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ザ・ローリング・ストーンズ、1967年の「2000 Light Years From Home」を4Kレストアで公開

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The Rolling Stones in 1967. Photo: Jeff Hochberg/Getty Images

ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)とABKCO Music & Records Incは、1960年代のプロモーション・ビデオを4Kの高解像で復元するビデオ・シリーズの最新作として、1967年に撮影・制作された「2000 Light Years From Home」の4K版ビデオを公開した。

この印象的なビデオは、1965年のドキュメンタリー映画『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』や、今年8月に4K版ビデオが公開された同じく1967年の「We Love You」のビデオを手掛けた故ピーター・ホワイトヘッド監督によるものだ。

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The Rolling Stones – 2000 Light Years From Home (Official Music Video)

ミック・ジャガーとキース・リチャーズが共作した「2000 Light Years From Home」のビデオは、当時のメンバー5人のクローズアップで始まり、カラー処理されたバンドのパフォーマンス映像をフィーチャーしている。ミック・ジャガーの顔に施されたフェイス・ペイントは、翌年公開されたマイケル・リンジー=ホッグ監督による「Jumpin’ Jack Flash」のビデオでも採用された。

ザ・ローリング・ストーンズの1967年の実験的アルバム『Their Satanic Majesties Request』の収録曲として知られる「2000 Light Years From Home」は、本国UKで単独シングルとしてリリースされることはなかったが、アメリカ他、ヨーロッパの数ヵ国で「She’s A Rainbow」のB面としてリリースされ、全米では最高25位を記録。

この曲では、ミック・ジャガーがリード・ヴォーカルとマラカスを、キース・リチャーズがリード・ギター、ファズの効いたベース、バッキング・ヴォーカルを、ブライアン・ジョーンズがメロトロンとエレクトリック・ダルシマーを、ビル・ワイマンがベースとオシレーターを、チャーリー・ワッツがドラムを担当しており、彼らのセッションには欠かせないニッキー・ホプキンスが忘れがたいピアノ演奏を披露している。

1989年の“Steel Wheels”ツアーをはじめ、現在でも彼らのライヴで時折演奏されるこの曲は、ドイツ出身のバンド、ラヴァーズが1968年に発表したカヴァーをはじめ、2015年のロス・ストレイトジャケッツによるインストゥルメンタル・カヴァー、2021年のカイル・リチャーズ&ザ・TMコレクティブによる最新カヴァーなど、多くのバンドによってカヴァーされてきた。

Written By Paul Sexton



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