ブライアン・メイ『Another World』復刻版発売記念で語る、自分の曲についての“解釈”とは?

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Brian May - Photo: Sally Avery-Frost

クイーンのブライアン・メイ(Brian May)のソロ・アルバム『Another World』の復刻版が2022年4月22日にリリースされることを記念して、スペイン領テネリフェ島で撮影されたYouTubeの独占インタビュー・シリーズ第2話が公開された。この最新インタビューの中で、彼は、自分の作品が人々に様々なかたちで解釈されることへの喜びについて語っている。

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「曲作りの過程では、そこに自分の身を置くことから逃れられないと思うし、自分がやっていることさえわからなくなることもある。それが意識的なのか無意識なのかもわからない。曲の中にいろんな要素が盛り込まれていって、何年も経ってから、人々に何らかの繋がりや意味を指摘されることもある。そして、“ああ、そうだ、それがあったんだ”と思うんです」

「それこそが“喜び”だと思う。それが、人を繋げる音楽の素晴らしさだと思います。作者の心の中にあったものと繋がるだけでなく、リスナーとも繋がり、リスナーはそれを自分の人生の一部にしていく」

「そして、そんなコミュニケーションがあるからこそ、尊いものとなるんだ。良い歌、良い詩、良い絵は、あなたとアーティストを繋いでくれる。そして、自分自身の感情をより深く理解するためのきっかけとなる何かを示唆してくれる。それが、私にとっての歌の大切な側面なんです。そして、フレディが‘Bohemian Rhapsody’が何についての曲なのかを教えてくれなかったのは、私にとって喜びでもある。それが何なのか、みんながそれぞれの考えを持っていることが素晴らしいことであり、尊いことなんだ」

「今は自分の曲について説明しないように努めているんだけど、たまにやってしまうんです。面白いのは、説明する度にその内容が違うこと、それは紛れもなくいろんな要素が盛り込まれているからなんです。そして、“Another World”は沢山のことについて歌っている。いろいろなことについてね」

「とても良いことや楽しいこともあれば、とても辛かったこともある。それを思い出して未だにとても辛い気持ちにもなるし、このアルバムを再リリースするまでに道のりは、私にとって大きな出来事で、自分の中の様々なものを呼び起こし、それによっておそらく自分の歴史と現在の自分を少しは理解できるようになったと思っていますね」

「私は、自分のことをいつまでも災難に見舞われている人間だと思い込んでいることに気付きました。それが私の本質であり、良い洞察だとも思ってます。もし自分がそれを知り、理解すれば、それに対処して、今までのような惨めな野郎でなくなることを始められる。だから、それは私にとって良いことなんじゃないかな」

Written By Tim Peacock



ブライアン・メイ『Another World』

2022年4月22日発売
国内盤2CD / 国内盤1CDiTunes Store / Apple MusicAmazon Music /


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