トニー・ブラクストンとミッシー・エリオットが新曲「Do It」でコラボ

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1990年代を代表するR&Bシンガー、トニー・ブラクストン(Toni Braxton)。彼女が新曲「Do It」のリミックス版にヒップホップ界のアイコン、ミッシー・エリオット(Missy Elliott)を迎えたヴァージョンを公開した。

元々2020年4月にリリースされた新曲「Do It」は、トニーがアイランド・レコードと契約を締結後、初めてリリースした楽曲。オリジナル楽曲は不健全な恋愛関係を断ち切る決断について語る切ないバラードだったが、ミッシー・エリオットがゲスト参加しプロデュースを手掛けたリミックス版は、弾むような懐かしいサウンドで夏にぴったりの楽曲に仕上がっている。

ちなみにミッシーは、曲の中でこのように歌っている。

Let him go I gotta do it ’cause he already dun blew it
I just tell him screw it, so much shit, he put me through it
彼のことは忘れてやる だって彼はしくじったから
クソくらえって言ってやる 彼のでたらめに振り回されすぎた

そしてミッシー・エリオットはトニー・ブラクストンとのコラボについて次のように語った。

「トニーのチームが、次の新曲をミッシーがプロデュースしてくれないかって私のマネージャーに尋ねてきたんです。彼らは、“もしミッシーがラップを入れたければ、それはそれで大喜びです”って言うから、送ってもらったトラックを私とプロデューサーのハノン・レインがスピードアップして再編集しました。私を知る人なら誰でも知ってると思うけど、私はトニー・ブラクストンの大ファンだから出来上がった音源を送るのがすごく怖かったんです!私はたくさんのレジェンドとコラボしてきて、トニーの妹のテイマーとお仕事したこともあります。でもトニーと直接コラボすることは初めてでした。だから彼女に、“なにこれ!ミッシーが曲を台無しにしやがった”って言われたらどうしようかと思っていました。でも気に入ってくれて本当に良かったです!やっと、生ける伝説Ms.トニー・ブラクストンとコラボしたって言えんですから」

楽曲のオリジナル・ヴァージョンは、ブラスクトンの10枚目となるスタジオ・アルバムからの先行シングル。iTunes R&BチャートのTop 10にランクインし、全米Adult R&BチャートでTop 5を記録している。

トニー・ブラクストンの前作、グラミー賞にもノミネートされた『Sex & Cigarettes』は2018年にリリースされ、収録曲「Long As I Live」は、全米Adult R&Bチャート首位、R&BチャートTop 10を獲得するヒット曲となった。

昨年、ブラクストンはLong As I Liveツアーを開催し、北米の21都市の他、南アフリカの2都市、そして22年ぶりにイギリスで公演を行った。

Written By Laura Stavropoulos



トニー・ブラクストン「Do It (with Missy Elliott)」
2020年6月25日発売
iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music



 

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