クイーン、ティナ・ターナーらがグラミー賞2018年特別功労賞生涯業績賞を受賞

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クイーン、ティナ・ターナー、ニール・ダイアモンド、そしてエミルー・ハリスが2018年度のグラミー賞授賞式にてレコーディング・アカデミーより特別功労賞生涯業績賞を受賞することとなった。

さらにグラミー賞を運営する団体より、ルイス・ジョーダン、ザ・ミーターズ、そしてレッキング・クルーのドラマーであるハル・ブレインにもスペシャル・メリット賞が送られることもわかった。今年度の受賞者はこの夏に行われる授賞式とコンサートにて授賞される。詳細は来週にもアナウンスされる予定。

「今年のスペシャル・メリット賞受賞者は多様且つ多大なる影響をレコーディング・ミュージック史に与える功績を残し、名声を得たクリエイター達です」とレコーディング・アカデミーの会長であるニール・ポートナウは語る。「彼らは類いまれなる影響を与える人物であり、伝説的なパフォーマー、創造者、そして技術的な空想家であることで讃えられています。彼らの素晴らしい功績と彼らが生み出した作品に対する情熱は時を超えた遺産です」。

40年以上に渡るキャリアにおいて、クイーンが得た驚異的なセールス記録、受賞数、そして名声は他に類を見ない。彼らのナンバー・ワン・アルバム数やトップ10を記録したシングル総数は、現在においてもiTunesの歴代トップ10バンドと同様の位置にある。彼らはこれまでにアイヴァー・ノヴェロ賞を複数回受賞し、MTVグローバル・アイコン賞、そして「We Will Rock You」「We Are The Champion(邦題:伝説のチャンピョン)」の2曲がグラミーの殿堂入りを果たし、現在でも多くのスポーツ・イベントや世界中のアリーナにて流れている。

先日、クイーンのアルバム『Greatest Hits』はUKにおいて600万枚以上売り上げた初めてのアルバムとなった。彼らは類いまれなる才能の持ち主であった彼らのフロントマンであるフレディー・マーキュリーを失ってもなお、ロック、ポップ史において最も崇敬され、空前の最も不朽の曲達を抱えている。

特別功労賞に併せて、レコーディング・アカデミーは作曲家のジョン・ウィリアムズ、レコード会社経営者セイモア・ステイン、そしてコンサート・プロモーターであるビル・グラハムにグラミー賞特別功労賞理事会賞を授与すると発表。同時に、発明家のリチャード・ファクター、そしてオーディオ機器会社であるイーブンタイドの開発に協力したエンジニアであるトニー・アグネロにグラミー賞特別功労賞技術賞を授与することを発表した。

レコーディング・アカデミーは第60回グラミー賞をニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンにて1月28日に開催する。当日はレディー・ガガ、ピンク、チャイルディッシュ・ガンビーノ、そしてリトル・ビッグ・タウンによるパフォーマンスが予定されている。

Written by Tim Peacock


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