Def Jam South Asiaのラッパー6人がオリヴィア・ロドリゴの大ヒット曲のHIP HOP REMIXを公開

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Photo Credit: Youtube/Def Jam SEA

Def Jam South Asiaが契約した東南アジア出身の6人のアーティストが、オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)の大ヒット・シングル「drivers license」のヒップホップ・リミックスを公開した。

シンガーソングライター兼ラッパー、ソナワン(SonaOne)がプロデュースを手掛ける同トラックには、フィリピン出身のファティーハ(Fateeha)、ドンウィルソン(DonWilson)、サイ(SCYE)、マレーシア出身のシャ(SYA)、タイ出身のプラダ(Pradaa)、インドネシア出身のベン・ウトモ(Ben Utomo)という6人のラッパーが参加している。

この「drivers license」リミックスは、各アーティストが独自にアレンジした歌詞と共にレコーディングしたカヴァー音源とオリジナル・トラックを融合させたもので、アレックス・ゴー編集によるミュージック・ビデオも公開された。

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同リミックスのサビ部分では、ファティーハとドンウィルソンがオリジナルの歌詞に独創的な解釈と視点を加えてこう歌っている。

“And I know we weren’t perfect, but I’ve never felt this way for no one / And I don’t understand why you can’t face the fact that you and I are done / Guess you didn’t mean what you wrote in that song about me / Now I let go our forever, as you drive alone past my street.”

「私たちが完璧じゃなかったことはわかっていたけど、誰かにこんな気持ちを抱いたのは初めてなの/それにあなたと私が終わったという事実に、何故あなたが向き合うことができないのかがわからない/ 私のことを歌ったあの歌は、本当の気持ちじゃなかったんだね/あなたが私の家の前をひとり車で走り過ぎるとき、私は永遠を手放すの」

ベン・ウトロはインドネシア語と英語を織り交ぜている一方で、サイは自身のパートを全編フィリピン語(タガログ語)で歌う。サイとプラダにとって、このリミックスが、東南アジアのアーティストとの初のコラボレーション作品となった。

それぞれのアーティストが、オリヴィア・ロドリゴが失恋について歌う「drivers license」の映画のような展開はそのままに、曲の本質を独自の表現方法で捉えることに成功している。

今年1月にリリースされた「drivers license」は、全米シングル・チャートで8週にわたって1位を獲得し、様々なプラットフォームのチャート記録を更新するなど、瞬く間に2021年初の大ヒット曲となった。

先日オリヴィア・ロドリゴは、このデビュー曲に続く最新シングル「deja vu」 をリリース。この新曲は最新の全米シングルチャートでは「drivers license」の5位に続く8位にランクインし、デビューシングルから2曲続いて同チャート初登場TOP10入りを果たした史上初のアーティストとなった。

またこの2曲のシングルは、5月21日にGeffen Recordsから発売される彼女のデビュー・アルバムに収録される。アルバムのタイトルはまだ未定だが、リリースに向けて、彼女自身の意気込みも、世間の期待もますます高まるばかりだ。

Written By Larisha Paul



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