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2026年作曲家・作詞家協会賞に『ウィキッド』『デーモン・ハンターズ』らがノミネート
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映画、テレビ、インタラクティブメディアといった映像作品における作曲家・作詞家の功績を称える作曲家・作詞家協会賞(SCL AWARDS)の2026年度ノミネーションが発表され、スティーヴン・シュワルツ(Stephen Schwartz)、マックス・リヒター(Max Richter)、そして『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の制作チームらが、各カテゴリーの候補者として選出されている。
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スティーヴン・シュワルツは、ジョン・パウエルと共同で手がけた映画『ウィキッド 永遠の約束』(原題:Wicked: For Good)のスコアにより、最優秀オリジナル・スコア部門にノミネート。さらに同作のために書き下ろした新曲「No Place Like Home」と「The Girl in the Bubble」によって、最優秀オリジナル・ソング(コメディ/ミュージカル)部門でも候補となり、合計3部門でノミネートを果たしている。
マックス・リヒターもまた、クロエ・ジャオ監督による映画『ハムネット』(ポール・メスカルとジェシー・バックリー主演)のスコアで、前述のスティーヴン・シュワルツとジョン・パウエルのほか、ルドウィグ・ゴランソン(『罪人たち』)、アレクサンドル・デスプラ(『フランケンシュタイン』)、ジョニー・グリーンウッド(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)、ジャースキン・フェンドリックス(『ブゴニア』)らと並んで、最優秀オリジナル・スコア部門にノミネートされた。
なお、同部門の全ノミネート作品は、アカデミー賞の作曲賞のショートリスト(来年1月に最終ノミネート作品が選出)にも名を連ねている。
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の劇中歌「Golden」を手掛けたEJAEとマーク・ソネンブリックも最優秀オリジナル・ソング(コメディ/ミュージカル)部門にノミネート。同曲は全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)で8週にわたって1位、Global Hot 200チャートでは19週にわたって1位を獲得するなどアニメーション作品の楽曲としては異例の大ヒットを記録した。
今年の受賞者は、現地時間2026年2月6日にロサンゼルスのスカーボール文化センターで開催される授賞式にて発表される。ケヴィン・ベーコンとマイケル・ベーコンが司会を務める授賞式では、メリッサ・マンチェスターによる特別パフォーマンスも予定されている。また、ルドウィグ・ゴランソンとライアン・クーグラー監督は、『フルートベール駅で』 、『クリード』シリーズ、『ブラックパンサー』シリーズなどでの継続的なコラボレーションが評価され、スピリット・オブ・コラボレーション賞を受賞する。
Written By Sam Armstrong
『ウィキッド 永遠の約束 – オリジナル・サウンドトラック』
2025年11月21日発売
CD&LP / iTunes Store / Apple Music / Spotify
<トラックリスト>
1. Every Day More Wicked – ウィキッド・ムービー・キャスト、シンシア・エリヴォ ft. ミシェル・ヨー、アリアナ・グランデ
2. Thank Goodness / I Couldn’t Be Happier – アリアナ・グランデ、ウィキッド・ムービー・キャスト ft. ミシェル・ヨー
3. No Place Like Home – シンシア・エリヴォ
4. The Wicked Witch of the East – マリッサ・ボーデ、シンシア・エリヴォ、イーサン・スレイター
5. Wonderful – Jeff Goldblum, アリアナ・グランデ、シンシア・エリヴォ
6. I’m Not That Girl (Reprise) – アリアナ・グランデ
7. As Long As You’re Mine – シンシア・エリヴォ & ジョナサン・ベイリー
8. No Good Deed – シンシア・エリヴォ
9. March of the Witch Hunters – ウィキッド・ムービー・キャスト、イーサン・スレイター
10. The Girl in the Bubble – アリアナ・グランデ
11. For Good – シンシア・エリヴォ & アリアナ・グランデ








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