ジミ・ヘンドリックスがモンタレー・ポップ・フェスティバルで使用したストラトがオークションに出品

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2017年6月17日に、ジミ・ヘンドリックスが、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスでの歴史的な1967年のモンタレー・ポップ・フェスティバルのセットで使用したブラック・ペッパー・フェンダー・ストラトキャスターがオークションに出品されることが明らかになった。

よく知られている通り、ジミ・ヘンドリックスはその日の夜のセットで火をつけた(文字通りに)、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスがアンコールでトロッグスのカヴァー「Wild Thing」を演奏しているときに、彼のギターに火をつけたのだ。しかし、正反対の噂はあるものの、ギターはバンドのパフォーマンスに先駆けて、ジミ・ヘンドリックスが自ら装飾を施した安いものに変えられていた。

このたび競売にかけられる黒と白のギターは、ジミ・ヘンドリックスがモンタレーで「Foxy Lady」、「The Wind Cries Mary」、「Hey Joe」らのパフォーマンスに使用したものである。彼はその後、燃やす前に、安いギターと変えたといわれている。

イギリスの個人収集家がジミ・ヘンドリックスのブラック・ペッパー・ギターと信じているものが、売りに出され、1967年6月16日~18日にカリフォルニアで行われるモンタレー・フェスティバルの50周年を記念し、その意義ある日にオークションにかけられることになったのだ。

カリフォルニア、ロサンゼルスのヘリテージ・オークションは6月17日より入札を開始させる。最低落札価格は、$500,000(約5,555万円)を予定しているが、オークション主催者は最終落札価格は$750,000(約8,333万円)に届くだろうといわれている。世評によるとギターは左利き用で彼のベルトのひっかき傷がついている。

ビヴァリーヒルズのオークション・ハウスは最大の収集品を誇るオークション主催者であり、世界で3番目に大きいオークション・ハウスである。オークションとは別に、ファイン・アート、コインやお札、稀少コミックなど幅広い世界中の収集品の鑑定も行っている。また、ロックにまつわる品の競売で成功をおさめ、よく知られており、最近では、エリック・クラプトンが持っていたフェンダー・ストラトキャスター・サンバードや、マイク・ブルームフィールドの所有していたフェンダー・テレキャスターなどを売買した。


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