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マイクロディズニーやファティマ・マンションズで活躍したカハル・コクランが逝去。その功績を辿る

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Cathal Coughlan - Photo: Amy T. Zielinski/Redferns

インディー・バンド、ファティマ・マンションズ(Fatima Mansions)やマイクロディズニー(Microdisney)のフロントマンとして活躍したカハル・コクラン(Catal Coughlan)が61歳で逝去した。

この訃報は、彼の家族によって、「コクランが長い闘病生活の末、病院で安らかに息を引き取りました」と伝えられた。

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Town To Town

その生涯

アイルランド南部のコークに生まれたカハル・コクランは、1980年にギタリストのショーン・オヘイガンと共にマイクロディズニーを結成し、1983年に活動の拠点をロンドンへと移した。

カハル・コクランが書く強烈な歌詞とショーン・オヘイガンの美しいメロディーのコントラストは、すぐに独自の音楽性として彼らの存在感を際立たせ、その後バンドは、異なるインディー・レーベルから発表した『Everything Is Fantastic』やインディー・チャートの首位を飾った『The Clock Comes Down The Stairs』などの高い評価を得た初期作品を経て、ヴァージン・レコードと契約を結び、レニー・ケイがプロデュースを手掛けた『Crooked Mile』と『39 Minutes』という2作のアルバムをリリースした。

全英TOP40に迫ったシングル「Town to Town」など、メインストリームでの成功を経験し、UKとアイルランドのインディー・シーンで賞賛されたヴァージン・レコード時代には、ジョン・ピールが司会を務めたBBCラジオ1の番組“ピール・セッションズ”にも出演し、多くのライヴ録音を残している。後にカハル・コクランは当時をこう振り返っている。

「私はおそらく、ポピュラー音楽が文化的な流動性への容易な道であり、当時の私のような散漫な注意力と“より広い視野”での学習に対する許容の狭さを持つ人間でも、創造性に富んだ人生を送ることができるものだと考えていたのでしょう」

Singer's Hampstead Home

 

ファティマ・マンションズ

1988年にマイクロディズニーが解散すると、カハル・コクランはファティマ・マンションズを結成。パンキッシュな激しいロック・サウンドからユーロポップ、ロマンチックなバラードまで幅広い音楽性を兼ね備え、カハル・コクランの激しく張り裂けんばかりのヴォーカル・ワークが賞賛されたファティマ・マンションズのアルバム『Valhalla Avenue』、『Lost In The Former West』は再発見されるべき作品と言える。

Valhalla Avenue

後にカハル・コクランは、マイクロディズニー解散時の心境について「アウトローのメンタリティ」と表現し、こう述べていた。

「うまくいっていたバンドから転落した経験はかなり不安で、私はアルコールとカフェインでなんとか生きながらえていたよ」

ファティマ・マンションズは、1992年の“Zoo TV”ツアーでU2のサポート・アクトを務め、同年、マニック・ストリート・プリーチャーズによる人気TVシリーズ『マッシュ』の主題歌「Suicide Is Painless」のカヴァーとの両A面シングルとしてリリースしたブライアン・アダムスの「(Everything I Do) I Do It for You」の不気味なトリップホップ・カヴァーが全英TOP10入りするヒットを記録。

Fatima Mansions Everything I Do(i do it for you)

ファティマ・マンションズの最後のレコーディングは1994年に行われた。カハル・コクランはその後もコメディアンのショーン・ヒューズとのデュオ“Bubonique”で活動した他、2021年の『Song of Co-Aklan』を含む、一連のソロ・アルバムを発表。2018年には、マイクロディズニーが一時的に再結成を果たし、地元コークやダブリン、ロンドンのバービカンでコンサートを開催し、好評を博した。

今年初めにリリースしたU2のプロデューサー、ジャックナイフ・リーとのデュオ“Telefís”のデビュー・アルバム『a hAon』が彼の最後のスタジオ作品となり、同アルバムは「過去から未来へ向かうコンセプチュアルなエレクトロファンクの旅」と評され、批評家たちから温かく迎えられた。

Telefís – We Need

彼の訃報を受けて、多くのミュージシャンが追悼を捧げている。ハイコンセプト・プロジェクト“The North Sea Scrolls”でカハル・コクランと共作したミュージシャンのルーク・ヘインズは、自身のツイッターで「今は言葉もない。ただ、悲しみと怒りしかない」とその胸の内を表現し、ザ・シャーラタンズのフロントマン、ティム・バージェスは、「彼の素晴らしい歌はこれからも残ります。大音量で演奏して、彼を偲びましょう」と述べている。

Written Tim Peacock



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