リンゴ・スター、85歳の誕生日に恒例の“Peace & Love”を世界に向けて発信
2025年7月7日、ザ・ビートルズの象徴的なドラマーであるリンゴ・スター（Ringo Starr）が85歳の誕生日を迎えるにあたり、今年も「Peace & Love（平和と愛）」をテーマにした恒例のメッセージを世界に向けて発信。リンゴはファンに向けて次のように呼びかけていた。
「世界中に“Peace & Love”の波を送るために、みんなにもぜひ参加してほしい。7月7日正午、“Peace & Love”と声に出すのも、SNSに投稿するのも、ただ心の中で思うだけでもかまわない。とにかくどこにいても“Peace & Love”をやってほしい」
彼のYouTubeではこの時の模様は生配信された。
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ファンは、「#PeaceAndLove」のハッシュタグでSNSに投稿することで、彼の誕生日を祝うキャンペーンに参加することができ、世界各地で“Peace & Love”アンバサダーたちが主催するイベントの様子は、後日リンゴ・スターの公式フェイスブック・ページで紹介される予定だ。
先日行われたニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、この恒例イベントの起源について尋ねられたリンゴは、1960年代を振り返りながらこう語っている。
「（60年代の）最初の方に、“Peace & Love”のムーブメントがあって、それが僕の目にも心にも焼きついて、ずっと残っているんだ」
その他の関連ニュースとして、リンゴ・スター＆ヒズ・オール・スター・バンドは、今秋アメリカで新たなツアーを行う予定だ。同ツアーは9月10日にシカゴで幕を開け、ラスベガスのヴェネチアンでの6日間にわたるレジデンシー公演で締めくくられる。
今回のツアーでもバンドの中核メンバーは変わらず、リンゴ・スターを中心に、TOTOのスティーヴ・ルカサーとウォーレン・ハム、メン・アット・ワークのコリン・ヘイ、アヴェレイジ・ホワイト・バンドのヘイミッシュ・スチュアート、エアロスミスのバック・ジョンソン、そしてドラマーのグレッグ・ビソネットが参加する。
今年1月、リンゴ・スターはナッシュビルで録音されたカントリー・アルバムをリリースした。T・ボーン・バーネットが共同プロデュース／共同作曲を手掛ける2019年以来のフル・アルバムであり、50年以上ぶりのカントリー・アルバムとなる『Look Up』には、アリソン・クラウス、ビリー・ストリングス、ラーキン・ポー、ルシウス、モリー・タトルといったカントリーやブルーグラス、アメリカーナ界のスターたちが多数参加。
リンゴはこの作品を引っ提げて、ナッシュビルのライマン公会堂で2日間のソールドアウト公演を開催し、その模様はCBSの特別番組「Ringo & Friends at the Ryman」として撮影され、現在（全米では）Paramount+（パラマウントプラス）で配信中だ。
昨年の誕生日には、ジョー＆マージョリー・ウォルシュ夫妻、フレッド・アーミセン、エド・ベグリー・ジュニア、グレッグ・ビソネット、ベン・ディッキー、スティーヴ・デュダス、ベン・ハーパー、グレッグ・レイズ、エイサ＆ロイ・オービソン・ジュニア、マット・ソーラム、スティーヴン・スティルス、ニック・ヴァレンシ、ダイアン・ウォーレンら多くの友人や家族がリンゴのバースデー・イベントに参加した。
Written By Sam Armstrong
2025年1月10日発売
CD&LP / iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
1. Breathless (feat. Billy Strings)
2. Look Up (feat. Molly Tuttle)
3. Time On My Hands
4. Never Let Me Go (feat. Billy Strings)
5. I Live For Your Love (feat. Molly Tuttle)
6. Come Back (feat. Lucius)
7. Can You Hear Me Call (feat. Molly Tuttle)
8. Rosetta (feat. Billy Strings and Larkin Poe)
9. You Want Some
10. String Theory (feat. Molly Tuttle)
11. Thankful (feat. Alison Krauss)
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