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2020年のお披露目が期待されるマイケル・ジャクソンの新たなミュージカル制作中

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Photo: 2010 Copyright The Michael Jackson Company LLC

マイケル・ジャクソン・エステートとコロンビア・ライブ・ステージが現在、マイケルの人生からアイディアを得た新しいミュージカルを製作中だ。タイトルはまだ未定のこのショーは2020年、ブロードウェイでお披露目されることが期待されており、「Thriller」や「Beat It」「Smooth Criminal」を含む数々のマイケルの偉大なヒット曲が使われる予定だ。

黒人若手劇作家のリン・ノッテージが脚本を担当、英国ロイヤルバレエ団の振付も担当していたクリストファー・ウィールドンがショーの監督と振り付けを担当する。ショーに使用される曲は、マイケル・ジャクソンの膨大な楽曲の中から構成される。リン・ノッテージは過去に2度ほどピューリッツァー賞戯曲部門を受賞。1度目は戦争で荒廃したコンゴで生きる女性たちについて描いた2009年の『Ruined』、2度目はアメリカの最も貧困率の高いペンシルベニア州のレディングの住民を描いた2017年の『Sweat』である。

ノッテ―ジは現在、ダンカン・シェイクが音楽を、スーザン・バーケンヘッドが作詞を手がけるスー・モンク・キッド原作の『リリィ、はちみつ色の秘密(原題:The Secret Life of Bees )』のミュージカル作品のワールドプレミアに向けて脚本を執筆中である。サム・ゴールドが監督を務める初演は、2019年の春にアトランティック・シアター・カンパニーで予定されている。

イギリス生まれのクリストファー・ウィールドンは、1951年の映画『巴里のアメリカ人(原題:An American in Paris)』をブロードウェイ・ミュージカル化したことで最も知られる世界的な振り付け師、ディレクターである。彼のミュージカルはいくつものトニー賞を受賞、ウィールドンは振付賞のトロフィーを獲得している。ウィールドンの他の経歴の中には、ロイヤル・バレエ団の2014年の長編バレエ『不思議の国のアリス』や、コヴェント・ガーデン、そして最近振り付けをした2016年、シカゴのジョフリー・バレエ団の『くるみ割り人形』がある。

過去にシルク・ドゥ・ソレイユの2つのショー『マイケル・ジャクソン:ザ・イモータル・ワールドツアー』と『マイケル・ジャクソン:ONE』を許諾したジャクソン・エステートにとって、今回のブロードウェイ・ミュージカルは、新しいタイプの舞台事業となる。この数年の間にジャクソン・エステートがプロデュースを手掛けたプロジェクトには、2017年のコンピレーション・アルバム『Scream』の『スリラー3D』映像や、マイケルの死後に発売された2枚のアルバム『Michael』と『Xscape』がある。

Written By Tim Peacock


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