パリス・ジャクソン、デビュー・アルバム『wilted』発売。オルタナティブ・フォークな全11曲を収録

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Photo by Janell Shirtcliff

現在22歳のシンガー、ソングライター、女優、モデル、そして活動家として活躍するパリス・ジャクソン(Paris Jackson)が、初のフルアルバム『wilted』を2020年11月13日にリリースした。

マンチェスター・オーケストラのアンディ・ハルが共同作曲・プロデュース、そして同じくマンチェスター・オーケストラのロバート・マクダウェルがエンジニアリングと演奏を担当したアルバムは全11曲が収録。楽曲には痛み、癒し、喪失、愛といったものが混ざり合い、霞んだヴォーカルとアーシーなオルタナティブ・フォークで表現されている。

アルバムからのリードシングル「let down」は10月末に公開され、Rolling Stone、USA Today、Idolator、Spin、Entertainment Weeklyなどで絶賛されていた。E! Onlineはこのアルバムを「豪華なオルタナティヴ・フォーク・ファンタジー」と評し、Refinery29は「失恋の恐怖についての羽のように柔らかく、心を揺さぶるメロディー」とレビューしている。Peopleは「パリス・ジャクソンは音楽業界で独自の道を切り開いている」と最高の評価をしている。

「let down」のミュージック・ビデオは、ホラー映画として有名なイーライ・ロスがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、メレディス・アロウェイが監督を務め、現在までに120万回再生されている。

他のアルバムの中でも特に目立っている楽曲「eyelids」では、パリスはダークなピアノに合わせ「tear my heart out, so feel of that memory is gone…now i don’t know your name」と歌い、プロデューサーのアンディ・ハルのヴォーカルも登場する。

マイケル・ジャクソンを父に持つパリスは、音楽史上最も成功した家系の出身でありながら、活動家、演技家、モデルとしても知られており、カルバン・クラインのような国際的なブランドのキャンペーンに起用され、ヴォーグやハーパーズバザールなどのトップファッション誌の表紙を飾ったり、今年初めにはジャン=ポール・ゴルチエのファイナルショーでランウェイデビューを果たしたりしている。

演技面では、リー・ダニエルズ、シャーリーズ・セロン、ジョエル・エドガートン、レイチェル・ウィンタースといった著名俳優たちと共演し、テレビや映画にも出演している。音楽や演技以外でのパリスの最大の情熱は、彼女のプラットフォームを使って自分にとって重要な問題に光を当てることで、グラミー賞やMTV VMAsでは、問題となっているダコタ・アクセス・パイプラインや、人種問題で死亡事件が起こったシャーロッツビルの出来事にスポットライトを当てるために、台本にはない方法でプレゼンテーションを行っていた。

また、エリザベス・テイラー・エイズ財団(ETAF)のアンバサダーも務めており、HIV/AIDS流行の治療法を見つけるという彼女の名付け親の遺産を継続することに情熱を注いでいる。



パリス・ジャクソン『wilted』
2020年11月13日発売
iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music




 

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