デヴィッド・バーン、ブライアン・イーノと共に新作を制作中

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トーキング・ヘッズのフロントマン、デヴィッド・バーンが、ブライアン・イーノと再度コラボレーションを行うことを明らかにした。

reddit.comのQ&Aインタビューで、デヴィッド・バーンが、ブライアン・イーノやワンオートリックス・ポイント・ネヴァーことダニエル・ロパティン等と新たな音楽を制作していること、新作が目下制作中であることを認めた。

インタビュー内で、デヴィッド・バーンは予定されているアルバムについて語っており、現在アルバムを完成させようとしているところで、来年初頭のリリースを予定しているそうだ。また、ツアーのプランも考えていることを明かした。

「先週はダニエル・ロパティンが送ってくれたトラックに、メロディと歌詞を載せたんだ、状況に応じて変えていくんだよ」と彼はソングライティングの過程に関して語った。「 歌詞は、書いているというのが露骨ではない時に書くのがベストだね、その方が自然に思い浮かんでくるんだよ」。

ブライアン・イーノともっと音楽を制作するかと聞かれたときは、デヴィッド・バーンは、「いま制作中の作品に関して、ブライアンはものすごく僕を助けてくれたよ」と答えた。

将来的にトーキング・ヘッズとしての作品がリリースされる可能性があるのかについての質問には、「アウトテイクはいくつかあるね、だけど井戸はもう枯れたんだよ」と答えた。

トーキング・ヘッズのフロントマンは、2017年は、アーティストにとってオーディエンスとのつながりを感じたり、影響を与えるのが難しい時代だと感じるかという質問に対しては、下記のように答えている。「感動を与え、影響を与えることのできるミュージシャンが今日も数多く出現していると思うよ。昔と比べて、どうやって彼らが発掘され、どうやって経済的に生き残るかが違えどもね。そして、やはり影響力はまだまだ残り続けていると思う。人々が昔と同じ方法で音楽を聴いているかは定かではないよ、一般的に僕らの世代はそういう接触から抜けつつあるけどね、だけど、一方でそうし続けている人もいる」。

デヴィッド・バーンとブライアン・イーノは際立ったコラボレーションの歴史がある。ブライアン・イーノは、トーキング・ヘッズのポスト・パンクの名作『More Songs About Buildings And Food(邦題:モア・ソングス)』、『Fear Of Music』、『Remain In Light』をプロデュースしており、また1981年には、デヴィッド・バーンとブライアン・イーノの共作アルバム『My Life In The Bush Of Ghosts』もリリースされている。このアルバムは、画期的なアナログ・サンプリングや、音作りで高い評価を受けた。この2人は、最近では、2008年にリリースされた、デヴィッド・バーンの8作目のアルバム『Everything That Happens Will Happen』のために、共同作業を行っている。

Written by Tim Peacock


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