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メトロ・ブーミンの「Trance」がSpotifyで10億回再生を突破。最新ミックステープ発売

メトロ・ブーミン(Metro Boomin)の「Trance」がSpotifyで10億回再生を突破し、“Billions Club”入りを果たした。ヤング・サグとトラヴィス・スコットをフィーチャーした「Trance」は高く評価された2022年のアルバム『HEROES & VILLAINS』に収録。
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今回の“Billions Club”入りは、通算5曲目の快挙となる。他の4曲は、ガンナをフィーチャーした「Space Cadet」(2018年)、21サヴェージと ザ・ウィークエンドとのコラボ曲「Creepin’」(2022年)、オフセットと共演した「Ric Flair Drip」(2017年)、そして同じく『HEROES & VILLAINS』の収録曲で、ドン・トリヴァーとフューチャーをゲストに迎えた「Too Many Nights」だ。
メトロ・ブーミンにとって3作目の全米No.1アルバムとなった『HEROES & VILLAINS』には、「Trance」の他にも全米シングル・チャートでの自身最高位となる3位を記録した「Creepin’」も収録されている。
「Trance」が新たに10億回再生を達成したことを祝う一方で、メトロ・ブーミンは現在も今年8月にリリースした最新ミックステープ『A Futuristic Summa』のプロモーションの真っただ中にある。先月公開された最新シングル「Take Me Thru There」のビデオには、クエヴォ、Breskii、YK Niece、DJ Spinzが登場し、大人たちから子供のダンス・チームまで様々な人々がトゥワーク・ダンスを楽しむ姿が描かれている。
このミックステープは、2010年代初頭に全米のみならず世界的に注目を集めたアトランタのヒップホップ・シーンへの回帰作でもある。タイトルは、当時シーンの最前線に立っていたヤング・LAやJ・マニーらが体現した“フューチャリスティック・スワッグ(Futuristic Swag)”からの引用で、メトロ・ブーミンは本作を通じてアトランタ・ヒップホップの過ぎ去った時代にあらためて敬意を示している。
本作リリース直後、彼はXに次のようなメッセージを投稿していた。
「2017年にラップを聴き始めたなら、この作品はパスした方がいいかもしれない。H&M、ホリスター、アメリカン・イーグル、エアロポステール(ここのセールが一番良かった)に行ったことがないなら、この作品はパスした方がいいかもしれない」
Written By Will Schube
メトロ・ブーミン『Metro Boomin Presents: A Futuristic Summa (Hosted By DJ Spinz)』
2025年8月1日配信
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