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エルトン・ジョンが“ロックの殿堂”入り式典でニュー・アルバムの発売を予告

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11月 8, 2023

Elton John - Photo: Jeff Kravitz/FilmMagic

現地時間2023年11月3日（金）、NYブルックリンのバークレイズ・センターで行われた“ロックの殿堂”入り式典にて、長年のコラボレーターであるバーニー・トーピンの紹介役を務めたエルトン・ジョン（Elton John）が、ニュー・アルバムのリリースを予告した。同式典でのスピーチの中で彼はこう述べている。

「皆さんをあっと言わせるようなアルバムをロサンゼルスで完成させたばかりです。本当に素晴らしい、若さと活気に満ちた作品に仕上がっています。私たちは56年間も共作してきて、今素晴らしい関係性を築いています」

.@eltonofficial‘s music + #BernieTaupin‘s lyrics = simply a masterpiece. Watch Elton’s poignant performance of “Tiny Dancer” in honor of his musical partner, Bernie.
Stream #RockHall2023 NOW on @DisneyPlus. pic.twitter.com/Wsh879gwut

— Rock Hall (@rockhall) November 4, 2023

今年の式典では、「パフォーマー部門」のシェリル・クロウ、ミッシー・エリオット、チャカ・カーン、ウィリー・ネルソン、ケイト・ブッシュ、故ジョージ・マイケル、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ザ・スピナーズに加え、DJクール・ハークとリンク・レイが「ミュージカル・インフルエンス賞」で、チャカ・カーン、バーニー・トーピン、アル・クーパーが「ミュージカル・エクセレンス賞」でそれぞれ殿堂入りを果たしている。

今年新たに殿堂入りしたアーティストのうち、シェリル・クロウ、ミッシー・エリオット、チャカ・カーン、ウィリー・ネルソンが同式典のステージにてパフォーマンスを披露し、さらに「Tiny Dancer」を披露したエルトン・ジョンの他、ブランディ・カーライル、デイヴ・マシューズ、H.E.R.、クリス・ステイプルトン、セイント・ヴィンセント、ニュー・エディション、スティーヴィー・ニックス、アダム・レヴィーン、キャリー・アンダーウッド、コモン、アイス-T、LL・クール・J、ミゲル、クイーン・ラティファ、シーアらがゲスト・パフォーマーとして登場した。

その他の関連ニュースとして、米音楽メディアStereogumは、エルトン・ジョンが、1973年の名盤『Goodbye Yellow Brick Road』の発売50周年を記念したマーマイト（ビールの酒粕を主原料とした酵母エキス）の限定瓶をリリースしたことを報じている。イギリスのスーパーマーケット“セインズベリー”で購入可能で、収益はエルトン・ジョン・エイズ基金に寄付される。

今年6月、エルトンは、初出演したグラストンベリー・フェスティバルの最終日でヘッドライナーを務め、自身のフェアウェル・ツアー“Farewell Yellow Brick Road”での最後のイギリス公演となったこの日のステージで“52年間にわたる素晴らしい愛と忠誠心”に対し、イギリスのファンに感謝を伝えた。

「ワオ、グラストンベリーで演奏するなんて思ってもみなかったよ。イギリスでの最後のショーになるかもしれないから、いい演奏をして皆さんを楽しませないといけないね」

現地にいた観客、そしてBBCの生中継を観ていた何百万人もの視聴者が、ライヴ音楽の歴史において最も長いキャリアを誇る偉大なアーティストの崇高な結末を目に焼き付けた。この日の2時間の及ぶパフォーマンスは、エルトンにとってイギリスでの最後のコンサートになると広く伝えられていたが、彼は今後のライブ出演の可能性も否定していない。

Glastonbury: Spectacular fireworks bring close to Elton John's final UK performance

Written By Will Schube