、2018年に急逝したスウェーデン人DJ、アヴィーチーに捧げる「Jingle Bells」も収録され、ギタリストのドイル・ブラムホール2世やベテラン・ドラマーのジム・ケルトナーら、エリック・クラプトンの友人たちも参加している。

最新のホリデイ・アルバム・チャートでは、今作が『Tim Burton’s The Nightmare Before Christmas』を押し退けて1位を獲得し、3位にはモンキーズの新作『Christmas Party』が、4位にはマイケル・マクドナルドの『Season Of Peace: The Christmas Collection』がそれぞれランクインしている。『Happy Xmas』は通常の全米アルバム・チャートにおいては、初登場168位だった。

エリック・クラプトンは、このホリデイ・アルバムの発売によって、1970年のセルフ・タイトルのデビュー作以降、その48年間続く全米アルバム・チャート滞在記録をさらに延長することになった。彼のソロ以前のキャリアも全て包括すると、1965年7月に全米でベストセラーに輝いたヤードバーズの『For Your Love』以降53年間にも及ぶ記録となる。

先日エリック・クラプトンは、彼の最愛のライヴ会場である、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで2019年5月13日、15日、16日の3夜公演を開催することを発表した。当公演は、2019年イギリスで開催される唯一のコンサートになる予定だ。

Written by Tim Peacock



エリック・クラプトン『Happy Xmas』

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