テイラー・スウィフト、女性の全米アルバム・チャート累計1位獲得週の記録を33年ぶりに更新

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Photo: ACMA2020/Getty Images

テイラー・スウィフト (Taylor Swift)が、女性アーティストとして全米アルバム・チャートにおける累計1位獲得週の新記録を樹立した。

彼女の最新アルバム『folklore』は、リリースから9週目にして87,000枚のセールスを突破し、今週の全米アルバム・チャートで首位に返り咲いた。これによって、テイラー・スウィフトは累計47週1位を獲得したこととなり、ホイットニー・ヒューストンが1987年に2作目のスタジオ・アルバム『Whitney』から保持していた女性アーティスト最多全米1位獲得の記録(現時点での累計46週)を超え、女性アーティストの最多1位記録を樹立した。

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男性アーティストを含む史上最多1位記録としては、ザ・ビートルズの132週、エルヴィス・プレスリーの67週、ガース・ブルックスの52週、マイケル・ジャクソンの51週に続く5番目の記録となる。

アルバム『folklore』は今年7月にサプライズ・リリースされ、「驚くべきインディー・フォークの大革命」と4つ星レビューで今作での音楽的転換を評価し、ボン・イヴェールやザ・ナショナルのアーロン・デスナー とのコラボレーションを称賛したNMEをはじめ、批評家たちから広く絶賛されていた。

テイラー・スウィフトは今月初め、テネシー州ナッシュビルで開催された<第55回 アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワード(ACM)>に7年ぶりの出演を果たし、ナッシュビルの伝説的なグランド・オール・オプリのステージで、今作の収録曲でファン人気の高い「betty」をアコースティック・ギターとハーモニカで披露した。同授賞式からのライヴ音源は単曲として配信され、彼女が最新アルバム『folklore』の収録曲をテーマ別にまとめ、プレイリストとして公開していく新作に連動したシリーズの新チャプター「folklore: the yeah I showed up at your party chapter」にも収録されている。

テイラー・スウィフトのニュー・アルバム『folklore』は、今月初め、4年ぶりに全米アルバム・チャートで6週連続1位を獲得し、2016年に13週連続1位を達成したドレイクの『Views』以来、最長の連続首位記録となっていた。

Written By Tim Peacock



テイラー・スウィフト『folklore』
2020年7月24日発売 / 国内盤CD 8月7日発売
CD / iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music




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