スパイク・ジョーンズ監督によるビースティ・ボーイズの新ドキュメンタリー映画『Beastie Boys Story』がApple TV+で公開決定

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Photo: Courtesy of Apple, Photo by Atiba Jefferson, Background image by Glen E. Friedman

ビースティ・ボーイズの新たなドキュメンタリー映画が、今春Apple TV+と海外のIMAXシアターで公開されることが発表になった。スパイク・ジョーンズが監督を務め、マイクDとアドロックがスパイク・ジョーンズと共同執筆した今作は、ビースティ・ボーイズのこれまでの功績を振り返る作品となる。

Appleは、ビースティ・ボーイズの親密かつパーソナルな物語と彼らの40年に及ぶ友情を、彼らの長年の友人で、共作者でもある、映像作家のスパイク・ジョーンズが描いたドキュメンタリー映画『Beastie Boys Story』の放映権を獲得したことを発表した。

映画『Beastie Boys Story』は2020年4月3日に海外の一部のIMAXシアターで限定公開され、その後、4月24日よりApple TV+で全世界配信される。(視聴はこちら

1994年に発表されたビースティ・ボーイズの代表作『Ill Communication』の発売26周年に合わせて封切りされるこの映画によって、スパイク・ジョーンズは、自身が監督し大きな話題となったミュージック・ビデオ「Sabotage」から25年以上の時を経て、ビースティ・ボーイズと仕事を再度することとなる。

 

この映画のアイデアは、もともとマイクDとアドロックが共同執筆し、ベストセラーを記録したビースティ・ボーイズの回顧録『Beastie Boys Book』から着想を得たもので、その後2人は、2019年のサウス・バイ・サウスウエストなど、この本の出版記念イベントを全米各地で行い、その時の模様は、昨年5月に、『Ill Communication』の発売25周年を記念して、Amazon Musicからミニ・ドキュメンタリーとして公開されていた。

 

「長年、一緒によくランチする友人たちがいて、彼らが何を注文するのかも知っている。スパイクはそんな友人の1人です。たとえそのメニューに馴染みがなかったとしても、彼は俺たち全員に合った何かを見つけてくれるんです。俺たちの本が出版された時も同様で、俺たちが何をしようかと迷っていた時、スパイクが注文を出してくれました。子供たちのためにショウをするんだと」とマイクDとアドロックは声明で述べている。

スパイク・ジョーンズはこう付け加えた。「ビースティ・ボーイズには沢山借りがあるんです。昔、彼らは燃え上がる船から僕を救出してくれたことがありますし、フロリダ州に入るために大学試験でカンニングを手伝ってくれたこともあります。ですから、彼らと再会し、彼らのストーリーを語る手助けができるのはとても光栄なことでした」。

スパイク・ジョーンズとビースティ・ボーイズは、今年3月17日に出版予定の新たな写真集『Beastie Boys』に向けても準備を進めている。

 

Written By Laura Stavropoulos



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