U2がこの10年で1130億円を稼ぎ「この10年の最高のツアー・アクト」に選出、2位はストーンズ、3位はエド・シーラン

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U2が、コンサート業界のバイブルとして知られる業界誌“Pollstar”によって「この10年の最高のツアー・アクト」に選出された。全米ボックスオフィスの記録に基づく集計によると、アイルランドが誇るU2は、2010年から現在までに行った公演の総興行収入が10億ドルを超える唯一のミュージシャンとなり、続く2位にはザ・ローリング・ストーンズが、3位にエド・シーランがランクインしている。

最新の集計表では、U2は過去10年近くに敢行した全255公演で驚異の9,300,500枚のチケットを売り上げ、全世界での総興行収入は10億3800万ドル(約1130億円)を記録している。この後、年内に行われる「Joshua Tree Tour」の残りの日程を考慮すると、そこにさらに50〜60万ドルの収益が追加されることになりそうだ。

 

今年の残されたツアー日程には、U2にとって初のインド公演となる12月15日のムンバイ、DYパティル・スタジアムでのコンサートも含まれており、バンドは先週11月22日に、この公演に向けてインド人音楽家、A・R・ラフマーンとのコラボによる新曲「Ahimsa」を公開した。

 

「50 And Counting」(2012年〜2013年)、「14 On Fire」(2014)、「Zip Code」(2015)、「América Latina Olé」(2016)、同2016年度のコンサート、そして長期に渡って開催された「No Filter」(2017年〜2019年)と、2010年代のほとんどをツアーに費やしていたザ・ローリング・ストーンズは、2位にランクイン。彼らの過去10年の総興行収入は9億2919万6083ドル(約1011億円)で、続くエド・シーランは9億2236万1663ドル(約1004億円)となっている。また、2010年代に行われた上位ツアーの中で、平均チケット価格が最も高かったのはザ・ローリング・ストーンズで、1人あたり186.49ドル(約2万円)となった。

テイラー・スウィフトの総興行収入は9億ドル(980億円)にわずか数百ドル届かない数字で4位にランクインし、ビヨンセとボン・ジョヴィがそれに続く。その他にも、6位のボン・ジョヴィ、7位のポール・マッカートニー、9位のブルース・スプリングスティーン(8位のコールドプレイとは僅差)、10位のロジャー・ウォーターズ、そして11位のエルトン・ジョンと、大御所アーティストたちのツアー成績が上位を独占した。

さらに、2010年代の平均チケット価格はその前の10年と比較して38%も上昇しており、1公演あたりの平均興行収入はなんと87%増となっているのも注目すべき点である。

Written By Paul Sexton


U2
THE JOSHUA TREE TOUR 2019
ヨシュア・トゥリー・ツアー20199

2019年12月4日(水) ・ 5日(木)
さいたまスーパーアリーナ
OPEN 18:00 / START 19:30

お問い合わせ:info@livenation.co.jp
公演リンク : www.u2Japan2019.com


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