Join us

News

ニッキー・ミナージュが再発売、初デジタル化のミックステープ『Beam Me Up Scotty』で新記録樹立

Published on

Photo: Neilson Barnard / Getty Images

ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)が、3つの新曲を追加収録して2021年5月14日に各ストリーミング・プラットフォームで初めて発売した2009年のミックステープ『Beam Me Up Scotty』が、全米アルバム・チャートで初登場2位を獲得した(*2009年の時はサンプリングなど権利処理をせず発売していたが、今回は全て権利処理をして公式にデジタルで初めて発売となった)。

また、『Beam Me Up Scotty』は同チャートにおいて、再発売されたラップのミックステープとしては史上最高位を記録、また女性ラッパーによるミックステープの発売初週の最高位も更新した。

<関連記事>
ヒップホップを創った女性MC/ラッパートップ11
ジェシー・J、アリアナ、ニッキーによる最強のコラボ曲「Bang Bang」制作舞台裏
“ミックステープ”と“アルバム”は何が違うのか?

Nicki Minaj, Drake, Lil Wayne – Seeing Green (Audio)

彼女は、『Beam Me Up Scotty』の成功は、彼女の忠実なファンであるBarbz(ニッキーのファンの総称)のお陰だと伝え、こう続けた。

「サプライズ・リリースだったから、ラジオのO.A.もなく、プレイリストにもほとんど入っていない(アーティストは大きなリリースがある時には100種類以上のプレイリストに曲が追加される)、TikTokチャレンジもなく(すべてのアーティストにとって非常に役立つこのアプリは大好き)、セールスに結びつくグッズもなく、初週の売上に加算される先行シングルもないので、(今回のチャートインは)12年もずっと私についてきてくれた地球上で一番のファンのお陰に尽きるというのが、私にとってより意味のあること」

Nicki Minaj – Fractions (Audio)

彼女はまた、ファンへの感謝と共に、レーベル、ドレイク、リル・ウェイン、フェンディ、デブラ・アントニー、DJホリデイら、長年にわたり彼女のキャリアを育んでくれた人々にも感謝の意を表した。

再発売された『Beam Me Up Scotty』は、発売初週にアルバム換算で8万枚以上のセールスを記録。このミックステープには、「Itty Bitty Piggy」「Chi-Raq」「Slumber Party」「I Get Crazy」といったファンに人気の楽曲に加え、ヤング・マネーのメンバーであるドレイクとリル・ウェインをフィーチャーした「Seeing Green」、ソロ曲「Fractions」、ダンスホール界でセンセーションを巻き起こしているスキリベンによる「Crocodile Teeth」のリミックスという3つの新曲が収録されている。

Nicki Minaj, Skillibeng – Crocodile Teeth (Audio)

Written By Sam Armstrong



ニッキー・ミナージュ『Beam Me Up Scotty』
2021年5月14日発売
Apple Music / Spotify /Amazon Music




Share this story
Share
日本版uDiscoverSNSをフォローして最新情報をGET!!

uDiscover store

Click to comment

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Don't Miss