U2「ヨシュア・トゥリー・ツアー」が自身初のインド公演で閉幕。公演を記念したインド人プロデューサーによる名曲のリミックスも配信

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Photo: Ross Stewart

2019年12月4日と5日にさいたまスーパーアリーナで行われたU2の13年ぶりの来日公演。その興奮も冷めやらぬ中、12月15日に、U2初のインド公演となるムンバイで「ヨシュア・トゥリー・ツアー」は幕を閉じた。2017年5月に開始した「ヨシュア・トゥリー・ツアー」は、ヨーロッパ、北米、南米、メキシコ、ニュージーランド、オーストラリア、日本、そしてU2初の公演となったインド、シンガポール、韓国、フィリピンを訪れ、全66公演で約300万人の観客を動員した。

ムンバイ公演には、インドの伝説的な作曲家 A.R.ラフマーンがステージに登場し、この公演を前にリリースされた新曲U2 & A.R.ラフマーン「Ahimsa」を演奏。曲タイトルの「Ahimsa」は、サンスクリット語で“非暴力”を意味する。この曲は、インドの多様なる精神性を祝福するメッセージを誇る、まさにU2の思想とA.R.ラフマーンの熟達の結集によって生まれた1曲だ。インド公演でのこのパフォーマンスには、A.R.ラフマーンの娘カティージャ・ラフマーンとラヒーマ・ラフマーン、シンガー・ソングライターのRianjali Bhowmickも参加した。

 

A.R. ラフマーンは今回の共演についてこう語っている。

「ムンバイ公演でU2とステージに立てたことは、偉大なるマハトマ・ガンジーと彼の信念である“アヒンサー(非暴力)” を祝福することを意味していました。世の中の不正に立ち向かい、女性のエンパワーメントのため、世界の良心に訴えるU2 の姿勢が私たちに与えた感銘は深く大きなものです。“アヒンサー”でのU2とのコラボレーションは、ガンジー生誕150周年という、祝うべき記念の年に実現しました。今こそ、アヒンサーのメッセージは世界のあらゆる地のあらゆる人々に届けられるべきです。私の二人の娘、カティージャとラヒーマにとっては、これがロックコンサートでの初パフォーマンスとなりました。コンサートにいらした皆さんに、パフォーマンスを楽しんでいただけたことを祈ります」

ガンジーがかつて住んだ家マニバワンをコンサート前に訪問したことを、ボノは観客にこう語った。

「インドに僕らは巡礼者としてやってきている。何世紀にもわたり、多くの者がそうだったように。偉大なるガンジーの魂を求めて僕らはここにいる。僕らは生徒、あなたたちは僕らの先生なのです…」

また、U2初のインド公演を記念して、インド人アーティスト/プロデューサーがU2の過去の名曲を大胆にリミックスした4曲入りのEP「The Eternal Remix」も配信でリリースされている。



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