Sirius XM新番組「The Influence Of Hip-Hop」でLL COOL Jがエミネムと対談

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北米のデジタル・ラジオ局Sirius XMチャンネル43の”Rock the Bells Radio”のホストを務めるラッパー、LL COOL Jが9月1日からDJ Z-Tripをフィーチャリングした新たな番組”The Influence of Hip-Hop”を始めた。9月1日の初回放送では、Sirius XMで同じく自身の番組”Shade 45″を持つ、ヒップ・ホップ界の大ヒット・メーカーで、8月31日に『Kamikaze』というタイトルのニュー・アルバムをサプライズ・リリースしたばかりのエミネムが登場した。

この新番組”The Influence of Hip-Hop”では、彼らにとって大きな意味を持った楽曲や、彼らの好きな楽曲を、シーンにおける大物たちの名前を挙げながら解説していった。

このインタビューの中で、LL COOL Jとエミネムは、ドクター・ドレーとの共演や、エミネムの楽曲「Stan」制作過程の裏側、ヒップ・ポップのパワーなど、デトロイトで生まれ育ったエミネムのキャリアを通して起こった沢山の出来事について話している。この番組の初回放送の前には、彼らの対談の一部がいつくかのティザーとしてオンラインにアップされていた。

また、この対談の中でエミネムは、世紀の変わり目に、彼が急激に有名になってしまったことをどう受け止めていいのかわからない時期があったことも明かした。「初めてシーンに足を踏み入れた時は、この世界のルールをよくわかっていなかったんだ。会場やショーの外を歩いていて、写真を撮ったりしてると、だいたいよくわからない奴に遭遇してしまうんだ。全く理解できなかったんだけど、今思えば、あの頃は全てが初めてで、有名人になるっていうことを初めて経験していたんだと思う」。

今やスーパースター・ラッパーとなったエミネムは、シャイだった思春期に、故郷デトロイトでヒップ・ホップと繋がるきっかけになったエピソードなどを振り返った。「音楽が俺に呼びかけてきたんだ。とにかく新鮮で、爽快で、力が漲るようだったよ。それが何なのかよくわからないけど、子供だった自分に語りかけてきたんだ。なんとしてもLL COOL JやRun-D.M.C.のようになりたかったんだ」。

Written By Tim Peacock



エミネム『Kamikaze

   

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